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2勝の井納を抹消しピープルズと上茶谷が先発

21日のハマスタでのヤクルト戦の予告先発が発表され、DeNAはピープルズ、ヤクルトが原となった。先週は大貫が先発して8回2失点の好投。先発ローテ入りを掴んだのだが、木曜に回るようだ。オースティンが登録を外れても出番のなかったピープルズがここで先発となる。

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オースティン次第ではラストチャンス

13日に右手の腫れで登録抹消となったオースティンだが、その後の状況は情報なし。最短の10日で戻れるのであれば、23日に登録は可能だが、ファームの試合に出場するのだろうか。腫れにしても打撲なのか、骨折なのかも明確ではなく、程度も不明。ラミレス監督の重症でないというのは、ほとんど当てにならない。

ピープルズはそうした中、2週間半ぶりの先発となる。開幕第2戦は好投を見せたが、翌週の阪神戦で5失点。その後、なかなかチャンスがもらえなかった。中川を早い回に代えるような使い方をしながら、ピープルズは上げて来ないという理解に苦しむ運用をしているが、オースティンが戻ってくる前にアピールしておきたいところだ。

そして、開幕直前に右ひじの炎症で出遅れていた上茶谷が今季初登板となる。金曜の広島戦になる見込みだ。ファームでは4試合に投げ、16イニングで20三振、防御率1.69を残してきた。16日の登板ではストレート、変化球ともにまずまずの状態だったと思う。大卒2年目なので無理せずに投げてもらいたいと思う。

この2人が悪いわけではないが、2勝を挙げており、17日は強い雨の中で6回2失点のQSで投げ切った井納が登録抹消になってまで上げなければならないのか。大貫がまさかの投球をしたことが番狂わせになっているのかも知れないが、納得はできない起用。その上「井納は元来、間隔を空けた方が良い投球をする」という言い訳をされているのだから、フラストレーションも溜まることだろう。

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クローザーの変更はあるのか

月曜一日考えた結果、山崎をクローザーから降格させるのかどうか分からないが、日曜にあんな形で降ろしておいて、このまま頼むというのも微妙。パットンか三嶋が代役になるのだろう。そうなれば、エスコバーも含めてリリーフ2人はベンチから外せない。ロペスがこのまま復調しオースティンが戻って来れば、再び悩ましい外国人枠になってくるが、ピープルズを使い続けるのも難しくなる。

パットンも、特にスライダーのコントロールがまだ出来ていないし、安定感はない。三嶋も同様。エスコバーはストレートの走りは戻ったが、コントロールに不安があり、それこそ四球から走られて、という場面が増えそうだ。国吉も日曜の試合で使いづらくしてしまった。日曜の山崎のボールを見る限り、もう少しそのまま様子を見たい気がする。

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打線の得点力不足は

月曜は、さまざまなメディアでラミレス監督の采配について批判的な論調が相次いだ。昨日の投稿でも書いた通り、バントしないことにブレずにやって行くというのなら、それはそれでいいと思う。結果が出なければ退くだけ。ただ、変な言い訳をしているところが印象を悪くする。権藤さんみたいに私はバントしませんって言った方が良い。ただ、権藤さんも投手にはバントさせていたが。

連打やランナーを置いてのホームランを待つだけなので、偶然それが発生すれば得点が取れるだろう。ヤクルトは原樹里が今季初先発。ファームでも3試合で0勝2敗、14イニングで防御率4.50と準備万端とは言えないが、石川の登録抹消で出番が回ってきた。松葉にも抑え込まれた打線なので、なかなか厳しい戦いになりそうだ。

ヤクルトは、イノーア、高橋と続いて来そうで、特に高橋には昨年以前もけっこう抑えられている印象なので、楽に投げさせないようにしたいのだが、今週も併殺打を何度見ることか。広島は、順番通りであれば大瀬良、床田、遠藤ということになりそう。このあたりでオースティンが戻っていればという思いはあるが、どうだろうか。

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新キャプテンは重圧との戦い

5連敗中という事実以上に、伊藤光の件、山崎の件と外側からはいろいろな問題が発生しているように見える。そうした中で、佐野自身もヒットは出ているものの4番としての仕事、そしてホームランに葛藤している。当ブログでも土曜の試合を現地で観て、佐野に苦言を書かせてもらったが、その胸中を公式サイトの「FOR REAL -in progress」で語っている。

非常に苦しいはずだが、良い経験でもあるはず。昨年の10連敗の中で、キャプテン筒香がどう抗ったのか、その様子を間近で見ていることは財産になるはずだ。筒香と同じになる必要はない。佐野は佐野のやり方でこのチームをまとめて行けばいい。コロナ禍で、なかなか全員顔を合わせてのミーティング、それこそ肩を組んだり全員でガッツポーズの練習をしたりすることも難しい。ただ、何かあるはずだ。それを模索して欲しい。

困った時は原点に帰る。みんなで決めた言葉があるではないか。「心をひとつに~BECAUSE WE ARE FAMILY.」

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