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エスコバーが新たに2年契約で残留 ソトと同じく2023年まで

横浜DeNAベイスターズは10月31日、エスコバー、ソトと来季の選手契約を結んだことを発表した。エスコバーは、今年で2年契約が満了となったが、来季から新たに2年契約を結び、推定年俸2億円。ソトは、今年から3年契約を結んでおり、来季が2年目となる。これでエスコバー、ソトともに2023年まで横浜で活躍することになる。

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横浜の街に残りたい気持ち

2017年に日本ハムへ入団したエスコバーは、7月6日に黒羽根とのトレードでDeNAに移籍。日本ハム入団時は9,000万円とされていた年俸は、2018年には5,500万円に減額。しかし、ここから毎年、登板数と内容を向上させて行った。2020年から1.6億円で2年契約。そして今回、大台の2億円での2年契約となった。

もはやチームには欠かせない存在。今年はコロナの影響で来日が遅れたが、ソト、オースティンの不在も響いたが、エスコバーの不在が最も序盤の不振に直結していた。どんな場面でも全力で投げてくれる頼もしい存在。今年は終盤にクローザーがバタついた際、4年ぶりのセーブも挙げた。成績的には、来日が遅れ、長いシーズンになったことから61試合登板、防御率3.38と例年よりも若干落としたが、1ヶ月弱不在だったにも関わらずチームトップの登板数と、大車輪の活躍だった。

CS進出がなくなったことから、コロナ禍で家族が来日できないということもあり、少しだけ早めにシーズンを終えて帰国したが、横浜に残ることを希望し、両者の思いが一致した。

来季だけでなく2023年まで彼の登板を見ることができるのは非常に嬉しいこと。年齢的にも来年の4月22日で30歳を迎えるが、まだまだ全盛期。このペースで登板した場合の故障は確かに不安もあるが、ここからの2年契約に異存はない。再び満員となったハマスタで、エスコバーのパワーピッチが見られることを楽しみにしたい。

他の選手と異なり、来季の契約やオプションがなかったので、退団する可能性もゼロではなかったが、エスコバー自身が横浜でのプレーを希望していることが、何よりも嬉しいことで、これでまた一つ、オフの懸念事項が解消された。

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すぐにでもトレーニングを

ソトは来季が3年契約の2年目となる。今年はリーグ10位タイの21本塁打をマークし、来日から4年連続の20本塁打をマークしたが、成績はNPBでのキャリアワースト。1年目から逆反比例で下がっている成績は、非常に気になるところだ。

昨年、今年とコロナ禍の影響を受け、難しいシーズンになっているが、他の選手がそれによって大きく成績を落としているわけではないので、ソト自身のバッティングの乱れ、相手の研究といったところが要因だろう。

今年は、来日が遅れてキャンプ、オープン戦に参加できなかった。4月中旬にぶっつけ本番で1軍の試合に出場したが、4月は.184と調子が上がらなかった。5月に.280で7本、6月は.295で4本と交流戦に入って復調気配だったが、中断を挟んだ後半戦は、162-31で.191と大不振だった。53試合出場で、22打点はあまりにも寂しい。ホームランも8月に4本マークしたが、9月2日に打った後は10月7日まで打てなかった。

来日初と言っても良い不振を経験した今季。コメントとして「ベストを尽くせるように、すぐにでもオフのトレーニングを始めたい」と言っているが、不振の原因が掴めていなければ来季以降もこの程度の成績しか残せない可能性もある。

ソトは好きな選手だし、彼が復調して打ってくれることが一番良いのは間違いない。ソトがスタメンにいれば、相手投手も怖さがあるはず。だが、今季の後半戦のような感じでは中軸の出塁によるチャンスを潰してしまうだけ。

球団の予算の都合もあるだろうが、最悪ソトの登録を外して代わりに出場できる外国人野手を一人用意しておくべきだろう。オースティンのような大物は難しいだろうが、ソトが最初に来た時のような、メジャーに定着し切れていない選手を獲得しておきたい。デラロサがその域に達しているのであれば、支配下登録しても良い。

ソトが外れた場合、牧がファーストに回り、柴田や大和がセカンドに入ったが、ショートと2つのポジションで彼らが入ると攻撃力が下がることは否めない。フェニックスリーグで好調の伊藤裕季也が、来年成長してセカンド、ファーストを担うことができれば、ソトと争えるかも知れない。細川も今季の最後にファーストの守備を練習していた。ただ、ソトがベンチにいると、それを押しのけてまで伊藤裕や細川を三浦監督が使えるかどうかということになる。

本来は佐野をファーストに回したいが、ソトが不振の時だけファーストだと中途半端になるので、キャプテンでレギュラーの佐野は固定したいという気持ちがあって、レフトのままにしているのだろう。

今年、来日が遅れ、試合に出始めた頃は、かなりオープンスタンスにしていた。彼なりに考えて来たのだろうが、キャンプ、オープン戦がなかったことで微調整もできなかった。横浜のために力になってくれるナイスガイだと思うので、3年契約の2年目でもしっかり準備してくれることを期待したい。まずは来年、春季キャンプに参加して、しっかりとバッティングを見直してもらいたい。

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訃報 山崎の母、ベリアさん死去

ショッキングなニュースだった。30日、球団から山崎ベリアさんが逝去されたことが発表された。51歳とまだ若く、急なことで信じられない気持ちだった。ご冥福をお祈り申し上げたい。

山崎が入団後、ハマスタによく来場されていた。2015年か2016年か忘れてしまったが、内野のバックネット近くで観戦していたら、ベリアさんがすぐ近くに座っていた。観戦仲間とともに話しかけたら、気さくに応じてくれた。

遺族のご希望で、詳細は非公表となっているので、これ以上は何も言うべきではないだろう。ファンが勝手にこの件と、昨年からの山崎自身の不振を結び付けるのも違うと思う。ただ、この事実を乗り越え、来季以降も活躍して欲しいと願うのみ。

以前からポスティングでのメジャー挑戦の希望を表明していたが、残留の方向という報道はあった。残留となれば、来季も当然リリーフには不可欠な存在なので、今年終盤に悪くなっていた部分を修正し、再びクローザーを争ってもらいたい。

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