1 読売 2 中日 3 広島東洋 4 阪神 5 横浜DeNA 6 東京ヤクルト
今年はWBC開催年だから、その影響を考慮する必要がありそう。
セ・リーグ所属で、侍JAPANの主力選手は以下の通り。
◆野手 菊池(広島) 山田(ヤクルト) 筒香(DeNA) 坂本(読売) 小林(読売) ◆投手 菅野(読売) 秋吉(ヤクルト)
もちろん、試合に出ていない選手も例年よりも早めに仕上げて、3月初めから本気のプレーができるように準備しているので、負担がないわけでない。
ただ、やはり国を背負ったプレッシャーの中でフルに出ていた選手は、比較的負担が大きかったと思う。
WBC開催により例年より1週間遅く始まるペナントレースで、彼らが最後までパフォーマンスを維持できるか?
3人主力となっている読売を1位予想しているのは、やはり選手層。正直、坂本が抜けた場合のショートはさすがに厳しいかなと思うが、それなりにカバーできる選手が控えている。
今年の読売の補強は、人数こそ多いが、それほどポイントをついていないという感じもあるが、誰かが抜けた時のバックアップまで考えると厚みが増したと思っている。
誠也、田中も出場している広島は、黒田の引退のマイナスに対して、UP要素があまりないと感じる。もちろん、岡田や塹江といった期待の若手もいるのだが、昨年からのダウンは否定できない。加えて連覇することの難しさ、去年がうまく行き過ぎている面もある。
WBCに平田、岡田を送った中日。各方面の予想はほとんど最下位。数年前のDeNAのようだ。やはり前年の成績をベースに予想されてしまうので、よほどの大補強でもない限り、順位予想は下位になってしまう。
退団確実と言われた大島、平田がともに残留。森繁和監督のもと、意外と一致団結して侮れないのが中日と見ている。投手、特に先発がちょっとツライ感じはあるものの、ここは森監督がうまく使ってくるんではないかとみている。
読売と広島で優勝争い、最後の最後で後ろから中日が2位に滑り込むという予想。
WBCは藤浪のみで負担がなかった阪神。昨年も前評判が高かったが、若手が結果を出すまでには至らなかった。今年は、糸井が加入し、これがどちらに出るかだ。
短期的に戦力は向上するが、去年あれだけ若手を思い切って使いまくったのに、ちょっともったいない感じはある。
福留、糸井の数字が上がらない場合に、若手に切り替えることができるか。
この先、少し楽しみはあるが、今年はまだチーム力にはつながらないと予想した。
DeNAは、優勝予想まで出ていることに驚く。確かに、去年初めてCSへ進出し、伸び盛りの若手が多い。勢いでさらに躍進する可能性は秘めている。
ただ、現時点で予想してみると不確定要素があまりにも多い。特に先発ローテが厳しい。ウィーランドはそこそこだがケガの不安がある。クラインも能力は高いが、今のところ日本の環境に全くフィットできていない。
今年もルーキーが開幕ローテに入ったが、他にいないので繰り上がったと思っている。濱口は良い時と悪い時の波が激しそうな印象。
打線は軒並みキャリアハイをマークした去年からさらに成長できるのかというと、不安はある。バックアップの駒が少し充実してきているが、主力に依存している状態は変わらない。
WBCの影響で、筒香がフルシーズン出られないことを想定しての5位。現状、DeNAは筒香のチームなので、不在となればチームは一気に沈むだろう。
同じような理由で山田に依存するヤクルトを最下位とした。WBCで素晴らしい活躍を見せたバレンティン。今の状態であれば、60本を打った年に匹敵するかもしれないが、やはりシーズン最後までもつのかという不安がある。ただでさえケガの多い選手。
ヤクルトの打線は、メンバーがそろっていれば強力。しかし、山田、バレンティンが欠けた場合は一気に苦しくなる。
どこのチームも主力が抜ければ厳しいのはあたり前だが、その依存度が強いDeNAとヤクルトは苦しむかなと思っている。
去年の1位広島、3位DeNAも、ほぼ当てるのはムリな結果だったので、無難な予想をするよりも、少し悪いことが顕在化する前提で予想を立ててみた。
さて、10月にどうなっているか。
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