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2021ファイナルセレモニー 前代未聞の対戦相手の胴上げ待ち

10月26日、横浜DeNAベイスターズは横浜スタジアムでの最終戦を迎えた。対戦相手となるヤクルトのマジックは2。15分後の18時に開始する甲子園で、マジック対象チームの阪神が中日に敗れ、DeNAもヤクルトに敗れるとハマスタでの胴上げとなってしまう状況。甲子園の試合の行方も気になりつつという試合になった。

試合そのものの内容は、既に前日の投稿で書いているので、そちらを参照いただきたい。この投稿では写真を中心に当日を振り返る観戦記パートになっている。

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試合開始前の様子

16時半過ぎ、開門したハマスタに到着した。今季最後のハマスタということで、平日にも関わらず自分も含めて早くから人が集まり始めていた。そして、ヤクルトファンはこの日にも胴上げということで、いろいろな手段でチケットを確保したのだろう。いつもよりも緑色が目立っていた。

この日は、コロナ禍で1席間隔に制限された内野席、外野席に加えて、技術実証である「みらいチケット」がBAY SIDE、STAR SIDEのウィング席でそれぞれ販売されていた。いずれも新型コロナウィルスのワクチンを2回接種済であるか、3日以内にPCR検査を受けて陰性であることを証明して入場する必要がある。BAY SIDEのウィング席は、座席の間隔を空けずに販売された。そして、STAR SIDEのウィング席は、1席間隔だが、飲酒が可能でアルコールの販売も行われた。

その為、従来はSTAR SIDEのウィングの入口からも内野スタンドに入れるが、この日はみらいチケット専用になっていた。三塁側のスロープは、みらいチケットでない通常の座席専用の入口となる。みらいチケットの入口では、ワクチン接種やPCR検査の証明を確認するため、外野のインフォメーションセンター付近から入る形になっていた。

管理人は今回、浜銀ボックスシートだったので、三塁側のスロープから入場。外野の2階のデッキを歩いて、ぐるりと一周できるようになっていたので、今季最後のハマスタをいろいろと見て回った。

内野のSTAR SIDEの一番端にあたる25通路の横、STAR SIDEのウィング席と接する部分は、柵で仕切られてウィング席のみらいシートのエリアとは往来ができないようになっていた。

人通りが少なく、誰もいない外野のペデストリアンデッキ。移転した旧横浜市庁舎の後ろに、建設中の関東学院大学関内キャンパスが見える。映っている市庁舎のハマスタ寄りの建物は星野リゾートが、現状を生かしつつホテルに模様替えする予定。

コロナ禍で、昨年から開く機会がなかったと思われるDREAM GATE STAND。来季こそ、ここからグラウンドが見渡せる解放感を味わうことができるか。

BAY SIDEのウィング席に到達。ここもみらいチケットと通常席が分断されていた。通常席の場合は、右側の細い部分を通って、BAY SIDEの内野席の方で通り抜けることができる。

ウィング席とクロスしてしまう地点にはクルーがいて、交通整理をしていた。技術実証なので、このあたりのオペレーションも確認ということになるのだろう。

座席に到着。最終戦ということで、少し贅沢をしてSTAR SIDEの浜銀ボックスシート。

グラウンドではベイスターズのシートノック中。

みらいチケットのSTAR SIDEウィング席では、売り子によるビールの販売が行われていた。17時過ぎだが、早くもハマスタで飲むビールを味わう人が多数。久しぶりに戻って来た光景だ。

グラウンドでは、みらいチケットの観客を対象に参加型のイベントが行われていた。試合前は、グラウンドでのキャッチボール。これも2019年以前は行われていたものだが、かなり久々に戻って来たイベント。このほか、試合前のスピードガンコンテスト、ドッカーン!Fly Catchといったお馴染みのイベントも開催された。こうしたイベントの部分も技術実証を通して、来季の運営へ繋げて行くのだろう。

試合前、アップする村上、サンタナ、オスナとファンサービスのDBスターマン。ネットがあるのでもともと触れ合いとは行かないが、エキサイティングシートの観客は試合後にグラウンドに入れるので、そのあたりの特権も来季は復活できるだろうか。

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試合中の様子

試合内容に関しては冒頭に書いた通り、昨日の投稿で書いているので多くは触れず、一部の写真で振り返り。

初回、森が二塁打を放ってファンを喜ばせた。オールスター前は1軍に上がって活躍を見せたが、エキシビションマッチから9月くらいまでは本当に苦しんだ。ようやく2試合マルチヒットが続いたが、まだ何とか逆方向に打っているという感じで、しっかりと捉えた当たりは少ない。来季に向けてバッティングの力を付けて欲しい。

初回にタイムリー二塁打を放った牧は、2打席目、3打席目も二塁打を放ち、長嶋茂雄氏の新人二塁打記録を更新した。高橋の低めのチェンジアップを拾った一打は、見事だった。二塁は間一髪のタイミングだったが、リクエストでも判定は覆らず記録達成となった。

全試合出場で来ていた宮崎は、ここ数試合スタメンを外れて欠場していた。おそらく、自身2年連続4回目となる3割の確保を監督が配慮しての起用と思われる。6回2アウト1、3塁というチャンスに代打で登場。これがハマスタでは最後のベイスターズの宮崎とならないことを祈りつつ、思わず撮影。

結果は見逃し三振。リリーフでの起用もあってか、高橋のストレートの走りが非常に良かった。3球続けてだったので、宮崎クラスだったらカットして欲しかったが仕方ない。これで519-156で.301となり、あと1打席凡退でもちょうど.300となる。マツダでも代打で打席に立つのだろうか。

試合も後半に入り、仕事帰りの方々も続々と到着。BAY SIDEのウィング席は、みらいチケットで座席の間隔を空けずに販売。下の外野指定席、内野C指定席はこれまで通り1席ずつ間隔を空けての販売。やはり密度としてはかなり異なる。

9回裏、2アウト2、3塁で佐野。ベイスターズファンの誰もが満塁で牧に繋いで欲しいと願っていたはずだ。フルカウントまで行ったが、結果は残念ながらサードファウルフライで試合終了。

ハマスタ最終戦で勝利はならず、整列して一礼するベイスターズのメンバー。

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試合後の様子

ハマスタの試合が終わったのが21:04頃。ヤクルトの勝利でマジックは1となり、この時点では優勝は決定せず、甲子園の結果待ちとなる。甲子園はまだ9回表に入ったところ。このタイミングなので、先に最終戦セレモニーを行ってから、ヤクルトが優勝していれば胴上げなどをじっくりしてもらえば良いと思っていた。

ところが、すぐにウグイス嬢のアナウンスと共に、スコアボードで甲子園の試合が流され、試合終了まで最終戦セレモニーに待つことになった。昨日の投稿にも書いた通りだが、ビジターファンも客だし、今年のプロ野球の優勝が決まる瞬間で、ベイスターズにとって関係ないとは言えない。実際、ベイスターズファンでも気になる人はいただろう。

ただ、この最終戦に多くのベイスターズファンが集まった理由を考えて欲しい。ヤクルトファンもそれなりの数が入っていたが、大半の人が何を待っていたのか。最終セレモニーの方が時間がかかるし、それが全部終わってから胴上げだと、例えばニュース映像を撮る報道関係も待たされるし、祝勝会への移動も遅れるということだろう。観客よりもそういったことが優先されての順番。試合前から段取りは決めてあったとは思うが、ファンをおろそかにしたと言っても反論はできないだろう。

21:21頃に甲子園が終了し、阪神が敗れた為ヤクルトの6年ぶりの優勝が決定。その瞬間のSTAR SIDEの方々。

そして三塁側ベンチから飛び出してくるヤクルトの選手たち。いち早く到着して指揮っているのが青木かな?

2019年の読売に続き、相手チームの胴上げを見せつけられる。おめでとうという気持ちはあっても、観たいものではない。

高津監督のインタビューもお届け。三浦監督も見習ってもらいたい手腕。試合のスコアを晒すことないでしょうに。

グラウンドのかなり離れたところにポツンと立つ高津監督。コロナ禍を象徴する画だが、シュール。

再び出て来て、レフトスタンドへ挨拶。肩を組んで、今年のヤクルトらしい姿。この後、ライト側にも一礼し、ベイスターズファンからも拍手が送られた。このあたりから、さすがに早くしてくれる?という気持ちになったが、この後もホームベース付近で撮影したりとまだ続く。さすがに空気読んで欲しいかなと。

はい、おめでとうございました。11の貯金を献上している最下位のベイスターズが担うべき当然の仕打ちなのかね、これは。

21:36頃、やっとファイナルセレモニー開始。30分くらい待たされ、待つこと以上に苦行まで味わってからの開始となった。

三浦監督の挨拶から。謝罪という内容になったのは、彼だけのせいではないが監督としての責任を負うのはやむを得ないだろう。胴上げも直接見ていなかったし、2019年にも見ているわけだから、どの程度悔しく思っているのかは分からない。

これ、今までで一番切ない気持ちで見たハマスタの花火じゃないかな。

花火の後は、全選手、監督、コーチが場内一周。コロナ禍、サインボールも投げられないので手を振るのみ。

横浜DeNAベイスターズ You Tube公式チャンネルに動画が公開されている。

通路の出入り口には、全ての監督、コーチ、選手から感謝のメッセージが貼り出されていた。

ゲート出口で、スタッフから1枚ずつカードを受け取って退場。QRコードから全員のメッセージを見られるようになっている。

前日の投稿の繰り返しになるが、最終セレモニーが、こういう形で相手チームの胴上げを待ってから行われ、ファンがどんな気持ちでそれを見守ったか。選手たちも最下位に終わって悔しいと思うが、この日のことを球団に関わる全ての人が、悔しく恥ずかしいことと認識して本気で取り組んでもらいたい。この前代未聞の事態が、後にあれからベイスターズは変わったというターニングポイントとなるように。

10月27日、パ・リーグも優勝がオリックスに決まった。両リーグとも前年の最下位チームが優勝するのは史上初。コロナ禍とオリンピックで前年に続いて特殊なペナントレースとなったが、それを象徴するような結果となった。

あと1試合を残しているからまだ今年の振り返りをするわけではないが、南場オーナーが開幕時点での外国人の不在だけが最下位の要因とも取れる発言をしていた。決してそんなことはない。そう思って来季を迎えれば、連続最下位が待っているだけ。

そこはオーナーではなくフロントなり現場が考えることではあるが、最下位からの巻き返しは、ヤクルトとオリックスがやっているからと言っても簡単なことではない。このオフ、ハマスタ最終戦で起きたことを忘れず、一人一人がレベルアップして来季を迎えて欲しいと願う。

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