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2点差追い付くも 好機に一本出ず3安打に終わる

04/28 横浜DeNA2-6読売(ハマスタ)

先発の大貫は4回、丸と佐々木のタイムリーで2点を先制される。その裏、牧の二塁打と2四球でノーアウト満塁とすると、楠本と関根の内野ゴロ間に同点とする。しかし、6回から登板した2番手の上茶谷が、丸と佐々木に連続二塁打を浴びて2失点。4番手の松本凌も2失点した。打線は高橋礼から7四球をもらいながら3安打に終わり、主導権を握れなかった。

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ポジ [Good]

中川虎が今季初登板。最速156キロをマークしたストレートで押し、三者凡退に抑えた。スピードガン表示の割には空振りが取れないタイプだが、155キロ中盤が出れば、さすがに打者も押し込まれる。そうした中で、ナックルカーブやフォークが思い通りに投げられれば、ショートイニングは抑えられる。ここから立ち位置を築いて1軍に定着して行きたい。

石川が6回途中からリリーフし、回跨ぎで7回も抑えた。7回は先頭の岡本和にレフト線への二塁打を打たれたが、後続3人を全て外野フライに打ち取った。抜群の内容とは言えないが、これで防御率0.93と結果は残している。左腕のリリーバーは石川だけなので、今後も活躍が期待される。

戸柱が9回に代打で登場し、あと少しでホームランという打球がリボンビジョンを直撃し、二塁打となった。今年は出番が限られているが、バッティングでは結果を残している。山本が首を痛めているようなので、バッティングの状態も考えると伊藤よりも戸柱を使ってみたいところではある。

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ヤジ [Bad]

一度は2点のビハインドを追い付きはしたが、3安打ではさすがに厳しい。高橋礼から7四球をもらいながら、内野ゴロ間の2点に留まり、結局は打てなかったということ。どうしても6回の牧の併殺打になってしまうが、前の打席で二塁打を放って同点を呼び込んでおり、彼だけを責めるのは違うと思う。ただ、3四球で1アウト満塁、4番の牧と言う場面だけに、ビッグイニングも期待した中での併殺打は意気消沈してしまったし、流れが大きく傾いた。

3球目に三塁線へファウルとなったチェンジアップよりも真ん中に入って来て、難しいボールだったとは思えない。紙一重ではあるのだが、アンツーカでバウンドが難しくなったが、中山が上手く捌き、打球が速いだけに併殺となってしまった。併殺崩れでも勝ち越し点は欲しかった。

4/20以来の今季5試合目となった堀田が、この厳しい場面でゾーンに投げ込めたということが、読売の勝利に繋がった。ここは素直に相手が素晴らしかったと思う。

昨年の課題だった1、2番が、度会とオースティンによって大きく変わるかと思ったが、オースティンは離脱し、度会も壁にぶつかっている。この日は度会、石上とルーキー2人で組んだが、四球はあったもののノーヒットだった。

読売は1番に入れた丸が3安打3打点、2番の佐々木も3安打2打点。下位打線の出塁を還すポイントゲッターの役割にはなったが、起用が大きく当たった。1、2番の差とは言わないが、この試合の大きなポイントになった。

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キジ [Other]

2点を取られた直後に先頭の佐野が歩き、タイミングがなかなか合っていなかった牧がレフト線への二塁打。宮崎と勝負し切れず歩かせ、防御率0点台の高橋礼からノーアウト満塁のチャンスを得た。楠本、関根ともに凡退はしたが、弱い当たりのゴロが幸いし、いずれも得点が入った。1本のヒットで2点を奪い、追い付いた。ここまでは良かったのだが、5回のチャンスを逃し、そのまま流れが相手に行ってしまい、止められなかった。

4月は残り2試合を残しているが、10勝13敗1分となり、3・4月の負け越しが決まった。昨年は16勝7敗と大きく勝ち越したが、2年ぶりに負け越しということになった。2022年は10勝15敗でのスタートで後半の追い上げが届かなかった。残り2試合で勝ち星を拾い、最小限のマイナスで乗り切りたい。

29日は、ジャクソンが中5日で先発する。来週は振替休日の6日が月曜日なので、そこでの先発も見据えて間隔を詰めて来た。30日は石田健、5月1日は中川颯が先発することになりそうだ。中日は、松葉の後、小笠原、涌井が予想されている。

度会はこの日、3試合ぶりに1番に戻ったが、苦手としている左腕が続くので、また8番に戻り、1番には桑原が入るかも知れない。石上も奮闘しているが、OPSは.524と厳しくなって来た。大和や京田といったベテランに頼る時期に来ているかも知れない。

残りのゴールデンウィークは、名古屋、広島の遠征が続き、最終日に横浜へ帰って来る。何とか5割ラインに近い場所で戻って来てもらいたい。

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