02/25 強化試合 オーストラリア2-11日本(京セラ)
2-2の同点で迎えた4回、日本は青木がレフト線へ2点三塁打を放って勝ち越すと、 その後も攻撃の手を緩めず、相手のエラーも重なって、16安打で11点を奪った。投手陣は、先発の松坂が打者10人に対して5安打2失点で2回途中で降板。 2番手以降は、杉内が5連続三振を奪うなど無安打に抑え、最後は藤川が3者連続三振で締めた。
複数ポジション制
「サードの村田がファーストに回ります」
え?耳を疑った。
ルーキーの時、サードには古木がいたことから、セカンドを守ることはあったが、ファーストは記憶にない。オープン戦とか練習試合でもあるだろうか?前日も川崎をサードに入れるなど、「複数ポジション制」を唱えていた原監督だが、村田も例外ではなかった。
しかし、恐らくプロの公式戦で一度も守っていないファーストとは。まぁ、セカンドに入れるよりマシだけどさ。画面には、ファーストミットをつけた村田の姿。新調したのか、内川のものを借りたのか分からないが、違和感がある。
いきなり、ファーストゴロが飛んできて、やっぱりの後逸。岩村がカバーしてくれたので、エラーにはならなかったが、ちょっと怖い。最後のショートゴロは、ファーストへショートバウンドになったが、うまくすくい上げた。こういうのはサードでやってるか。
問題は、景色が正反対になることかな。強烈なゴロはサードでも飛んでくるけど、左打者が引っ張った強いゴロは、バットに当たる瞬間が見えづらいし、スピンが逆にかかっているので、自分の左側に切れていく感じになるんだろう。いつもは右側だから、その切り替えが難しいのかな?
それをよくやっている、小笠原に話を聞いておくといい。村田も、将来的に守備が落ちてきたら、サードからファーストへ回ることもありそうだ。
村田の一塁はオプションに
村田がファーストをやれると、もしも内川がケガをした時、ジョンソンや佐伯を入れる選択肢だけでなく、サードに石川を使うというような選択肢もできるかな。
8 松本 4 仁志 9 吉村 3 村田 7 ジョンソン 5 石川 6 山崎 2 斉藤俊 P
内川もファースト、外野と複数ポジションをこなせるし、村田もサードだけでなくファーストを経験しておくのも悪くはないかな。
バッティングの方は、村田が2安打。これはいいバッティングだった。でも、結果が出たので、期待されている一発をアピールしたかったのか、最後の2打席は一発狙いの大振りで三振。
いつもの右へ長打というイメージで行けば良かったと思う。WBC球が飛ばない、という意識が強かったのか。
内川は、昨日の活躍が認められたのか、9番ファーストでスタメン。途中、レフトに回ってフル出場。ノーヒットに終わったが、バッティングは良かった。2四球とボールが見えているし、凡打も当たりが良く、捉えた感じはあった。
相手投手が左腕で、青木や福留、小笠原の調子次第では、スタメンもなくはない。ただ、結果でもう少し強烈なアピールをしたかったけどね。
オーストラリアに連勝。相手のメンバーからしても当然の結果だろう。しかし、球数制限がやっぱり厄介。ダルビッシュも松坂もそれが気になってしまったか。
ダルビッシュは特に、WBC球で滑ってしまっている感じを受けたので、ちょっと心配。
週末の強化試合は、西武、巨人とだけど、WBC球を使うのかな?あんまり強化にはならなそうなので、あと1週間、ちゃんと調整して欲しい。
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