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今度は広島の守り勝ち 九里に完封許す

09/28 広島東洋4-0横浜DeNA@マツダ

前日から一転、この日は菊池涼の攻守に渡る活躍に、九里が完封で応えて広島が守り勝ち。DeNAは京山が5回3失点で今季初黒星。菊池涼に対して変化球が甘くなり長打を打たれた。打線は7安打で得点圏のチャンスは再三あったが、決定打が出なかった。

ポジ

佐野が年間の規定打席372に到達。この日はきっちりマルチヒットをマークし、.349とした。まだ33試合も残っていることから打率については、2位村上の.330と差はあるものの分からない。最多安打は117で2位が梶谷、宮崎の105なので、最後まで試合に出られれば、ほぼ確実だろう。本塁打、打点も含めてどこまで数字を伸ばせるか。

2番手の伊勢が無失点で防御率を1.02とした。17回2/3で自責点は2。エラーによる失点はあるが、ルーキーとして素晴らしい数字を残している。先頭の田中広に粘られたが、最後はチェンジアップで三振。鈴木は2球で追い込み、最後はコーナーギリギリにストレートが決まって見逃し三振で2者連続。しかし、松山に甘く入った変化球をライト前へクリーンヒットされると、坂倉にはストレートがコントロールできず、4球連続でボールとなり歩かせてしまった。長野も3-1とカウントを悪くしたが、最後は詰まらせて内野フライ。

左打者への対応に課題を残したが、これは来年以降に克服していくべきところだろう。まずは右打者が多い打順でしっかり働けるようになれば。

ヤジ

京山は前の2試合に比べると良くなかったように見えた。特に変化球のコントロールがいつも以上に悪くて苦労していた。ストレートも腕が振り切れていない感じがした。それでも、5回まで4安打5奪三振と結果は残した。

初回、大盛の完全に打ち取った当たりが内野安打となり、すぐさま盗塁を決められ、内野ゴロ2つで失点。実質ノーヒットでの失点のようなもので、勿体なかった。あとの2点は菊池涼に変化球が甘く入ってしまった。

特に、5回は先頭の長野に対し、2球で追い込んだが勝負球を決められずに粘られ、最後は根負けして歩かせた。ここが京山の課題だろう。続く菊池涼には、前の打席と同じように真ん中高めに変化球が甘くなり、あと少しで2打席連続ホームランという左中間二塁打で追加点を奪われた。

ここも1-2と追い込んでいて、前の打席で打たれているのだから低めをもっと意識して投げなければならなかった。この日のコントロールではそれも難しいのは承知だが、絶対に高めに投げないという意気込みは感じられなかった。援護があればというところだが、こういう1点を防ぐことが、チームそして自身の負けを消すことに繋がる。もっと1球に対する意識を高くして欲しい。

この日の九里はストレートの走りが非常に良かった。そのため、低めのフォークを中心に変化球に対応することができなかった。それでも、隙がないわけではなかった。

3回は投手の京山を歩かせてしまい、戸柱にはショートの頭を越すヒットを打たれた。ところが、京山はセカンドでストップ。投手がランナーなので無理はさせられないが、最初から二塁で止まる意識で走っていたのではないか。塁に出れば9番目の野手としてきっちり走塁しなければならないし、自分の投球も助けることになる。京山はあまり気持ちが表に出るタイプではないので、分かりづらいところはあるのだが、もっと意識を持ってプレーして欲しい。

それでも、ノーアウト1、2塁で1番に返り、大量点のチャンス。梶谷に3-0とカウントを悪くしてしまったが、ここから3球ファウルの後、低めのストレートを梶谷が見送り、三振。3ボールとなって時点で四球を取れるのではないかという意識になってしまったか。ファウルも受け身に見えてしまった。

走塁でサードに行けず、1番打者も走者を進められず、続くソトはセカンドゴロ。菊池涼の鮮やかなプレーで併殺打が完成し、チャンスはあっけなく潰えてしまった。九里にとっても非常に大きなプレーになった。菊池涼は6回にもオースティンのセンターへ抜けるかというライナーに飛びついて好捕。菊池涼の日という感じの活躍だった。

8回、9回も先頭が二塁打で出塁したが、4点ビハインドで策はなく、続く打者もライナーが正面を突くなど進塁打すら打てず、完封を許した。追いつかないのであれば、1点も0点も同じだが、そういう場面であっても得点効率の悪さは気になる。この日も安打数は広島と同じ7だが、得点差は4点も付いている。ヒットが続けて出たり、ホームランが出れば得点できるが、全て偶然性であり、ヒットが続かなければ得点にならない。この5年の課題が何ら解決することなく、またシーズンが終わろうとしている。

キジ

この試合でもオースティンが、フェンスに激突しながらフライをキャッチし、倒れ込む場面があった。ヒヤヒヤするが、止められない。止まる気もないようだ。ちょうど今週月曜のFOR REAL – in progress – でそのあたりのことが書かれている。

「熱い気持ちは止められない――T.オースティン、浮沈を経て」FOR REAL-in progress- | 横浜DeNAベイスターズ
優勝を目指して戦う横浜DeNAベイスターズ。その裏側では何が起こっているのか。“in progress”=“現在進行形”の名の通り、チームの真実の姿をリアルタイムで描く、もう一つの「FOR REAL」。

オースティンの懸命さ、貢献しようという気持ちは見ていれば分かるから、昨日も書いた通り、特性として割り切ってケガしないことを祈るしかない。6回には自打球を当てて、この日2度目の倒れ込み。何とか痛みを堪えてプレーを続行したが、心配は絶えない。多村を思い出す。

この日は再びロペスをベンチから外し、パットンとエスコバーをブルペンに入れた。29日からハマスタに戻っての6連戦となるが、場合によってはオースティンをベンチから外す日もあるかも知れない。個人的にも4回ハマスタへ行って、最後の19日にやっと「生オースティン」を見られたというレアキャラ。来季に向けて、そのあたりも含めてどう考えて行くのか。

マツダでの全日程が終了し、甲子園3試合、ナゴヤドーム6試合を除くと東京、横浜での試合が続く。まだまだ半数以下の観客ではあるが、CSがない消化試合とこのような状況では、平日のチケットは売れ残りもある。それでも、目の前の試合を勝つということには変わりないが、来季や将来に目を向けた起用も必要になって来るだろう。1か月後のドラフト会議も含め、フロントの編成回りの動きが気になる時期が近付いてきた。

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