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今度は国吉が投打に活躍 問題は対小川

08/29 横浜DeNA9-3東京ヤクルト@ハマスタ

先発の大貫は前回に続いてコントロールが安定せず、なかなか打者を打ち取れない。初回に2点をもらったが、4回に山崎の逆転2ランを浴び降板。代わった国吉が3者連続三振で流れを呼び、その裏先頭打者で打席に入りヒット。ここから5本のヒットにヤクルトの守備の乱れを突き、一挙5点を奪って逆転。その後も攻め続け、大勝で3連勝。

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ポジ

流れを変えた国吉

大貫が山崎に逆転2ランを浴びた。今季1号というホームランがほぼない打者に完璧に打たれた。初回2失点だったクックも立ち直りを見せていただけに、少し嫌な展開だった。

2番手で5回のマウンドに上がった国吉。ストレートの走りも十分で、フォークやカットボールが冴えた。前の打席でホームランを打っていた坂口には粘られたが、最後はフォークが良い高さに決まって空振り三振。山田には最後、158キロのストレートがアウトサイド低めいっぱいに決まり、見逃し三振。あれをストライクと言われても打てないだろう。青木を追い込んでからのフォークを振らせた。1番から始まる好打順で、流れをDeNAに持ち込んだ。

その展開から、クックが勝利投手を意識する5回の先頭として打席に入り、痛烈なライナーのピッチャー返し。続投を決めたラミレス監督も予想以上のナイスバッティングだっただろう。6回は村上を歩かせ、雄平を三振に取ったところで交代。35球と少なくはないが、状況次第では明日の登板もありうる球数に留めた。大事なところでの失点もあるが、国吉の奪三振率10.48は、リリーバーとしては魅力。三嶋も素晴らしい投球をしているが、国吉の活躍も見逃せない。

一発はなくても繋ぎの攻撃

この日は、大貫が2本のホームランを打たれて逆転されたが、DeNAはホームランなしで9点を奪って再逆転した。初回は梶谷がファウルで粘り、11球目をライト線へ二塁打した後、倉本がきっちり引っ張ってランナーを進めるバッティング。これがファーストのエラーとなり1、3塁。ソトが高めの球を強引にならず、前日に続いて右方向へ軽打して先制。佐野もバットが砕けながらセンターへ運び、タイムリーで続いた。

細川のヒットで1アウト満塁としたが、戸柱が引っ掛けて併殺打。初回、クックを攻め立てたが2点止まりとなり、それがヤクルトの逆転に繋がってしまった。

それでも5回、国吉のヒットに野手が奮起する。梶谷、倉本の連打で繋いでノーアウト満塁。ソトの強烈な打球をエスコバーが弾き、記録はエラーとなるが2点が入り再逆転。さらに2アウト2、3塁のチャンスが続き、初回に併殺打を打った戸柱が、ここはライト線へしぶとく落とす2点打。相手の守備の乱れを突き、繋ぎのバッティングで5点を積み重ねた。

6回は代打の乙坂の久しぶりのヒットの後、梶谷が歩いて、倉本は粘った末、9球目を引っ張ってファーストゴロ。きっちりと進塁打を打つことができた。これがソトの2点タイムリーに繋がった。前日は、2番としての仕事ができていなかったので苦言を呈したが、彼も自分自身で反省してこの試合に臨んだと思う。1日にしてこれだけ2番の仕事をしてくれれば文句はない。素晴らしい活躍だったと思う。

守りの差が大きく出た試合

ヤクルトが3失策で、初回と5回は失点に結び付いた一方で、DeNAは好守が目立った。特に6回、国吉をリリーフした平田がエスコバーにヒットで繋がれてしまった場面、俊足の左打ちである山崎のセンターへ抜けそうなゴロを、大和がグラブトスで倉本と連携し、併殺打に取った。これは見事な守備だったし、試合の流れとしても決定的にした。大和は7回にも素晴らしいプレーがあり、前日久しぶりにセカンドに入ったのだが、彼にとってはそんなことは全く影響がないようだ。いつもは守りの差で敗れることが多かったが、この試合は守りでも差を付けた。

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ヤジ

今週は体調不良で練習を休みことがあり、中7日と間隔を少し開けての先発だったが、投球は苦しいものになった。立ち上がり走者を2人置いて、非常に相性が悪い村上との対戦になった。ここは真ん中近辺の球を村上が打ち損じてレフトフライ。初回は何とか無失点で切り抜けた。

2点のリードを貰ったが、坂口には完璧に打たれソロで1点差。4回は村上にヒットを打たれたが、雄平を併殺に取って切り抜けたかと思ったが、山崎に逆転2ランを浴びてしまった。

先発ローテーションにきっちりと入り、1ヶ月半。暑い中での登板で体力的にも疲れが出始めているのだろう。球威、コントロールとも先月とは違う状態になってきている。しかし、先発投手として年間を通して活躍するにはここを乗り越えなければならない。もうひとつステップを上がるために、自分の体調を確認しながら、どうすれば良いのか学んで行ってもらいたい。

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キジ

大貫とクックというマッチアップで、絶対に獲りたい試合を勝つことが出来た。しかも大量点を奪うことができたので、勝ちパターンの投手は温存出来た。

来週からの読売との直接対決の前に、ゲーム差をこれ以上離されるわけにはいかない。読売がスイープしたヤクルトを相手に、DeNAもきっちりと下して付いて行きたいところ。問題は、ノーヒッターの小川。あれから2週間で、同じ舞台での対戦となる。この試合のような繋ぎの攻撃ができれば、そこまで抑えられる状態ではない。

DeNAは阪口が先発するが、良くなければ前回よりも早めに交代するだろう。失点を最小限にして、6回以降は勝ちパターンが投入できる展開に持ち込めば、勝機はある。ヤクルトは投手陣が崩壊しつつあるので、小川が完投もしくは直接石山に繋ぐ展開は防ぎたい。その他の投手が投げれば攻略の糸口が見いだせるかも知れない。

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