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効果は今ひとつのようだ 今永好投も逆転負け

06/30 横浜DeNA1-2中日(ハマスタ)

今永、小笠原と好投手同士の投げ合いとなった一戦。4回にソトの二塁打と大和のヒットで1アウト1、3塁とし、戸柱の内野ゴロ間に先制。三者凡退は3回だけだったが、小笠原に要所を締められて7回まで1点。今永は7回まで2安打の好投も、8回2アウトから宇佐見にタイムリー二塁打を打たれて同点とされる。9回、伊勢が高橋周平に勝ち越しのタイムリー二塁打を打たれ、逆転負けで4連敗。

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ポジ [Good]

今月後半から好調の大和が、2018年以来5年ぶりとなる4安打をマークした。2回は先頭打者としてレフト前ヒットでチャンスメイク。4回は、ソトの二塁打で得点圏のチャンスで打席に立ち、2球で追い込まれてしまったがファウルで粘り、ライト前へ運んでチャンスを拡大。先制点に繋げた。

6回に内野安打を放って猛打賞とすると、8回は代わった清水のファーストストライクをセンターへ弾き返した。チーム8安打の半分を一人で打った形だが、前後との繋がりを欠き、得点に至ったのが一度だけだった。だが、得点圏での強さも健在で、調子が上がった来たことは心強い。

ソトは、先制点に繋がる二塁打と8回のヒットでマルチヒットをマーク。6月は.263だったが、ホームランが1本というのは寂しい。確実性は求められるが、ソトはやはり一発が魅力。現状だと迫力に欠けるので、しっかりとコンタクトできるようにしたい。

今永は十分な好投だった。2021年10月10日に失点して以来、中日戦は37イニング無失点だったというのだから、相性が良いというレベルではなく天敵として君臨していた。7回まではそれを裏付けるかのような投球を見せていた。

4回に大島の止めたバットの先に当たった小フライがマウンドの後ろに落ち、内野安打となり初ヒット。バントで送って得点圏に走者を進められたが、落ち着いて後続を断った。それ以外は凡打の山を築いた。7回は先頭の岡林にヒットを打たれたが、後続を断った。4番の細川も3打席しっかりと抑えた。

8回は先頭の村松の当たり損ねの一塁線へのゴロを今永が捕ってタッチに行ったが空振りし、内野安打となった。VTRを見るとユニフォームに掠っているように見えたが、リクエストはしなかった。覆ったかどうかは微妙だ。2アウト2塁となり、宇佐見に左中間へのタイムリー二塁打を打たれて同点。アウトサイド低めのカットボールで、そんなに甘いボールでもない。これは打った宇佐見を褒めるしかない。

8回1失点というHQSであれば文句のつけようがない。この好投を生かせなかったのはチームとして痛い。

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ヤジ [Bad]

どうしても決勝点を奪われた場面に批判が行きがちだが、今永にあと1点でもあれば勝ち切れた試合だったように思う。9回は四球から失点してしまったことが悔やまれる。

2アウト1塁から、伊勢の高めのストレートを弾き返した高橋周平の打球がレフトのフェンスへ伸びて行った。関根は捕れると判断してジャンピングキャッチを試みたが届かず。フェンスで跳ね返ったボールが転々とする間に勝ち越し点が入った。

言うまでもなくベストはフライを捕ること。だが、捕れないと判断すればクッションボールを上手く処理し、一塁ランナーが還らないようにする必要がある。風も強く雨が降る中、左打者が打った切れて行く打球を瞬時に判断しなければならないので、非常に難しい。関根だからこそ捕れそうで捕りに行ったと思うが、勝ち越し点を与えてしまえば、相手はライマルという切り札を持っているだけに、ランナーを還さないことに重点を置いて欲しい場面ではあった。特に2アウトだっただけに。

打線は、初回に小笠原が連続四球を与えてピンチを招いたが、牧とソトが凡退して無得点。2回も大和と知野のヒットでチャンスを作ったが、後続がなかった。小笠原から6安打と3四球で塁上を賑わしたが、あと1本が出なかった。

同点とされた8回は、2アウトランナーなしからソト、大和が連打でチャンスに。打席には戸柱。先制点の打点は挙げているが、ノーヒットが続いている。ここは代打すべきだったかも知れない。前日7回に代打攻勢で伊藤に代打を出し、その後守りのリズムが変わってしまったことで、キャッチャーへの代打を躊躇したかも知れない。ただ、好調で打っている時ならまだしも、こういった場面で代打を出せないとキャッチャーを3人ベンチに入れている意味が薄くなる。

8回に勝ち越し点を奪えていたら、9回は山崎だったはず。同点のまま迎えた9回には伊勢が登板した。9回に行く準備をしていたはずなのに、伊勢も同時にスタンバイさせてそちらを選んだということか。セーブシチュエーションでない時の山崎の成績は非常に悪いので、使いづらかったのか。ホームチームのセオリーとしては9回に良い投手から登板させるのでクローザーが行くことが多い。

不安定な投球をしている山崎だが、ここで投入されないというのはリリーフの不安を露呈した形になった。

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キジ [Other]

ポケモンボールパークヨコハマの開催が決まった時、でんきタイプのピカチュウをイメージしたヘルメットを着用することに対して、相手が中日ドラゴンズということでSNSなどでは「ドラゴンタイプにはでんきの効果は今ひとつ」と言われていた。ホントにそんな感じで攻撃が今ひとつ効かなかったという試合になってしまった。

ドラゴンタイプには、こおりとフェアリーなら効果がある。みかん氷でもぶつけてやるか?バート&チャピーはフェアリーってことにならないかね?ムリか。

現時点での順位はどうでもいいと思っているが、3位にでも転落しようものなら今季はもう終わりと言い始める人が一定数いるのだろう。個人の意見なので好きにすればいいと思うが、オールスターまで優勝争いの輪の中にいれば、後半にいくらでもチャンスはある。昨年のヤクルトほど圧倒的な力を持ったチームはないので、広島と読売も含めて4チームで争って行く方が面白いし注目もされる。

とにかくDeNAは、チームとして決めたオールスターまでに13勝以上(残り10勝以上)を達成することを考えれば良く、まわりを見る必要もないし、勝てるゲームを確実に取って行くだけ。まずは連敗を止めたい。

1日は、横浜で強い雨が降るかどうかは微妙な予報になって来た。雨の中で観る方もツラいが、バウアーは以前、Vlogで雨の中では投げたくないようなことを言っていたので、試合ができた場合にはちょっと心配ではある。

中日は5月に加入したメヒアが先発で、もちろん初対戦。前回はヤクルト戦で4回1安打ながら、5四球で94球を費やしている。コントロールに難がありそうで、雨のハマスタで登板した場合にどうなるのか。

試合ができるかは五分五分といったところ。ドラゴンタイプには「バウアー」も効果が抜群だったということになればいいのだが。

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