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課題は山積み ファーム新監督にかかる期待

11/13 フェニックスリーグ@アイビー

立ち上がりは良かった坂本だが、中盤からボールが高めに入ったところを捕まり3失点。7回から2番手の勝又がストライクが入らず5者連続の四球。代わった笠井も押し出しを出すなど、守備の乱れもあって一気に7失点。エラーは1つだったが細かいプレーで課題を露呈した試合だった。

中日 001 110 700 | 10
DeNA 001 000 000 |  1
[中日]○佐藤(5回)-マルク(1回)-濱田(1回)-鈴木博(2回)
[DeNA]●坂本(6回)-勝又(1/3)-笠井(1回2/3)-飯塚(1回)

ポジ

前日、大活躍も抜けた変化球を後頭部に受け、担架で退場した知野が、この日も元気にスタメン出場。大事に至らずほっとしたが、それだけではなく3安打猛打賞で好調ぶりをアピールした。

全て単打だが、佐藤に対してはストレートをライト前へ2本。鈴木博からはストレートをレフト前へ運んだ。ボールをよく見ることができていて、甘いボールが来るまで粘ることが出来ている。そして、その甘いボールをきっちりと捉えられている。力も付いてきたので、来季はファームで結果を残して1軍に呼ばれる位置に行きたい。牧も入って来るので競争は激化するだろう。

東妻はDHでの出場になったが、タイムリーを含む2安打。イースタン公式戦は苦しんだが、徐々にプロのボールに慣れてきているのではないか。キャッチャーなのでまずは守りになるだろうが、1軍定着には打力が必要。この日のようなセンターから右を意識したバッティングを向上させていくことが必要だろう。

飯塚は一時の不振は脱したのかなという感じ。ここまでがあまりにも厳しい結果だったので、フェニックスリーグで何か手ごたえを掴めれば。

ヤジ

坂本は、序盤こそストレートの球威で抑えていたが、高めで誘った球を伊藤康にレフトオーバーに弾き返されてストレートに自信を失った。4回は、根尾にインサイド高めのストレートを打った瞬間という超特大のホームランとされて勝ち越しを許した。それにしても、凄い当たりだった。

5回にも伊藤康に今度はど真ん中に入ったところをレフトスタンドへ運ばれた。136キロはカットボールなのか。ほとんど変化せず真ん中に入ったので、打たれるべくして打たれた。

この結果だけですぐにリリーフ向きという結論を出すのは早過ぎる。1軍の公式戦ではなかなか長く投げさせることができなかったが、この日も6回105球を投げたように、少しずつ長いイニングを投げる感覚を付けることが大事だろう。石田がそうだったように、先発で長く投げようと考えすぎると、ストレートの球威が落ちてしまい、本来の投球ができなくなる。そことスタミナをどう合わせていくか。ルーキーにとってはまだまだ学ぶことは多そうだ。

ちょっと勝又に関しては何と言っていいのか。本人も、コーチも今の状態が良いと思っていないだろうし、何とか実戦の中で投げる感覚を取り戻したいというところなのだろう。やはり現状のフォームだとコントロールにバラつきが出るのは避けられない感じがする。警戒してコースを狙い過ぎて、という感じではなく全然コントロールできていない形だった。打者の後ろを通過するボールもあったくらい。

どんなケガがあって、その影響で今のフォームになったのか分からないが、実戦で投げていく段階にないのかなという印象はある。投手のフォームは繊細だから、おかしいからすぐ直せと言って直るものでもないだろう。もともと140キロ後半が出ていたが、思い切って腕を振り切るのも難しいし、自分でもしっくり来ていないのではないか。調整しながら来年の春季キャンプではブルペンで納得するボールが投げられるように、見直していく以外にないのではないか。もっとも、このフェニックスリーグが投手としての見切りをつけるものであれば、結論を出しやすい結果として表れているように思う。

これだけストライクが入らない投手が投げていて、守りの時間が長くなると集中力が欠けるが、それを言い訳にはできない。投内の連携、中継プレーなど、エラーとなったもの、記録には残らないものなど、守備の乱れが多く目に付いた。これらの課題は、この後の練習や試合に生かしていくためのものなので、各個人がしっかりと認識して取り組んで欲しい。

ファームだなという印象になってしまう試合だった。こういった細かいところをファームであっても鍛えていくことが1軍の底上げにも繋がる。三浦新監督が誕生し、ファームは仁志氏が監督に就任すると言われているが、次期監督にはファームで基本をしっかりとできるような練習、意識の徹底が期待される。まさに今後の課題が出た試合だった。

キジ

この試合はスカパーのスポーツライブ+で生中継された。スポナビでもピックアップファームとして速報されたので、文字情報で追った方も多いだろう。中継では、実況にフジのプロ野球ニュースでもおなじみの梅田淳氏、解説に野村弘樹氏と公式戦並みの布陣だった。これまでのファームの中継で解説がいたことがなかったので、驚いた。同じ映像と音声で、イレブンスポーツも録画配信となっていた。

かつては何が起こっているのか、スポーツ新聞でも買わない限り分からなかった秋季教育リーグも、多くの試合が配信される時代。公式戦が終わり、次のシーズンに向けて課題に取り組む選手の様子が見られるのは、ファンとしてはありがたいことだ。

坂本が105球まで投げたこともフェニックスリーグならではだと思うし、その場合にどんなボールを投げているのか見られるし、活躍している知野がどのようなバッティングをして結果を出したのかも見ることができる。

今年は開幕が遅れた影響で、フェニックスリーグもスライドして開催されているため、11月末まで楽しむことができる。野球ファンにとっては、春に空白の日々はあったものの、長く楽しむことができるのは幸せなことだと思う。第3波が襲来している中、感染者を出さずに開催を続けている関係者の努力に感謝したい。

あと数試合は中継を見るチャンスがあるので、可能な範囲で投稿して行きたいと思う。14日はハマスタ現地観戦のため、そちらだけになる予定。

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