05/11 横浜DeNA11-9阪神(ハマスタ)
2回に先発の中川颯が木浪と近本のタイムリーで3点を失う。その裏、佐野のタイムリーと京田の内野ゴロ間で1点差とする。しかし、中川颯は3回にも佐藤輝、井上のタイムリーと近本のグランドスラムで6失点。2-9と7点差を付けられたが、4回に京田の内野ゴロで1点を返すと、5回は京田の走者一掃のタイムリーなどで2点差に詰め寄り、伊藤将をKO。8回、蝦名が岩崎から同点2ランを放つと、筒香が勝ち越しのホームラン。牧も代わった岡留からホームランを放った。9回は森原が締め、7点差を大逆転勝利。
ポジ [Good]
京田が5打点。2-9とワンサイドゲームになりそうな中、5回の満塁から走者一掃のタイムリー二塁打は希望を繋いだ。ランナーを3塁に置いた場面でも、タイムリーにはならなかったが、しっかりとランナーが還れる内野ゴロを打ち、得点をもたらした。8回の逆転を呼ぶ活躍だった。
蝦名が、岩崎から同点2ラン。連投となり、強風の影響もあったかも知れない。序盤に大量リードという展開ではあったが、5回に2点差となっていたので、準備はできていたはず。しかし、コントロールを乱した岩崎が桑原を歩かせ、2ボール1ストライクからストライクを取りに来た高めを蝦名が見逃さなかった。2022年以来2年ぶりの一発は、本当に貴重な場面で飛び出した。
そして、筒香は4打席、内容もあまり良くない凡退をしていたが、最後においしいところを全部持って行った。岩崎が2球で追い込んだが、スライダーが甘く入ったところを完璧に捉えて、ライトスタンドへの勝ち越しホームラン。
投手が岡留に代わったが、牧もホームランで続いた。2球で追い込まれたが、ボールを3球見極め、スライダーを完璧に捉え、レフトスタンドの上段へ運んだ。
佐野が4安打。序盤に大量点を奪われた中で、京田と共に逆転への望みを繋ぐ活躍だった。宮崎の欠場で5番に変わったが、気分転換にもなったか。
中川颯の後、無失点でリレーした坂本、三嶋、徳山、山崎、森原のリリーフ陣も逆転を呼び込んだ。追い上げたが結局終盤にリードを広げられるという展開も多いが、よく踏ん張ったと思う。
ヤジ [Bad]
中川颯が9失点。強風の影響を受けて、不運な当たりも複数あったが、最後は満塁で近本と対戦し、力尽きたように真ん中へスライダーが入り、グランドスラムを浴びた。打った方も見事ではあるが、もう一つ踏ん張れる投手になれるよう、成長して欲しい。
キジ [Other]
3回を終わって2-9。阪神の投手陣を考えれば絶望的な展開と思われた。正直、観戦仲間とは早々に出て飲みに行くかという話をしていたが、6回裏まで観ようということで残っていた。それが、京田を中心とした活躍で2点差まで詰め、分からない試合になった。
そして、8回裏に3発で逆転。まさかの7点差を逆転する試合となった。月曜に、筒香の復帰戦でミラクルを見せてもらったが、一週間経たずして、またも凄い試合を見せてもらえるとは。ここでもおいしいところを全部持っていたのは筒香だった。
度会の衝撃の開幕2戦連発、涙のグランドスラム、筒香復帰戦での逆転3ラン、そしてこの試合と、今年は劇的な試合を全て現地で観れている巡り合わせに感謝したい。
思いもよらぬ大逆転勝利だったが、これを生かすには12日も勝って、カードを勝ち越したい。阪神からそう簡単に連日大量点を取れるとは思えないので、大貫がしっかりと試合を作る展開で勝機を見出したい。
試合後の祝勝会でなかなかに飲んではいるが、書けないほどではないので、簡単ではあるが書いた。写真は逆光もあり、あまり撮ってないので少しだけ。
この日はdianaキッズたちがパフォーマンス。
ゴムチューブでウォームアップする筒香
天気がホントに良かった。風もあって、そこまで暑くはなく。
ラッキー7
同点に追い付き、筒香のファンファーレで逆転を願うライトスタンド
見事な逆転勝利
壮絶なランニングスコア。14安打11点
気分良く祝勝会
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