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連日1点が届かず 前半の乱戦一転、リリーフ崩せず

10/02 読売5-4横浜DeNA(東京ドーム)

予告先発が発表されていた読売の山口がアクシデントで、急遽先発が畠に代わったが、そこを突いて勝つことはできなかった。京山が亀井のソロなどで2点を先行されたが、3回に佐野の2点タイムリーで同点。しかし、その裏京山が坂本のタイムリーなどで勝ち越しを許して降板。4回にDeNAが戸柱のタイムリーなどで再び同点に追い付くが、5回に櫻井が坂本に犠飛で勝ち越しを許した。それ以降はリリーフが読売打線を1安打に抑えたが、打線がチャンスを生かせず連日の1点差負け。

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ポジ

戸柱が今季初の3安打。最近、京山は山本とバッテリーを組むことが多かったが、前日にホームクロスプレーで亀井と交錯したことが影響したのか、山本ではなく戸柱がスタメン起用された。京山の出来が良くなかったのでバッテリーとしては結果が出なかったが、その分バットで結果を残した。

最初の打席で、畠からチーム初ヒットを放つと、4回には2アウト3塁から高木の甘く入ったボールをライト前への同点タイムリー。6回には高梨のスライダーをライト前に運んだ。左腕から2本打ったことも価値がある。1割台に低迷していた打率が.220と少し改善した。他のキャッチャーとの差別化は左打者ということもあり、バッティングが重要な要素。シーズン最終盤ではあるが、脳震盪で登録を外れた伊藤光や交錯があった山本が出場しない間にアピールし、良い形でシーズンを終えたい。

京山がコントロールが定まらず3回途中で降板となったが、リリーフ陣がその後を1安打に抑えた。2番手の櫻井は1アウト満塁で亀井という厳しい場面で登板。セカンドゴロの間に1点の追加を許したが、大城を打ち取って切り抜けた。4回は自らもヒットを放ち、同点になった直後を三者凡退に抑えた。しかし、5回にコントロールを乱して連続四球と暴投でノーアウト1、3塁として降板。結果的に負け投手となったが、良く投げたと思う。

三上は、坂本に犠牲フライを許したが、後続は断って最少失点で切り抜けた。そして、4番手のピープルズが若林にヒットは許したが、2イニングで3三振を奪った。現状、リリーフに回っているが、短いイニングだとパワーピッチャーとして力で押す投球ができるので、こうした使い方もアリかも知れない。平田は先頭を歩かせたが、戸柱が盗塁を刺し、3人で片付けた。

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ヤジ

京山は、立ち上がりからストライクとボールがはっきりしており、ボールが先行して甘い球を打たれるというパターンだった。以前もそうだったが、いつも調子が良いということはありえないので、悪い時にどれくらい試合を作るかが重要。ダメな日は序盤でノックアウトされるというようでは、年間を通してローテーションを守れない。

チーム全体が苦手にしている亀井に、3-1と苦しくしてしまい、真ん中付近のカットボールをライトのポールを直撃するホームラン。同点としてもらった3回は、先頭の北村にアウトサイド低めのストレートを巧くライト前へ運ばれた。球威ももう一つだったかもしれない。松原にもストレート3球で一番甘い球をレフト前へ弾き返された。若林がバントを失敗してくれたが、坂本に3-1とまたボールが先行。ここでスプリットを選択したが、ボールゾーンには投げ切れず、レフト線の二塁打で勝ち越しを許した。

1アウト2、3塁で岡本とは勝負しきれずに歩かせた。満塁となったところで櫻井に交代。2回1/3で4失点では後続の投手にも負担がかかるし、急遽先発の畠より先に降りているようでは困る。本人も自覚しているとは思うが、悪い時にいかにゲームを作るか。それを課題として持って、残り試合そして来年に向けて取り組んでもらいたい。良い時に素晴らしい投球ができることは分かっているので、そこを期待したい。

打線は二度追い付いたが、逆転までは至らなかった。5回に勝ち越しを許した後もチャンスがあったが、一本が出ず、1点差負け。特に6回は1アウト1、2塁のチャンスだったが、代打の大和が初球のストレートに詰まってサードゴロ併殺打。ストレートを狙っていたのなら、高めに来たボールなので打ちに行くのは問題ないが、何とか後ろに繋いで欲しかったところ。

8回は神里が出塁し、盗塁を仕掛けたが、小林が素晴らしい送球で悠々アウト。変化球でこのタイミングなので、単独スチールを仕掛けられる相手ではなかったように思う。続く柴田は記録が二塁打になったが、ランナーがいれば丸も飛び込まなかったと思うので、1、2塁になっただけだろう。だが、少しチグハグな攻撃になってしまった。結局は、ホームラン頼みになってしまう。

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キジ

読売は予告先発として発表されていた山口が、右肘の違和感ということで、試合前に急遽、先発が畠に変更された。昨日も書いたように山口は後半戦未勝利で連敗が続き、状態も良くなかった。DeNA戦の相性と現状の調子を考えると畠の方が苦戦しそうな感じはあった。何とか3回に2点を奪ったが、そのアクシデントを突いて勝つことはできなかった。7人の投手リレーに対し、後半は得点が奪えなかった。

前日、センターの守備で左手の突き指を負った桑原が、この日はスタメンを外れた。代打で結果を残し続けていた楠本がスタメンのチャンスを得て、3回に二塁打を放ち、チームの同点劇に貢献した。なかなかスタメンで結果を残せていなかったので、彼にとっては大きな一本だっただろう。オースティン、佐野、桑原の誰かを外さなければスタメンで使えないのだが、こうしたケガの場合はもちろん、休養という意味でも楠本を使うことは考えるべきだろう。オースティンはオリンピックにも出場しており、長いシーズンとなって疲れも溜まっていると思う。4番なので外すのが難しいが、それも考えるべきだろう。

連敗で今季の読売戦は負け越しが決まった。昨年は最後6連勝で五分に持ち込んだ。今年もスターナイトを挟んで5連勝していたが、前回の東京ドームでの逆転サヨナラから3連敗となり、流れが変わってしまった感じだ。それでも残り3試合、1つでも多く勝って詰めて行きたい。今永が先発する日曜は勝って今週を締めたいところだ。中4日で登板して来る戸郷を捉え、今永を援護して欲しい。

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