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ルーキー2投手がBP登板 18番の三人が揃う

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ第3クール2日目は、ライブBPとして東、徳山、三浦が登板し、ランチ特打で主力と対戦した。エスコバー、ロメロがブルペン入りし、実戦に向けて一つステップアップ。引退した松坂氏が宜野湾キャンプを訪れ、三浦監督や小園と対面した。

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ルーキー2人の投球は宮崎も評価

この日は、基本的なメニューをこなした。午前中は、8投手が参加して投内連携を実施するなど守備練習に終始した。投手陣ではエスコバーとロメロがブルペン入り。投げ込みというほどの球数は投げなかったが、小谷アドバイザーが話しかける場面もあった。

ランチ特打では、前日と同じく2箇所のケージが用意され、バックネット側から向かって左は石井コーチが近距離から投げ込んだ投球をソト、オースティンが5球程度で入れ替わりながら打ち込んだ。速球への対応という感じだろうか。二人は前日に続いてライブBPとは対戦せず。

反対側は、ライブBPとして東とルーキーの徳山、三浦が登板した。昨日の田中健もそうだが、東もこの時期に打者に投げられているだけで十分。大田、佐野と対戦したが押し込むボールもあった。順調に来ていると思うので、開幕から逆算してやってくれれば良い。

徳山は、変化球を交えながら佐野、宮崎らに29球を投げた。プロの打者に投げるのは初めてなので、多少緊張もあっただろうし、まだ完璧な仕上がりという段階でもないだろう。いきなり主軸との対戦になったが、良い打者に投げられたことで勉強になったと前向きに捉えていた。

三浦も同じく変化球を交えて34球を投げた。両投手と対戦した宮崎は、二人とも力強いボールを投げていたと評し、徳山については下から這うような真っすぐ、三浦についてはスピンの利いた回転のきれいなボールと印象を語った。

二人については来週以降の練習試合で登板が予想される。実戦でどのような投球を見せるか楽しみだ。先輩投手を脅かす存在になれるだろうか。

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横浜の18番が三人揃う

横浜高出身で、西武などで18番を背負った松坂大輔氏が、評論家として宜野湾キャンプを視察。元横浜の18番である三浦監督と対面し、W大輔が揃った。松坂氏は、ドラフト1位の現横浜の18番・小園とも対面し、小園はマウンドでの意識や1年目の時に心掛けたことを聞いたようだ。

言うまでもなく松坂氏は、横浜高から西武に入団し、高卒のルーキーイヤーから16勝5敗をマークしたレジェンド。同じ高卒の小園としては、1年目がどうだったのかというのは知りたいところだろう。前日にはキャッチボールの姿で斎藤コーチが絶賛してしまう逸材。この日は午後にブルペンでシャドウピッチング。ブルペン入りも近づいてきたか。

松坂氏は、テレビ朝日の解説と報道ステーションのキャスターを務めるということなので、この日の様子はいずれ放送されるかも知れない。松坂氏が輝いたハマスタへたくさん取材に来てもらえるように、いい位置でペナントレースを展開したい。

三浦監督はこの日、嘉手納を視察したようだ。イレブンスポーツではいつ来ていたのかは分からなかった。ファームで調整している大和や牧を始め、他の選手の様子も確認し、翌日の紅白戦に向けて士気を高めた形になった。牧は、別メニューの組に入っていたが、ウォームアップ後はメイン球場でのノックでは、通常メニューに参加していた。

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12日は初の実戦、紅白戦

12日は13時から紅白戦が行われる。白組が宜野湾メンバー、紅組が嘉手納メンバーとなり、7イニング制で行われる。既にスタメンは練習メニューが発表されている。

先攻:紅組(嘉手納)

7 宮本
8 関根
9 蝦名
2 嶺井
3 山下
D 東妻
4 伊藤裕
5 小深田
6 田部
P 阪口、平田、池谷、中川、石川、加藤(順番不明)

後攻:白組(宜野湾)

8 梶原
6 森
D 伊藤光
7 楠本
2 山本
5 倉本
9 細川
3 知野
4 柴田
P 上茶谷(3回)-坂本(3回)-ディアス(1回)
※ディアスはファームからの参加

ファームからは、隔離明け調整組、リハビリ組、登板しない投手を除いて全員が宜野湾に来る。大和や牧も試合には出ない可能性が高いが、今年初めて宜野湾に姿を現す。試合前12:10からは、1軍とファーム合同のシートノックが行われる。紅白戦での結果ももちろんだが、このシートノックの動きにも1軍首脳陣が目を光らせる。大和、牧もここには参加すると思われるので、動きをチェックして良ければ来週からの1軍復帰はあるかも知れない。

一方で、藤田は左ふくらはぎに張りがあるということで、12日から嘉手納で調整することになった。2日目から張りがあり、別メニュー調整が続いていたという。10年ぶり復帰と現役続行で意気込んでいたと思うが、張りがあるというレベルで止めておかないと、重傷なってしまっては年齢的にも選手生命に影響を及ぼす可能性もある。ここは無理せずにじっくりと体を作って、1軍への復帰を目指して欲しい。

藤田も昨年はファームスタートで、そのまま一度も呼ばれずに終わってしまったので、何とか1軍に居続けたいという思いはあるだろうが、ベイスターズにおいてはシーズンが始まってからも藤田が必要になると思う。その時に合わせて欲しい。

思えば昨年の紅白戦では、牧がいきなりレフトポール際へのホームランで、並みのルーキーではない存在感を見せた。そこからベイスターズにとっては牧一色のシーズンとなったのだが、今年もこの紅白戦で輝く選手はいるだろうか。注目は全員だが、個人的には白組1番に入った梶原と細川、小深田のバッティングに注目したいと思う。

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