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前半のチャンス生かせず逆転負け 9回に見せ場作る

06/05 横浜DeNA1-2オリックス(ハマスタ)

初回、蝦名が田嶋のカットボールを捉え、ライトスタンドへギリギリ飛び込む先頭打者ホームラン。打線は3回までに田嶋から6安打を放つも、あと一本が出ず、追加点が取れない。ジャクソンは毎回ランナーを背負いながらも4回まで無失点に抑えていたが、5回太田に逆転2ランを喫する。6回以降はオリックスの継投策に封じられた。9回2アウトから牧が執念の内野安打、代走の林が盗塁を決めるも、最後は蝦名が三振に倒れた。

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ポジ [Good]

ジャクソンは、抜群の出来というわけではなかったが、毎回走者を背負いながら、力のあるボールと変化球をうまく織り交ぜて得点を許さなかった。ここ2試合は戸柱とバッテリーを組んでいたが、この日は山本。チームとしてしっかりと共有できているだろうから、問題はないはず。

5回も2アウトを取ったが、宗のピッチャーへのゴロをジャクソンが弾き、森敬がバックアップするも一塁へ投げられず。触らずに森敬が捕れれば、強肩で刺せたかも知れないが、結果論。続く太田にペイオフピッチとなり、高め156キロのストレートを合わされると、打球はライトポール際の角に消えた。

ピッチャーとしては、あれがホームランになってしまうのはキツい。ただ、高めの156キロで空振りも取れないし、今季1号でプロ通算10本目という打者にこれだけ弾き返されるということは、この日はストレートの球威がそこまでなかったのだろう。高めの怖さでもあるが、2週続けて「太田1号2ラン」を浴びるとはね。切り替えて、次の登板へ備えて欲しい。

中川虎が7回からの2イニングを無失点で抑えた。フォークが良いところに決まっていて、3奪三振。ストレートも押し込めていた。エスコンで初勝利を挙げ、気持ち的にも乗って来ている。今後の活躍が楽しみ。徳山も9回を三者凡退で片付け、反撃ムードを作った。

9回に反撃の望みが繋がったのも、この二人がしっかりと抑えたから。どうしてもビハインドだと勝ちパターンではないので、失点して点差が広がるケースが多くなるが、中川虎、徳山がこうしてしっかりとした投球ができるのであれば、故障者や再調整から戻った時に層が厚くなると思う。

蝦名が、攻守に活躍した。初回、田嶋から先頭打者ホームラン。2球目のカットボールが浮いて来たところを逃さず、右打ちの良い形で打てた。上がった瞬間はライトフライかと思ったが、意外と伸びた。3回にもセンター前ヒットでマルチ。4回には、センターの前に落ちそうな紅林の打球にダイビング。エビぞりで見事にキャッチした。

林が9回、内野安打の牧の代走で起用され、初球でスタート、見事に盗塁を決めた。失敗すれば試合終了という場面、マチャドのクイックが早くないことはチームとしてチェック済だったか。執念のヘッドスライディングも見せた。結果的には得点に繋がらなかったが、こういう攻撃ができるのが今年のベイスターズだと思うので、継続して欲しい。

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ヤジ [Bad]

3回までに6安打を放ちながら、蝦名の先頭打者ホームランによる1点のみ。4回は、ジャクソンが四球で歩いてチャンスが広がったが、ここは蝦名が凡退してしまった。田嶋もピンチでよく粘ったとは思うが、この日の出来なら前半でKOして欲しかった。

牧、筒香をスタメンから外すオーダーにした為、2番梶原、3番佐野、4番オースティンとなった。オーダー変更は仕方ないが、結果として繋がらない打線になってしまった。

好調の山本はマルチヒットと四球で3出塁だったが、3度全て先頭打者だった。宮崎だけが悪いわけではないが、宮崎のところで打線が切れる結果となった。宮崎も人間なので調子が悪い時もある。最後の打席、サード正面のライナーだったが、少し復調のきっかけになるのではないか。

かと言って、5番山本、6番宮崎というオーダーを組むのも難しいわけで、山本も5番になったら意識して違う結果になっていたかも知れない。何とか繋いでもらうしかなかった。

前日はオースティンのタイムリーはあったが、残りの2点は内野ゴロ間。エスコンでもタイムリーは森敬と梶原くらいで、あとはホームラン、長打、犠牲フライでの得点だった。なかなか得点圏にランナーを置いてもタイムリーヒットが出ない状態になっている。いろいろ考えすぎな部分もあるのかも知れない。何とかこの状況を打破して欲しい。

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キジ [Other]

この日は、会社のバファローズファンの方を含めて、ディスカバリーBOXで観ていたのだが、バファローズファンには勝った気がしない、ベイスターズファンには負けた気がしないという試合になった。得点はいずれもホームランで、完璧捉えたプロの打球というより、フラフラと上がった打球がスタンドまで届いたという感じで、高く遠い位置から観ていたこともあり、入ったの?となった。

前半に追加点が取れていれば、ジャクソンももっと楽に投げられたはず。牧と筒香をスタメンから外し、筒香はベンチ入りもしなかった。前日にエルボーガードへの死球を受けたが、その後の様子もそこまで影響するものとは思えない。長いシーズンを見据えた休養だったようで、アクシデントがないなら、それは良かったと思う。

エスコンを終え、交流戦のビジターはZOZOとベルーナなので、遠征はない。関東にじっくりと腰を据えて戦えるが、今週はDHがない6連戦。この後、宮崎やオースティンも休養を考えながら戦って行くとは思う。新旧4番を抜いた中で、この結果はやむを得ないところがあるのかなと思う。

蝦名以外にも大和や佐野に好守が出たし、2ランで逆転はされたが、その後を中川虎と徳山が無失点に抑え、締まったゲームはできた。これで追加点を取られてしまうと、かなりムードが悪くなるが、最後まで分からない展開に持ち込めた。9回2アウトから牧がショートへのゴロ。ギリギリのタイミングでアウトとなったが、リクエストで覆った。代走の林が初球で盗塁を決め、一打同点の見せ場は作った。ここから追い付き、逆転できれば伝説級だったが、この日活躍の蝦名が三振であれば仕方ない。

この流れを明日に繋げていくしかないだろう。先週も火曜に勝って、水木と連敗してしまったので、同じ轍は踏みたくない。何とかカード勝ち越しを決めたいところだ。

この日はディスカバリーBOXだったが、会社の同僚と行ったので、写真は少ないがいくつか紹介。

昨年も交流戦で来たが、1年ぶり。

もっとおいしそうなタイミングはあったように思うが、撮ったのはこれだけ。

間に合わなかったが、OB対決は井納氏と坂口氏。

ダンスコンテスト。

9回は林の盗塁で盛り上がるも、反撃届かず。

試合後、グラウンド開放があったので、中へ入って同僚と記念撮影した。遠征のオリックスファンも楽しめたのでは。

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