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相川、メジャーのオファーなくヤクルト移籍へ

横浜からFA宣言している相川のヤクルト入りが決定的となった。16日に都内でヤクルトとの初交渉が行われ、3年4億円と予想される提示を受けるとみられ、正式に入団が決まる。

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同一リーグへの捕手の流出

やっぱりメジャーから良いオファーはなかったようで。これまで何度か書いているけど、ベイとしては数年間、投資して育てたレギュラーキャッチャーが同一リーグに移籍するというのは痛い。

ただ、一歩外から見れば、僅かに1年(2007年)、レギュラーとして出場して3割を打ったというだけ。2008年は肘の手術明けだが、休み休みの出場で、盗塁も刺せない状態。

アテネオリンピック代表、第1回WBC優勝メンバーという肩書きは立派だが、実際の試合出場はほとんどなく、ブルペンキャッチャーだった。もちろん、それでもチームに貢献したと言えると思うけど。

今年、FA宣言したことについては、理解しがたい。よほどチーム内でうまく行ってないのだろう。監督とソリが合わずにFAし、メジャーの可能性を探った上で同一リーグに移籍という、谷繁と同じコースという気がする。

マイナー契約で行くほどのチャレンジ精神があるわけでもなく、とにかくベイを出ることが前提という感じにも見える。

ヤクルトへ流出するベイのデータなどが、どれほど損失を被るのかは分からない。それを使いこなして、ヤクルトがベイをカモにできるくらいなら、相川もメジャーからオファーのあるキャッチャーになっていたはず、という気もする。

この後数年のヤクルト戦の対戦成績でそれが分かるだろう。そして、相川自身がヤクルトでどのくらい活躍するか。鶴岡のようにCSや日本シリーズで見ることになるのか?それとも?

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興味はヤクルトからの人的補償に

とりあえず、補償金4000万と人的補償は得られる。枠も空いているし、誰かは獲得してもいいだろう。補償金のみとの差は2000万しかないはずだ。

ヤクルトのプロテクト予想はこちら

野口を獲っているし、キャッチャーを獲りにいくとも思えない。それこそ福川が漏れているなら別かも知れないが。

ボーダーの選手は、ヤクルトファンからすると違う意見もあるようだ。左投手なら高井か佐藤のどちらかが漏れそう。右の中継ぎなら花田、鎌田か。木田は微妙だが、ベイなら獲りかねない。

野手だと俊足タイプだろう。今年のドラフトで狙う分をここで獲得して、ドラフトは投手重視にしてもらった方がいいかも。

川端、梶本、野口祥あたりで漏れたらGETして欲しい。城石だとちょっとベテラン過ぎる。

宮出も漏れる可能性があるが、外野はただでさえ過剰気味。ただ、右の代打の手薄さを考えるとアリかも知れない。さすがに武内はムリか。

ヤクルトがベイが投手を狙うことを見越して、投手を多めにプロテクトすれば、野手の獲得でもいい。とにかく、しっかり戦力になる選手を選ぶべきだ。

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