プロ野球開幕延期が決定、日程は?

NPBは3月9日にプロ野球の開幕を延期すると発表した。3月20日にセ・パ一斉に開幕する予定だったが、具体的に何日延期するかなどは明確にせず、今後検討という形になった。

新型コロナウィルスの感染は収束傾向にはなく、現時点で来週から数万人の観衆を集めて試合を開催する段階にないという判断。何でもかんでも自粛というわけではないが、野球場の環境を考えるとこの判断はやむを得ない。

あとは、無観客試合で日程だけ進め、テレビ中継等のみ行う手段もあったが、選手や関係者もリスクにさらされる。彼らへの啓蒙や対策、そして試合開催となった場合の観客の健康チェック、消毒等の準備など、まだ整っていないことから延期となった。

個人的にも非常に残念だが、Jリーグとも協力し、センバツ高校野球の状況なども勘案しての判断。東京ドームの開幕戦、ハマスタ開幕戦ともに観戦予定だったのだが、仕方ない。

オープン戦は15日(日)まで、このまま無観客試合で消化する。しかし、開幕日がいつになるか、しばらくは見えない状況で、選手たちも難しい調整を強いられる。2011年の東日本大震災でも先が見えない日々を過ごしたが、違った形でいつになるか分からない開幕を待つことになった。

開幕以降の日程だが、既に開幕は4月以降になることは確定しているようだ。少なくとも2週間以上の延期が見込まれている。ベイスターズも3月の試合は中止としてチケットは払い戻し。発売中だった4月15日までのチケットはこの日のうちに販売を休止。3月10日からファンクラブ先行発売予定だった4月21日から5月14日までのチケットも発売が延期されることになった。

オリンピック自体もどうなるか分からなくなってきているが、もともとのスケジュールを前提にすると、3月20日に開幕できないということは、タイトな日程を立てるか、何かを削るしかない。これから12球団でも日程の検討、調整に入るが、今の時点で考えてみた。

2週間延期し、ダブルヘッダーなどで強行消化

143試合をこなし、かつクライマックスシリーズなどのポストシーズンも行う。オリンピックも予定通り行われた場合、中断期間はそのままになる。ポストシーズも行いつつ143試合を消化するには、雨天中止も考えると2週間延期が限度だろう。1ヶ月延期となった時点で、このプランはかなり難しい。

9月24日以降は、かなり日程が飛び飛びになっている。ここには既に予備日を組んでいるが、延期になって中止となった試合でもう一度組み直す。それでも10月12日の週にかかるくらい埋まるだろうから、予備は1週間あるかないか。厳しいが、雨天中止分は早めにダブルヘッダーに切り替えて消化していくことになるだろう。

3週間延期し、オリンピック期間の中断を取りやめ

オリンピックの延期を判断する時期がどのくらいになるか分からないが、4月前半では答えが出ないだろう。その中、プロ野球は開幕が遅れたことにより、オリンピック期間の中断を取りやめることができるか。なかなか難しい選択肢だと思う。

オリンピックがどうなるかによって全然違う。オリンピックが予定通り開催されるにも関わらず、中断を取りやめる場合、神宮やハマスタなどが使えない。3月、4月で中止になった振替をこの期間に入れようとしても、他の球場を使うしかない。緊急事態だから四の五の言っていられないが、そもそも他球場で振り替えているので、ホーム開催が少なくなる。年間シートは既に販売しているので、なかなか調整が難しい。

オリンピックは10月開催などは現実的ではなく、延期なら翌年とも言われる。2021年に延期であれば、中断する必要はなくなり、開幕を延期した分はここで取り戻せる。

2~4週間延期し、CSを中止する

これもいろいろなところで言われている。各リーグ3チームしか出場できないCSよりも、各チームが均等に143試合を催行する方が重視されるだろう。ただ、CSがあることで秋の消化試合が減り、観客動員に繋がっていることも事実。今年は緊急事態ということで、限定的にCSを中止というのは現実的な話だろう。

西武ファンが歓喜と言われているが、そういう時に限ってリーグ優勝を逃すものだよね。個人的には、優勝もなくなった終盤の数試合よりは、CSの緊張感ある試合の方がいいと思うけどね。ベイスターズが出られなかったとしても、結果論。

CSがなくなるのであれば、優勝チーム以外の消化試合は日本シリーズの裏になっても問題ないわけで、3~4週間延期になったとしても、CSが予定されていた2週間プラス予備期間の日程で収まるんじゃないかな。優勝チームだけシーズン終盤に過密日程になるが、優勝が決まった後なら控え組の調整になるだろう。

2週間延期し、12試合を削減した年間131試合とする

可能性が一番低いのはこれかな。おそらく、12球団としては年間予算やシーズンシート、その他の収入として開催試合数が減るのが一番痛いはず。なるべくこれを避ける方向で検討するだろう。

ただ、新型コロナウィルスの影響は先が見えない。2~4週間程度の延期で済むのかどうか、今の段階では全く見通しが立たない。それ以上の延期が必要となった場合、年間の試合数を減らすしかないだろう。その時に白羽の矢が立ってしまいそうなのは交流戦の18試合だ。

同一リーグとの試合を削るとなると、ホーム&ビジターを同数にする必要があるので、1カードずつだと6試合×5球団で30試合となる。それよりも少なくするとなると、ホーム&ビジター2試合ずつで20試合となるが、中止となった3連戦のカードのうちひとつはどこかに組み入れ、逆に先の日程に入っている3連戦の1試合だけを変更することになり、日程の組み直しが大規模になる。

交流戦には、予備期間の4日も取られていることから3週間半の期間がある。ここに開幕延期で中止としたカードを組み入れれば、削減する試合を抑えながらスケジュールが回復できる。

最後に

オリンピックの方向性も見ながらの検討が続いていくことになる。前例のない状況だが、われわれは新型コロナウィルスの拡散を防ぎながら待つしかない。選手もやりづらいと思うが、再び大歓声に包まれたグラウンドで躍動する日のために、できることをやってもらいたい。

ここに書いたようなことやそれ以外のプランも含めて、12球団で検討していくことになるだろう。その決断を見守ることにする。

それにしても、オープン戦が終わった後の来週からはひたすら非公開の練習や練習試合が続くのだろうか。やっとオープン戦が始まってシーズン到来という感じになっているのに、ちょっと寂しい日々が続きそうだ。ブログのネタにも困りそうだが、何かしら見つけて書いてみようと思う。

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました