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鎌ケ谷軍に完勝 ソト、オースティン連発

DeNAは7日、練習試合6戦目で初勝利した。首都圏での遠征が続く日本ハムは、主力選手を欠場させ、若手主体のメンバーで試合に臨んだ。DeNAは先発の石田が3回2安打無失点と好投し、後続の投手も得点を許さなかった。ソト、オースティンが連続本塁打で追加点を奪って完勝した。

06/07 練習試合 横浜DeNA4-0北海道日本ハム@ハマスタ

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ポジ

ソト、オースティンがいずれも打った瞬間という当たりで、レフトスタンド最上段へ運ぶ2者連続ホームランで圧倒した。

6回、まずはソトが四球の梶谷を置いて、2試合連続となる特大の2ラン。吉川の真ん中やや低めのストレートを完璧に捉えた。手首を痛めて心配されたが、開幕に向けて準備はできているようだ。

オースティンも同じように2球目の低めのストレートを強振した。快音を残して打球はあっという間にレフトスタンドの最上段で弾んだ。3月7日のソフトバンク戦(ハマスタ)でオースティン、ソトの順で2者連続ホームランをマークして以来のアベックアーチ。

その圧倒的な飛距離も含めて、破壊力を印象付けた。先制タイムリーを放ったロペスも含めて、3人の外国人野手が並ぶ打線は、脅威になるかもしれない。その中にあって、4番佐野の繋ぎは重要度を増してくるだろう。

練習試合のため、勝利が決まった後に9回裏の攻撃が行われたが、ここで佐野がセンター前ヒット。練習試合24打席目でやっと初ヒットが出た。本人もほっとしたと思うし、火曜まで少し心穏やかに過ごせるだろうね。

先発の石田は、初回に谷口に巧くレフト前へ運ばれたが、後続を断った。2回、樋口の打球は、柴田がもう少しでファインプレーという守備があったが、ヒットで出塁を許した。しかし、盗塁が失敗に終わり、3人で終えると、3回は三者凡退で片付けた。

ストレートの走りも良く、変化球も全体的に思ったところに投げられていたのではないか。鎌ケ谷のメンバーが中心だったが、将来を嘱望される若手に対して、きっちり結果を出した。ラミレス監督はまだ、リリーフ起用の可能性を否定していないが、来週長いイニングを投げ、開幕ローテでスタートしてほしいと思う。

2番手の櫻井は、高校時代からのライバルである清宮を打ち取るなど、ピンチを招きながらも無失点と結果を出した。連投となった進藤も大崩れせずに切り抜けた。2人は来週も開幕1軍を懸けての登板が続く。

パットン、エスコバーは言うことなし。どちらを使うのか、ピープルズとの絡みも含めて注目したい。山崎は、前回サヨナラ負けしただけに、かなり気合の入った表情だった。難波に真ん中へ入ったツーシームを左中間に運ばれたが、他の打者は無難に抑えた。

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ヤジ

日本ハムの投手陣は鎌ケ谷軍ではなかったので、簡単には打てなかった。控えメンバーは出番が限られていて難しいが、この日はちょっと寂しかったかな。

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キジ

練習試合の2週間は首都圏での試合が続き、開幕後もパ・リーグでは最も遅い、6/30からの地元開幕となる日本ハム。そうした背景と、ファームの試合が組まれていなかったこともあり、主力は休養となり、若手主体で試合が行われた。

投手は先発のマルティネスを始め、吉川、玉井、秋吉ら1軍クラスが登板したが、野手はレギュラークラスは全員出場なし。とは言え、清宮を筆頭に野村、万波ら甲子園を沸かせた有望な選手らが出場した。3月のファーム練習試合を観て個人的に印象に残った樋口も5番でスタメン出場していた。

それでも、開幕ローテ2番手の石田と勝ちパターンの投手が出てくれば、現状の彼らで打ち崩すのは少し難しい。勝敗は無関係な試合ではあるが、DeNAとしては6戦目で初勝利となった。佐野のヒット同様、ずっと負け続けるのも気分が良いものではない。調整の最終段階となる来週を前に、一息付けたかな。

来週は、野手で言えば、開幕スタメンのメンバーがフル出場に近くなってくるだろうし、先発投手は開幕前最後の登板となる。開幕に向けてどのような状態か、一層注目して見ていきたいと思う。

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