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京山が6点リードを追いつかれるも知野が決勝HR

11/12 フェニックスリーグ@SOKKEN

この日、楠本に代わり4番に入った知野が大活躍。初回に右中間へ先制の二塁打を放ち、6-6の7回には決勝ソロ。DeNA先発の京山は立ち上がりは順調だったが、4回以降にストライクが揃ったところを痛打され6失点。

DeNA 120 300 101 | 8
オリ 000 231 000 | 6
[DeNA]京山(5回2/3)-○ディアス(1回1/3)-勝又(1回)-S飯塚(1回)
[オリックス]竹安(5回)-黒木(1回)-●神戸(1回)-松山(1回)-金田(1回)
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ポジ

シーズン終盤はイースタンでも好調だったので、1軍昇格もあるかと思っていたが、森が優先された形となり、そのままフェニックスリーグへ。好調さは持続しており、この試合は楠本に代わって4番に入った。

初回、ライト前ヒットで出塁した田部を一塁に置いて、低めのストレートを右中間へ鋭く運んだ。田部が一気にホームへ還り先制。右方向への長打が増えてきており、打球が力強くなった。バットをホームベース側に大きく倒して構え、ヒッチする際に投手の方にヘッドを入れて打つフォームだが、彼の中でだいぶしっくり行くようになっているのだろう。

2打席目も同じような打球で、右中間の深いところへの飛球だったが、ライトの後藤が何とか追いついて好捕した。3打席目は外側の変化球で抜かれて空振り三振。4打席目は7回、神戸の初球、148キロのストレートが高めに浮いたところを完璧に捉え、レフトスタンドへのソロホームラン。6点差を追いつかれた直後の貴重な勝ち越し点となった。

そして、9回の打席では金田の116キロのカーブが抜けて、知野の後頭部あたりに当たった。頭への死球ということで、動かさないようにして、担架で運ばれた。ストレート系ではないが、大事に至らなければ良いが。代走には阪口が起用された。野手がいなかったというわけではなさそうだが。

その後、益子、デラロサの連打で1点を追加し、阪口はサードまで行ったが、関根のファーストゴロでホーム封殺。結局、併殺打で1点止まりだった。

打線はオリックス先発の竹安を捉えた。

2回は、先頭のデラロサが追い込まれながらレフト前ヒットで出塁し、関根が倒れた後、東妻はユニフォームを掠める死球で1アウト1、2塁。ここで桑原が、低めの変化球を引っ掛けて三塁線を破る2点タイムリー二塁打。

4回は、先頭の関根がライト線への二塁打。東妻がライト前へ運んで4点目となるタイムリー。続く桑原のセカンドゴロを岡崎がエラー。森が3-1からバントを決め、1アウト2、3塁となって、田部はショート正面のゴロ。しかし、紅林がホームへ悪送球し、2者が生還して6-0。守備の乱れにも乗じて、大量リードを奪った。

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ヤジ

10月に1軍でも好投し、来季に向けて期待が高まる京山が先発した。

3回まではまずまずの立ち上がりに見えたが、4回に先頭のエラーをした紅林にヒットを打たれてから、ボールが真ん中に集まるような感じだった。大下には146キロのストレートが真ん中に入り、右中間へ運ばれた。関根の守備もどうかなという感じはあるが、1アウト2、3塁。2アウトまで漕ぎ着けたが、こちらもエラーをした岡崎に、初球の145キロストレートを巧くレフト前へ運ばれて2点タイムリー。

エラーをして取り返したい打者に、ストレートが甘く入って痛打された。球威も足りないように見えた。

5回は、全体的にボールが真ん中に集まったところをオリックス打線に捉えられ、長短打を連ねられて3失点。6回に同点とされたところでディアスに交代した。5回2/3で6失点。

悪い時もあるだろうが、悪いなりのピッチングができるかどうかが、1軍のローテに定着するカギになるので、良い時に圧倒的な投球をするよりも、悪い時にどれだけ凌げるかが、京山にとっては大事になる。残り試合もあるので、ゲームを作るようなピッチングをしっかりと見せて欲しい。

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キジ

8回に登板した勝又は個人的に久しぶりに見た。今季は、ファームの最終戦で1試合登板したのみで、ケガで棒に振ってしまった。そんな事情もあり、野手に転向するのではないかと言われていたが、このフェニックスリーグには投手としてメンバー入りし、2試合目の登板となった。

もともとのフォームを正確に覚えているほど見ていないのだが、不思議な投げ方だなという印象。テイクバックでの右での動きが独特。いわゆるアーム式というような投げ方になっているのか。読売の戸郷も少し腕の振りが特徴的ではあるが、それとはまた違った感じ。以前はこういう投げ方ではなかったのではないかと思う。自分なりに合っている投げ方なら良いとは思うが、故障が気になってしまうような投げ方に見えた。

今年は苦悩の日々を過ごしたのではないかと思う、飯塚が9回を締めてセーブをマーク。リリーバーとして調整を続けているが、この試合では先頭打者に対してフォーク3球で空振り三振を取っていた。153キロのストレートはセンターへ弾き返されてしまったが、最後はライナーゲッツーで終了。球速ではなく、もう少し球威が欲しいかな。まだ打者がストレートを速く感じていないように見えた。そのため、フォークも何とか対応できるという感じ。

13日の中日戦は、イレブンスポーツでは録画配信ということなので、こちらも見てみようと思う。

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