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風雨での試合はロッテの方が上手?京山期待に応えられず大量失点

06/04 横浜DeNA7-11千葉ロッテ(ハマスタ)

投手陣が17安打4本塁打を浴びて11失点。打線が桑原の3ランで一時逆転するなど、追いすがったが及ばなかった。先発の京山は風雨が強い中、佐藤都に先制2ランを浴びた。逆転してもらった直後にはマーティン、レアードの両外国人に一発を浴びてKO。同点の4回から国吉にスイッチしたが、レアードに勝ち越しタイムリーを打たれ2失点。後続の投手も失点を重ねた。最終回にフローレスを攻略し、クローザーの益田を引っ張り出した粘りが、次の試合に繋がるか。

ポジ

桑原が2回に逆転3ラン。ストレートが真ん中に入ったところを思い切り良く打ち返した。2点を取られた直後、1アウト2、3塁から京山が三振に倒れたところ、最高の結果になった。

前日のヒーロー大和が3安打猛打賞。3回はノーアウト2、3塁の大きなチャンスが、ソトと牧の凡退で潰えるかというところ、高めのストレートをセンターへ弾き返して同点となる2点タイムリー。9回にも、クローザー益田を引っ張り出す2点タイムリー二塁打を放った。4打点と恐怖の8番打者の存在感が大きかった。得点圏打率はついに.423まで跳ね上がった。

中軸のオースティン、宮崎、ソトがいずれもマルチヒット。14安打で7点を取った打線の状態は維持されている。得意の長打が絡めばもう少し取れたかも知れない。

ヤジ

投手陣が総崩れ状態。先発の京山が5失点し3回でマウンドを降りたが、打線が追い付き、リリーフ勝負となった。しかし、砂田を除く4人がいずれも失点し、傷口を徐々に広げてしまった。

強い風雨の中で試合が始まり、非常に投げづらい面はあったかも知れないが、京山は期待に応えられなかった。ロッテの鈴木も同じく3回5失点で降板しているので、立ち上がりはタフな状況だったことは明らか。加えて、2回先頭のレアードのライトフライを、オースティンが落下点に入りながら落球するエラーもあった。

ストレートの球速は150キロを超えているのだが、なかなか空振りが取れない。打者はそれほど球威を感じていなかったのではないか。そのため、スプリットを低めに投げても、拾われてしまう。2回の佐藤都の2ランは、ボールゾーンに落ちたスプリットを巧く拾われた。低い弾道のライナーが、フェンスをギリギリ越えて行った。打った方を褒めるべきかも知れないが、タイミングもそれほど外せてないし、バットの芯で捉えられるレベルの変化しかしていないのだろう。

2回の2点は仕方ないにせよ、逆転してもらった3回は何とか乗り切って欲しかった。先頭の中村奨を空振り三振に取ったが、マーティンに低めのスプリットをライトスタンドへ打ち込まれた。これも佐藤都と同じようなボールゾーンを拾われた。1球前に、インサイド高めの身体に近いところへ、狙い通りに投げ込んでいるのに、全然効果を発揮していない。このあたり日本で3年目、今年は早くも17号と絶好調のマーティンに読まれていた。スプリットのキレも今一つなのだろう。

角中を歩かせ、レアードにはストレートが高めに入ったところ、詰まりながら力と風で持って行かれて勝ち越し2ラン。さすがに力勝負になると分が悪い相手。風が強い中では防ぎたい失投だった。

全体的に1軍で勝つには全てが中途半端なのかなという印象。ストレートもスピードガン表示はいいが、空振りを取れない。ファウルでカウントを稼ぐことはできるのだが、勝負球がコントロールし切れない。そしてストレートを意識させていても変化球でなかなか打ち取れない。変化球が手元で曲がっていないのか、ストレートの球威を感じていないから変化球に対処できるのか。

そのあたりは打者がどう感じているのかになってくるが、コントロールがままならないこともあり、腕の振りが不十分なのではないかと思う。前々日の中川もストレートが150キロ前後だったが、打者が押されていた。その中で投げ込まれるフォークにタイミングを合わせ切れていなかった。腕を思い切り振っているので、ボール球で打ち取られたり、フォークに合わせられず凡打になっていた。彼と単純比較はできないが、タイプ的には近いだけにその差が気になった。

打線の援護が得られる試合だっただけに、勿体ない登板になった。ファームでは結果が出ているだけに、1軍の登板でいかに結果を出すか。1軍での次の登板は微妙だが、何が足りないのか模索して欲しい。

国吉、石田あたりが相手に流れをやらずに投げてくれると、こういった接戦を拾って行けるのだが、この日はうまく行かなかった。石田は一時、かなり良くなったが、ここに来てまた調子を落としている。ボールが先行して苦しい投球になっているので、カウントを整えるような配球を見直して欲しい。

5-5の4回から登板した大嶺がDeNAの流れを止めた。3人でピシャリと抑えたわけではないが、力のあるストレートと低めへのフォークが効いていた。ボールの角度もあるし、リリーフとは異なると思うが、スピードガン表示では京山の方が速いわけなので、考えてもらいたい。

小野も155キロのストレートに力があった。知識がなかったが鈴木大地の人的補償で楽天から移籍した投手。ヤクルトの近藤も驚いたが、楽天には凄い素材の投手がいる。3番手の横山も含めてこの5イニングを足止めされたことで、打撃戦に持ち込み切れなかった。

キジ

前日にファウルチップが左手に当たった影響もあり、伊藤光が久しぶりにスタメンを外れ、休養も兼ねて欠場となった。大事には至っていないようなので、そこは救いだ。代わって4日が誕生日だった嶺井がスタメン出場。バースデーヒットを打ったが、守りでは投手陣が大量失点、自身もパスボールを記録するなど悔しい試合になった。

5日は濵口が先発するが、伊藤光がもう1試合休む可能性もあるだろうか。この日途中出場し、三塁線への当たり損ねのゴロが幸運にも内野安打となり、今季3打数目で初ヒットを打った高城とのバッテリーとなるか。前日は打球が当たった後も出場を続けていたし、影響が少ないならすぐに戻って来るかも知れない。キャッチャーだけのせいではないが、伊藤光が外れた途端に交流戦前の酷い内容になってしまったので、流れを戻したいところだ。

6点リードを奪われたが9回に2点を返し、セーブシチュエーションで益田を引っ張り出した。桑原が初球、真ん中のストレートを捉え、左中間を破るかという打球を放ったが、和田の好守に阻まれた。1球とは言え登板すること自体にも負担があるし、3連戦の流れという意味でも、6点ビハインドで終わるよりは、あと一歩のところまで迫ったことは次に繋がるだろうし、繋げなければならない。

5月20日の試合が中止となり、石川雄洋氏の引退セレモニーも延期されていたが、5日の試合後に行われる予定。今度こそ天気は大丈夫そうだ。何とか試合に勝って彼を送り出せると良いのだが。好調の濵口だが、なかなか援護がない。ロッテも美馬が先発ということで、得点を取るのは簡単ではない。少ないチャンスを確実にものにしていく勝負強さが求められる。

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