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最悪の展開でオセロ終了 なぜ1回で先発を代えるのか

07/16 中日8-0横浜DeNA@ナゴド

DeNAは先発の中川が初回に2四球とヒットで1失点。2回からは平田にスイッチした。打線は序盤、再三のチャンスも3併殺で潰し、5回以降は安打に封じ込められた。終盤、リリーフが打ち込まれ8失点の大敗。約1ヶ月ぶりの連敗でオセロ状態は終了。

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ポジ

平田が2回から登板し、3イニングで5三振を奪った。ある程度、早い回から行くことが想定されていたため、準備が出来ていた。直球、変化球ともにキレが良く、コントロールできていた。ビシエドにはチームとして隙を見せてしまい、阿部には巧く打たれた。この失点は痛かったが、平田としてはやむを得ない面もあった。

7月4日以来、かなり久々の登板となったが、しっかり自分の仕事ができたと思う。彼がこれくらい投げてくれれば、先発が崩れてもゲームを立て直せる可能性が出てくると思う。今後もこういった場面になると思うが、好投を期待したい。

武藤は3安打を打たれながら、何とか凌いだという形。昨年に比べると球威が物足りない感じがある。減量が原因だろうか。その代わり、丁寧な投球でコースに投げ分けることができたので、平田と同様、早いイニングでの登板で存在感を見せて行って欲しい。

柴田が3安打と気を吐いた。オースティンの離脱でチャンスを得たが、見事に結果で応えている。ロペスの不振が続くようなら、ファースト・ソト、セカンド柴田は良いと思う。

山下がやっと出番を得た。いい感じで捉えた打球だったが、正面だった。なかなかチャンスがないから1打席が勝負になるだけに、ヒットになって欲しかった打球。もう少しチャンスがあれば。

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ヤジ

今季、全く勝てそうもない試合は初めて。23試合目で初めての零封で、ワーストの展開だった。4回までに6安打を浴びせながら3併殺で、典型的な拙攻を繰り返した。この展開ではどうしようもない。こういう試合もあると割り切るしかない。

ただ、この日の先発の中川には何を期待し、どういう意図で起用したのか。確かに、初回2アウトを取ってから連続四球で歩かせ、阿部にタイムリーを浴びて失点し、35球も要した。前回も四球の後にホームランを打たれるパターンを2度繰り返しており、その反省が生かされていないという状況で、代えられて文句を言えるような投球ではなかった。

「中日に流れが行ってしまうと思ったので代えた。今日は大事な試合だった」というラミレス監督のコメントだが、大事でない試合はいつなのか。ファームでの登板順序を変えればピープルズも使えたし、一応甲子園では3イニング無失点の櫻井もいた。櫻井は結果的にはリリーフで3失点ではあるが。

そうした中で、中川の先発を決めたのだが、最初から良くなければ初回でも交代するつもりで起用している。もちろん、消化ゲームではないし、育成の場ではないのだが、1軍で先発することでしか得られないものは確実にある。昨年、ファームで最多勝を獲っている中川は、1軍で結果を残すことが次のステップ。期待しているのであれば、彼の成長のためにもう少し経験をさせることがあっても良かったと思う。

初回、またも前回と同じように四球から失点してしまったことに対して、2イニング目でどんな姿を見せるのか。切り替え、立ち直りができるのか。常にパーフェクトに抑えられるわけではないのだから、そういったところが重要だろう。伊藤光と試合前に打ち合わせたことに対して、初回はこうだった、次の回はこうしようというようなものがあるはずだ。内容が非常に悪かったのは同意するが、1失点で切り抜けているわけだから。2回も続投した中川が、四球を出したり失点を重ねてしまったら、すぐに代えられても文句はないが、1回を投げただけでの交代は理解できない。

終盤の優勝争いでもう負けられない試合なら、百歩譲ってもいいが、この試合で中川を先発させた意味すら分からなくなるような交代。であれば、最初からブルペンデーを決め込んで平田を先発させればいい。もちろん、大貫が同じような交代に奮起して好投した事実はあるが、中川の立ち位置はまだ高卒育成上がりの3年目。大貫とは違う。こういう起用をしているから、先発投手が育たないのではないか。

近年、ローテ入りしているのはアマチュア時代から力のあるドラフト上位の大卒、社会人の投手くらい。人的補償で入団した平良は、比較的育成できたのかなとは思うが、全く先発が育っていない。古い考えと言われるかも知れないが、先発は1軍の試合でイニングを投げていくことで、大きな財産を得ていくものだと思う。

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キジ

2007年に開幕から12試合オセロ状態が続いたときは、連勝で止まったので、その再現と行きたかったが、連敗により16試合連続で止まった。この試合の展開ではスパッと気持ちを切り替えて、今年初めてハマスタに観客が入る試合に全力で臨むしかない。

序盤のチャンスをものにしていれば展開は違ったのだろうが、終わってみれば完敗という試合なので、これ以上たらればを語っても仕方がない。

中川が登録抹消になるということなので、来週のヤクルト戦は別の先発を立てることになるだろう。その候補である上茶谷がファームで先発した。見逃し配信で投球を見たが、ストレート、変化球ともにまずまずで、低めにコントロールできていたので、問題はなさそうだ。5回93球とファームの選手相手に少し手こずっていたのは気になるが、肘の状態に問題がなければ、上がってくるかも知れない。坂本が思ったよりも時間がかかりそうなので、彼への期待も高まる。

明日は鎌ケ谷でのゲームだが、天候的には難しそうだ。そうすると、今週実戦で投げられているのが上茶谷くらいなので、そうなるのかなという気がする。ピープルズを持ってくる可能性もあるが、首脳陣の中で彼の先発入りの優先度は高くないようだ。

週末は天気がぐずつくようだが、広島をスイープして再び上昇気流の読売を止めることができるか。声援はないものの、ハマスタのベイファンの力で連敗を止めて欲しい。

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