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大田が現状維持で更改、ウインターリーグへ

横浜DeNAベイスターズの契約更改が開始した。ウィンターリーグやオーストラリアのキャンベラに派遣される選手は、契約更改を済ませてからの出発となる。この日、メキシコへ行く予定の大田は現状維持、宮城は大幅増で更改した。

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宮城は11試合登板で300万円UP

大田は、75試合に出場して打率.217、4本塁打、15打点。ケガやコロナの影響で登録を外れることが多かった昨年の62試合を上回った。

前半戦は主に代打での出場だったが、1割台の低打率に苦しんだ。オールスター前後に調整のために登録を外れ、8月はスターナイトでホームランを放つなど復調して.262をマーク。9月に特例2023で再び登録を外れたが、9月以降も調子を維持し、CSでは佐野に代わって3番を務めた。

推定5000万円なので、75試合に出場したとは言え、現状維持は甘めかなという印象。三浦監督もベンチ内での声出しやベテランとしての存在感を評価しており、33歳にしてウィンターリーグへの参加を希望した意気込みに期待しての評価だろうか。

同じタイミングで日本ハムからノンテンダーFAという形で自由契約となった西川は、楽天から戦力外通告を受けた。大田も当然、危機感は抱いているだろう。今年は十分に戦力になれなかったという想いもあり、「新しい自分をお見せする」と意気込んでいる。

同じくメキシコに行く予定の宮城も契約更改。今年は8月13日に昇格し、東京ドームでプロ初登板。その後、リリーフで11試合に登板。当初はビハインドゲームでの登板だったが、結果を出して良い場面でも使われ、3ホールドを挙げた。CSでは登板がなかったが、その緊張感を体感した。

300万円UPの740万円で更改し、メキシコでのウィンターリーグでさらにレベルアップを期す。異国での経験は、今後に生きるだろう。

既に球団から発表されている、今オフの海外への派遣は以下の通り。

行先選手
プエルトリコ・ウィンターリーグ濵口
メキシコ・ウィンターリーグ宮城、大田、関根
オーストラリア・キャンベラ徳山、東妻

派遣が予定されている選手は、早めに契約更改することになるかも知れない。濵口も今年の不甲斐ない成績で雪辱を期していると思うので、プエルトリコで何かを掴んで来て欲しい。

提携のあるオーストラリアのキャンベラには、徳山と東妻が派遣される。徳山は今年の後半からリリーフで力強いボールを投げており、かつて大貫や入江も参加したこのリーグで、来季に飛躍する為のきっかけを掴んで欲しいと思う。

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MLB108発のレイエスを調査

少し前だが、MLBで通算108本塁打をマークしているフランミル・レイエスを調査していると報道があった。以前にもソフトバンクとDeNAが調査しているという噂があり、今回はスポニチが報じたものだが、その後の進展はない。

近年のベイスターズの外国人選手の獲得は、事前に「調査」の報道があることは少なく、新聞に「獲得することが分かった」と載った日に公式発表という流れ。そういう点からしても、レイエスの獲得は違うのかなと思っている。現地の記者か、ソフトバンク関連で情報が出た可能性もある。

ソトは退団が基本線と言われ、来季も契約があるオースティンは、右肘の手術で外野の守備に就けていないことを考えると、ファースト起用が濃厚。そうなると新外国人は外野手という可能性が高くなる。

しかし、レイエスは外野手ではあるものの守備力は低いようで、DHのあるパ・リーグでないと難しいという声もある。また、牧、宮崎、そしてオースティンと右の強打者が多く、左打者は佐野以外は小柄の選手が多い。そう考えると左打者の外野手がベストだと思う。

ただ、ベイスターズの外国人野手を振り返ると、右打者には良い選手が多いが、左打者があまりいない。最近で思い付くのはエリアン、モーガンくらいで、過去もハーパー、スレッジ、懐かしいところでダン・ジョンソンやボイ・ロドリゲス、ズーバー、セルビーなど。活躍したとなると大洋時代のシーツまで遡ることになるか。

近年、外国人野手もレギュラーとして出場する選手がほとんどいなくなった。規定打席に到達したのは、セ・リーグではサンタナ、オスナ、ノイジーだけ。パ・リーグもマキノン、マルティネス、ポランコの3人。守備力もあって打てるのがベストだが、そう高望みもできないのは確か。

レイエスは28歳と若く、MLBでの実績は異なるがミエセスみたいなイメージなのだろうか。5月にロイヤルズをDFAとなってからはマイナーで、成績も良くなかったようだが、2021年には30発を放っており、長打力は申し分ない。ソフトバンクも狙っているようで、今オフは小久保新監督の就任でさらに積極的な補強が予想されるので、最終的にどうなるか注視して行きたい。

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ドラフトは大卒投手か、度会か

ベイスターズのドラフト1位指名は、毎年当日の指名を見るまで分からないので、あれこれ予想して楽しむしかない。現状では、豊作と言われる大卒投手が濃厚と見られるが、ENEOSの度会も候補として挙がっているようだ。

確かに、今永、バウアー、石田が抜けるという可能性があるので、先発の即戦力が欲しいのは間違いない。ただ、野手を見ても牧より下の年齢層で強打者が少ない。今年の野手ではナンバーワンとも言われる度会は魅力的な存在だ。

2位で獲れたら最高だったのだが、現状だとそれはなさそう。豊作の大卒投手が、2位でも有力な選手を指名できるのであれば、1位で度会指名もあるだろうか。

アマチュアの野球には詳しくないので、書けることは少ないのだが、1年間見て来たので、補強ポイントについては考察できる。ただ、去就が微妙な選手たちの手ごたえがどうなのか分からないので、そこはワーストケース想定にはなる。

来週はもう少し情報も出て来ると思うので、ドラフト前には例年通り補強ポイントの考察と、個人的に気になる選手を書けたらと思う。

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阪神、オリックスが日本シリーズへ

以前にも書いたと思うが、今年は両リーグとも独走で優勝だったので、きっちりと阪神とオリックスで日本シリーズをやって欲しいと思っていた。順当にその結果になって、まずは良かったかなと思う。

野球好きではなく、ベイスターズ好きなので、例によってベイスターズが関連しない試合は観ていない。セ・リーグは阪神が3連勝で決めた。ひねくれているようで恐縮だが、3試合で終わって良かったというのが本音。カープに1つも勝てずに敗退したベイスターズのファンがいうと負け惜しみにしかならないが、CSの主催が増えておいしい思いをされるのも癪なので。

野球の違いを見せ付けられた広島も、阪神には1つも勝てなかった。それくらい今年の阪神は強かった。野手も必要なところできっちりと得点を取ってくれるが、やはり投手力が素晴らしかった。CSのMVPは木浪になっていたようだが、3連投で1勝2Sの岩崎じゃないの?と思う。レギュラーシーズンの最後は怪しかったが、しっかりと調整して来るあたり、さすがだと思う。

日本シリーズは少し観ると思うが、阪神とオリックスで白熱の投手戦か。山本由伸がCS初戦で5失点は驚いたが、そういった想定外のことが起こるのか。今年、開幕シリーズで行った京セラドームと、5月に仕事の翌日に行った甲子園。初めて現地に行った両球場で日本シリーズが行われるのは複雑な気持ちもあるが、2023年のプロ野球を象徴する戦いをして欲しいと思う。

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フェニックスリーグ

最後にフェニックスリーグ。

19日から第3節が始まり、CSを終えた林、知野、蝦名が合流した。19日の広島戦は、東妻の2ランや林のタイムリーなどでリードしたが、9回に櫻井が2ランを浴びて同点とされ、引き分けた。20日は雨天中止。

そして、21日はソフトバンクに3-0で勝利。ベイスターズの公式サイトにも掲載されているが、スタメンは以下の通り。

6 林
8 知野
2 松尾
5 蝦名
7 勝又
3 小深田
D 益子
4 粟飯原
9 蓮

3人が合流し、野手が不足している状況は少し改善された。しかし、19日の試合もそうだが、蝦名はサードに入っている。結局、今年はここまで蝦名のサードはやっていない様子だったが、ここで本格的にサードでも守れるようにしようということか。入れ替わりで知野も外野に入っている。

蓮も人が足りないので外野をやっているのかと思ったが、この日もライトで出場しており、外野も守れるようにしようということなのかも知れない。

投手では森下が6回4安打無失点。前回の14日も6回1失点で、イースタンでも後半はローテーションに定着していたが、高卒ルーキーではかなり結果を出している方だと思う。一番最初に観た時に、石田に似ていると思ったが、180cmと同じサイズの森下が、近いうちに1軍のローテーション争いに加わって来るか。

22日はスカパーで中継もあるようなので、映像を見ての投稿ができるようだったら書きたいと思う。

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