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度会が青いスーツで仮契約 背番号は24日に

横浜DeNAベイスターズは22日、ドラフト会議で1位指名した度会と仮契約を結んだ。申し合わせ上の最高条件である契約金1億円、年俸1600万円で合意し、目標とする選手にイチローを挙げ、夢は前人未到の4割打者とした。これでベイスターズは、ドラフトで指名した11名全員と仮契約を済ませた。24日に新入団選手発表会が行われる。

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注目の背番号は24日の入団発表に

新横浜プリンスホテルで仮契約を済ませ、会見を行った。その中で、イチローのバットコントロールに刺激を受けたことを語り、目標を前人未到の4割打者とした。ホームランバッターというより、しっかりと打率も残せる走攻守が揃ったプレーヤーをイメージしているのだろう。

トルネードマートからプレゼントされたという、ベイスターズカラーの青いスーツを着こなし、カメラマンからのポージングのリクエストにも応えた。新横浜プリンスホテルのクリスマスツリーの前で、I☆YOKOHAMAのタオルを掲げた。

先日の社会人野球日本選手権で弾丸ライナーの一発を右中間スタンドにブチ込んだが、そうは思えない体型はスリムでカッコイイ。同じ横浜高の先輩である多村氏以来の「6ツール」プレーヤーの誕生か。

注目の背番号は明らかにならず。24日に新入団選手発表会が予定されており、そこで背番号とともにユニフォーム姿を披露する。そして、25日のファンフェスで多くのファンにお披露目となりそうだ。やはり背番号4になるんじゃないかなと思う。

24日から逆算し、社会人野球日本選手権の決勝が19日ということだったので、この日は最初から決めていたと思う。ドラフトで指名した選手の中で最後の仮契約となった。これで無事に11名が新たにベイスターズに加わることになった。

選手契約金(万円)年俸(万円)場所日付
1度会 隆輝100001600横浜市内11/22
2松本 凌人70001200名古屋市内11/18
3武田 陸玖5000560山形市内11/08
4石上 泰輝4900850川越市内11/20
5石田 裕太郎3850780立川市内11/10
6井上 絢登3520780徳島市内11/11
育1高見澤 郁魅300340敦賀市内11/14
育2清水 麻成300340桐生市内11/15
育3小笠原 蒼280340京都市内11/12
育4庄司 陽斗300340青森市内11/16
育5近藤 大雅300340北上市内11/17
金額は推定。育成選手の契約金は支度金。

支配下では高校生が武田だけだったので、全体的に数字は高めになったかも知れない。育成選手は支度金300万円で揃っているはずだが、小笠原の記事はどれを見ても280万円という謎。6位の井上は、大卒の独立リーガーということで、通常よりも年俸は高めに設定されているようだ。ルーキーイヤーから1軍での活躍が期待される。

新入団選手発表会、ファンフェスでの雄姿が楽しみだ。

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6球団が交渉の山崎福は混乱も

オリックスからFA宣言した山崎福也は、ヤクルト、DeNA、読売、ソフトバンク、日本ハムと交渉。もちろん宣言残留を含めて所属のオリックスとも交渉済で、6球団での争奪戦になっている。Cランクで2桁勝利を挙げた左腕ということで、他の有力な候補もおらず、人気を一身に集めている。

オリックスの納会に出席し、ファンフェスにも出席するようだ。短期間で一気に5球団と交渉し、「混乱している」との本音も。ただ、相手を待たせてはいけないので、と冷静になって考えた上で、なるべく早めに結論を出したいとした。DeNAとしてはもちろん来てもらいたが、なかなか決め手に欠ける状況か。期待せず待ちたい。

そのオリックスには、広島の西川が移籍することが正式発表された。FA宣言した時点で、これは出来レースだったと思うので、相思相愛で最高の条件を得たと思う。個人的にもこのブログでは「一番嫌な打者」として名前を挙げていたが、今年のベイスターズ戦での活躍は、より一層凄いものだった。多くのベイスターズファンが、この移籍は歓迎しているだろう。

2024年はハマスタで6月4~6日に交流戦がある。ここを何とか抑えて、あとは日本シリーズで対決するようにしたいところだ。

山崎福と同じCランク左腕の石田は、何の動きも聞こえてこない。実際のところ、山崎福の行方が決まった後で、逃したチームから声がかかるのを待っているという感じなのだろう。4年8億、10億、12億と膨らんでいる中、石田にどのくらいの条件提示があるか。

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エスコバーはMLBカブスに移籍か

先日、横浜へ感謝と別れのポストをしたエスコバーは、やはりMLBのチームと交渉を行っており、最終的にカブスと契約したようだ。正式発表ではないが、アメリカで複数のメディアが伝えているようだ。

ウエイバーで獲得するNPBのチームはなかったが、自由契約となった後でオファーを出すチームもあるのではないかと思ったが、MLBへの復帰を決めた。

これは素人の憶測に過ぎないが、ベイスターズから円安も影響した大幅減俸を提示され、NPBの他球団の評価も確認する為にウエイバーにかけた。しかし、何が何でも獲得したいというチームはなかったということ。

金額イコール評価なので、そういう評価であればMLB移籍のチャンスがあるならば、そちらを選ぶのは無理もないこと。メジャー契約なのかどうかも分からないが、ベイスターズの提示よりも好条件である可能性が高い。

カブスは、ポスティングを予定している今永の獲得に乗り出すと見られており、場合によっては二人が同じチームとなる可能性もある。

ベイスターズはタフネス左腕を失うことになった。リリーフの左腕は、現状だと石川のみになっていて、補強されていない。外国人の左腕投手を探しているとは思うが、櫻井や坂本の台頭が待たれる。秋季トレーニングで三浦監督が名前を挙げた松本も、台湾でのウィンターリーグで成長すれば面白い存在になる。

2024年からチーフ投手コーチとなる大原コーチも、データを重視して、左対左のセオリーに拘らない起用を考えているようだが、それでも左を封じることができる左腕はリリーフに必要だろう。どのように整備して行くか注目したい。

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