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DeNA戦はパ・リーグのボーナスステージ 意地を見せられるか

25日から2年ぶりのセパ交流戦が行われる。中止となった2020年を除き、過去15シーズン行われ、セ・リーグが勝ち越したのは2009年のたった一度だけというのは有名な話。今年もパ・リーグに蹂躙されることになるのか。中でもセ・リーグで借金17の最下位に沈むDeNA戦は、取りこぼしが出来ない試合となる。

パ・リーグにとってはボーナスステージ

そもそもDeNAは前身の横浜ベイスターズ時代から交流戦に弱く、通算成績は12球団中最下位。6勝18敗の最下位という全く同じ成績を3年連続で繰り返したこともある。中でも2015年の勝率.176は際立っている。

年度順位勝率
200563619170.528
2006103615210.417
20073241491.609
200812246180.250
200912246180.250
201012246180.250
201111247134.350
201210249141.391
201312247170.292
201452413110.542
201512183141.176
20169187110.389
2017718990.500
20188188100.444
20194181071.588
2020中止
合計123541392078.402

ただでさえ成績の悪い交流戦に、今季ワーストの借金17を抱えて突入するのだから、厳しいことこの上ない。パ・リーグのチームは、3タテを狙ってくるだろう。逆の立場だったら、一つも落としたくない。DeNA戦に取りこぼしたチームが沈んで行く形になりかねない。

先発を見ても、まだ勝っていないロメロ、今永に好投も援護なしの濵口、調子を落としている大貫に1勝のピープルズと坂本といった陣容。大貫はルーキーイヤーに楽天戦で初回6失点KOがあるが、2桁勝利の昨年は交流戦がなかった。ピープルズと坂本も2年目なので交流戦での対戦はない。対戦がないことがどう出るかというところはあるが、数字だけ見るとあまりにも弱い先発陣と言わざるを得ない。

打線は、名前だけは揃っているが、未だに得点力が上がって来ない。来日2年目のオースティンは当然だが、レギュラー2年目の佐野も初の交流戦と言ってもいいだろう。パ・リーグの投手がどのように攻めて来るのか、通用するのか不安と期待がある。

ラミレス前監督が、「パ・リーグは5年先を行っている」「交流戦では5割でベストの数字」と語っていた通り、トータルで見た場合の力の差は勝敗にも表れている。気づけばソフトバンクが首位に立っているパ・リーグだが、そのソフトバンクに対抗している5球団も、セ・リーグのチームが簡単に勝てるような状況ではなさそうだ。

新型コロナへの感染を配慮しルール変更

先週始めに、広島でクラスターと思われる大人数の感染が発生した。21日からの広島対阪神のカードは、3連戦全てを延期としたが、25日からの交流戦を開催するかどうかは、当日朝に判断するという。広島の選手、関係者に対して前日もPCR検査を行っているのだろうか。

3連戦全ての中止は考えていないための措置で、西武は24日のうちに広島入りしたようだが、前日時点で決められないというのもNPBの対応が悪すぎる。緊急事態宣言の出ている広島ではあるが、広島のチケットは開幕前に全試合を販売するという非常に問題のあるやり方をしており、西武ファンが遠征として既にチケットを持っているはずだ。その為、ファンも25日に試合があるか分からない状態で、広島に行かなければならない。天候には勝てないが、こうした理由で中途半端にされるのは、コロナ禍とは言えファンのことを考えていないとしか思えない。

九里の陽性が明らかになったのも23日なので、広がり方から考えても、これ以上の感染拡大がないか、数日様子を見るべきと思う。まだ何の情報もないので憶測に過ぎないが、変異種なのではないかと思う。ほぼ置き換わっている状態なので、その可能性が一番高いだろう。変異種はやはり感染力が強いので、昨年までの対策や意識だと、誰かが感染すると広がってしまう。

1年間、感染者が出ていなかった職場でも、一人の感染が判明してからすぐに5名まで広がった。変異種だったことが分かり、オフィスを数日、クローズすることになった。1名は人工呼吸器を付ける重症になったが、幸いにも回復して復帰している。変異種はまるで違うことを痛感した。

昨年、感染者を出さなかったチームでも、同じ対策では変異種の感染を防ぐのは難しいかも知れない。インド型が広がりつつある中ではなおさらだ。

交流戦の予備日は、月曜と6月14日から17日の4日間しかない。従来は、この期間で18試合を全て消化した上で順位を決めて来たが、全試合を消化できないことも視野に入れ、開催要項が変更された。全試合を消化できなかった場合、残り試合を負けとして計算した上で、最高勝率のチームを優勝とするようだ。

6月17日までに全日程が消化していない場合、6月17日終了時点の勝率第1位球団を「交流戦優勝球団」とする。この場合の「交流戦優勝球団」は、《15試合以上消化かつ勝率.500以上》を条件とする。ただし、消化が15試合に満たない球団でも、未消化試合を負け数として加算し、その勝率が1位球団を上回る場合は、その球団を「交流戦優勝球団」とする。条件を満たす球団が1球団もない場合は、全球団が未消化試合を負け数として加算し、その勝率によって「交流戦優勝球団」を決定する。

交流戦予備期間以降に組み込まれる試合の勝敗数は交流戦の順位決定には算入しない。

NPBオフィシャルサイト https://npb.jp/interleague/2021/information.html

6月17日までに全試合を消化できず、それ以降に交流戦の振替試合を組む可能性を考慮しており、その勝敗は順位の決定に参入しないとしている。交流戦期間にクラスターが発生し、多くの試合を延期した場合は予備日に収まらないため、それ以降の試合のない日に組まれる可能性があるということだろう。シーズンの試合数があるので、後からでも実施はするということだ。

現在の状況では、どのチームでクラスターのようなことが発生してもおかしくない。勝敗以前に、何とか無事に全て開催できると良いのだが。

交流戦開幕はピープルズが先発

25日のオリックス戦(ハマスタ)は、ピープルズと山岡の予告先発が発表された。先週、2試合が雨天中止となり、先発ローテーションがずれたため、調子を落としている大貫の間隔を空けた。この日の投手陣の指名練習では、1軍での先発が予定されていた上茶谷ではなく、坂本が合流していた。おそらく今週のどこかで先発となるのではないか。

オリックスは、先週は4試合しか組まれておらず、投げていない山岡が初戦の先発となる。2戦目は宮城が濃厚。3戦目は中7日で山本も可能だが、さすがにこのカードに固めることはせず、山本の疲労も考慮して京セラドームでのヤクルト戦に回るようだ。代わって張奕が今季初先発する見込み。パ・リーグ、ウエスタンは全然見ていないので、正直、張奕は知らなかった。台湾出身だが日本の高校、大学を経て育成ドラフトで入団した5年目の右腕。初対戦になると思うので、どうなるか。

DeNAは大貫が2戦目になるのだろうか。ロメロの間隔を詰めて行くなら3戦目、坂本が楽天戦の初戦へ回ることになるか。パ・リーグの強力な打線に対して、いかに試合を作れるか。

木曜はまとまった雨になるようだが、現時点では夜には回復してくる予報になっている。勝てていないハマスタから開幕することがどう出るか。5割とは言わないが、各チームにひとつは意地を見せて欲しいと思う。

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