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牧が連夜の一発!阪神に連勝 8月は勝ち越し

08/30 阪神2-4横浜DeNA(甲子園)

牧が連夜のホームランで逆転勝利。バウアーは、2回にノイジーのソロで先制され、3回の守備で股関節に違和感を訴え降板。4回に佐野の併殺打の間に追い付くと、6回に牧がセンターの右へ24号3ラン。その裏、佐藤輝のタイムリーで1点を返されるも、山崎、ウェンデルケン、森原と繋いで逃げ切った。4回から緊急登板の上茶谷が3勝目を挙げた。

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ポジ [Good]

連夜の一発は、異次元の信じられないような打球だった。6回、2アウト1塁から佐野がセンター前へのポテンヒットで繋ぎ、4番の牧。初球、膝元のストレートを見送ってボール。2球目も同様のストレートだったが中に入り、真ん中低めに来た。非常に良い打球音がして、右中間へ飛んで行った。これは破りそうだと思ったら、そのままスタンドに飛び込んだ。

芯で捉えたとは言え、低めのストレート。それを逆方向、しかも右中間スタンドまで飛ばすのだから恐れ入った。大竹がしばらく何が起こったのかというような表情で、ベンチに戻っても呆然としていたのが印象的だった。本人も入るとは思わなかったとコメントしているが、観ている方も入るとは思わなかった。

前日はチェンジアップをすくい上げて、レフトスタンドへのホームラン。この日は左腕のストレートに対してボールの内側を強く叩き、センター右へのホームラン。まさに牧の魅力が詰まった2日間。連夜の勝ち越しホームランは、4番として、リーグ打点王として、本当に頼りになる活躍だった。

阪神の選手以外で、甲子園で5試合連続ホームランを放つのは初めてとのこと。先日、ルーキーイヤーから3年連続の30二塁打は、長嶋茂雄氏を超えて史上初となったが、またも王氏や長嶋氏といった歴史上の大打者が成し得なかったことをやって見せた。

まだ3年目のこの男は、どこまで進化していくのか。キャリアハイに並んだ24号、そして打率も.299で2年ぶりの3割も見えて来た。打点も昨年の87にあと2と迫り、リーグトップに立った。キャリアハイを更新し、岡本和、村上と強力なライバルはいるが、打撃三冠のタイトルを最後まで争って欲しい。

4回に同点に追い付けたことが、牧の勝ち越しホームランに繋がった。先頭の桑原が、サードの佐藤輝が変わったバウンドに合わせられずにレフト前ヒット。続く2番の蝦名の打席で、バスターエンドランを敢行した。蝦名が見事に転がして三遊間を抜いた。これでノーアウト1、3塁の形を作れたことが大きかった。前日も9回の逆転劇を呼んだのは、先頭の蝦名のヒットだったが、この日も逆転を呼ぶ一打になった。

4回から緊急登板した上茶谷が、2回2/3を1失点に抑えた。いきなり大山を歩かせてしまったが、佐藤輝を併殺打に仕留めた。5回は7番から始まる打順で三者凡退に抑え、牧の3ランを呼び込んだ。6回も続投したが、2アウト1塁から大山を歩かせてしまい、ここで石川と代わった。

石川が佐藤輝にタイムリーを許し、1失点とはなったが、上茶谷が阪神に流れを渡さなかった。3勝目という形にもなったが、非常に大きな貢献だった。1点を返された後、ノイジーをピッチャーゴロに取った伊勢も、好リリーフだった。一気に攻め込まれそうなところ、踏みとどまった。

終盤の3イニングは、勝ちパターンのリリーフがノーヒットに抑えた。山崎は、ややコントロールに不安定さはあったが、柴田のエラーでランナーは出したが、ソトの好守にも助けられて7回を抑えた。

前日2失点のウェンデルケンは、しっかりとリベンジの投球。ボールは先行したが、低めのストレートと変化球のコンビネーションで打ち取った。打たれることはあるが、その後しっかりと切り替えられることが重要。9月の厳しい試合でも頼りにしている。

最後は、森原が三者凡退で締めた。前日はランナーを三塁に背負い、ヒヤヒヤした中で何とか逃げ切ったが、この日は危なげのない内容。1アウトからノイジー、ミエセスを連続三振に取り、11セーブ目をマークした。2点差に迫られた後、得点圏であと一本が出ない場面が続き、阪神に流れが行ってもおかしくない展開だったが、リリーフがしっかりと締めてくれた。

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ヤジ [Bad]

バウアーが、3回の守備で、近本の当たり損ねのゴロを無理な体勢で送球した際に、股関節に違和感が発生して降板となった。初回はゴロ3つで立ち上がったが、2回先頭の大山を歩かせた。続く佐藤輝の打席で三振ゲッツーを取ったが、ノイジーに2ボールからのど真ん中のストレートをレフトスタンドへ運ばれた。

3回は、1アウトから投手の大竹を歩かせ、近本のゴロが悪送球になって1アウト2、3塁。投手を歩かせて悪送球は、「サイヤング賞投手のプレーではない」と誰かが放送禁止用語を叫んでも仕方ないような状況だった。だが、ここで中野を浅いレフトフライに打ち取ると、森下からはナックルカーブで三振を奪い、しっかりと抑えてしまうところが、やはりサイヤング賞投手たる所以。

このピンチこそギアチェンジして無失点で切り抜けたが、股関節に違和感があり、4回の頭から上茶谷に交代した。近本のゴロを捌いた後も、アドレナリンが出ている中とは言え投げられていたし、自分で歩いてバスに乗ったということで、当日夜には病院に行かず、翌日に検査をする見込み。

来日してすぐに肩の違和感で調整スケジュールを変更した時も、MRIで内転筋にグレード1の損傷があり、自らどのように回復させ、試合で投げるまでのスケジュールを立てていたように、自分で管理できる投手。検査結果を踏まえて、バウアー自身が復帰に向けたスケジュールを立てて行くだろう。

3回は続投できたという部分もあるが、逆にそのまま投げてしまって悪化させたという可能性もある。今は軽傷であることを祈るしかない。再び先発のマウンドに戻って来ることを期待したい。

そのバウアーの負けを消し、逆転勝利できたことが不幸中の幸いでもある。7回以降は、毎回得点圏にランナーを進めたが、あと一本が出ず、流れが阪神に行ってしまいそうだった。終盤はチャンスで中軸に回せず、下位打線や1、2番に回ってしまった巡り合わせも悪かった。勝ちパターンのリリーフが何とか守り切ってくれたが、こういった場面であと一押しできるかがチームの勝率を左右する。

8月の打率が0割台で復調の兆しが見られない楠本を、勝負どころの代打で起用した。ネクストには藤田がいたが、彼を下げて楠本を起用。阪神が左腕の島本にスイッチしても代打の代打はなかった。代打での打点の多さも含めて成績は素晴らしいと思うが、現状の調子をもう少し踏まえるべきと思った。実績重視の采配が多過ぎる印象。島本から左打者が打つのは難しいので、7回の場面では大田を使うべきと思った。結果、島本が楠本を歩かせてくれたが、1アウト満塁から後続がなかった。

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キジ [Other]

8月はハマスタで1勝5敗と大きく負け越し、独走のきっかけを作ってしまったが、高校野球が終わって久しぶりに甲子園へ戻った阪神に対して2連戦を連勝で終えたことは、一矢報いることができた。広島が31日も勝つと、5ゲーム未満の差で9月を迎えることになる。セ・リーグの優勝争いとしても、少しは盛り上げることができたか。広島としては、来週8日からの甲子園での3連戦に向けて差を縮めておきたいところだろう。

ベイスターズは、連勝でもまだ10.5ゲーム差。現実的には難しいが、何が起こるかは分からない。9月に、4月のような戦いができれば面白くはなるが、バウアーの状況次第といったところか。宮崎は29日からファームの試合に出場しており、1日の読売戦から1軍に復帰の見通し。規定打席に足りなくなり、打率ランキングから名前が消えたが、ここからある程度普通に出場できれば、シーズンの規定打席には到達できそう。特例のルールも存在するが、打率をさらに上げて2度目の首位打者に輝いて欲しい。

8月は最後の試合で勝利し、13勝12敗1分と勝ち越した。阪神が18勝7敗と飛び抜けた成績を収めた。DeNAが狙って行きたい成績だったが、打線の不振が響いて追いかけられず、阪神に白星を献上してしまった。9月に大きく勝ち越して、CS進出そしてさらなる上位を狙って行きたい。

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