スポンサーリンク

4戦連続の先発炎上 伊藤光が腰の違和感で交代

06/22 読売6-1横浜DeNA(金沢)

負けたこと以上にショックの残る試合だった。2回に中川のプロ初打点となるタイムリーで先制したが、3回にヒットと四球から丸に3ランを浴びて逆転。4回にも、同じくヒットと四球の後、ご当地の北村に3ランを浴び、4回6失点で降板。これで4試合連続で先発が5回持たず。6回の守備では伊藤光が腰に違和感を訴えて交代。復帰後、守備の要そして2番として機能して来た伊藤光が心配される。好調打線は8安打を放ったが得点圏で1本が出ず、そのまま敗れた。

ポジ

オースティンが4打席に立ち、規定打席に到達。しかし、同じ日に対戦相手のウィーラーも規定打席に到達し、打率1位がウィーラー、2位がオースティンとなった。隠れ首位打者が2人いて、同時に登場してくるのは珍しいケース。交流戦の間は読売を見ていなかったが、ウィーラーはずっと打ち続けていたようだ。先週末で首位打者に立っていた佐野は3位に後退した。まだ半分以上残っているので、今後どうなるかは分からないが、4人しかいない3割打者のうち2人というのは心強い。.298の宮崎も3割常連で、現在の調子であれば乗せて来るだろう。

4戦続けて先発が5回を持たなかった為、櫻井の出番が増えている。この日も2番手として登板し、イニングを跨いだ。東京ドームで観た時も、ストレートの力が強くなったと感じたが、この日もスピードガン表示は153キロを計時していた。他の投手を見ても、特段甘いということもなさそうだったので、短いイニングであれば、それくらいのボールは投げられるようになってきたということだろう。石田をファームで再調整させられるのも、そういったところが背景にあるのだろう。先発が役割を果たしてくれないことにはどうしようもないが、もう少し上の役割を試したくなる投球だった。

この日昇格したシャッケルフォードも、威力ある高速の動くツーシームとスライダーが冴え、2三振を奪った。以前昇格した際は、球威が今一つでボールも高めに浮いていたが、ツーシームで速さを意識させられれば、曲がりの大きいスライダーも効いて来る。ピープルズのケガにより、エスコバーと常にブルペン入りできるので、先発がイニングを食えない分、担ってもらうしかないだろう。

ヤジ

中川が2発に沈んだ。ランナーを溜めての一発は避けたいところだが、2イニング連続で同じ失敗をしているようでは勝てない。腕の振りの良さが中川の長所だが、ストレートも角度があってこそ。高めに伸びるというタイプの球質ではなさそうなので、なかなか空振りは取れない。高めに「行ってしまった」ストレートは、叩かれると飛んでしまう。

3回のウィーラーは、首位打者にも立つ好調な選手で、なかなか勝負し切れないところはやむを得ない。丸に対しても簡単にはストライクを取りに行けず、2ボール1ストライクからストレートを投げたが、力が入り過ぎて高めに浮いた。これをレフトスタンドへ持って行ったのはさすがのバッティングと言わざるを得ない。四球を出すことをあまり恐れ過ぎても、彼の持ち味が消えてしまう。一発は避けたかったが、これは仕方ない面もある。

ただ、その失敗を次のイニングでもやってしまうのは論外だ。梶谷には良い形で追い込みながら、決め球のフォークが浮き、バットの先で当てただけのコースヒット。ここも甘さがあるが、次の大城へストレートの四球。決して当たっているとは言えない打者に、過剰な警戒をして歩かせては話にならない。ここは2アウト3塁でウィーラーという場面とは全く異なる。

北村にはインサイド高めのストレートを、巧く回転して打たれたが、これは伊藤光の配球通りに投げている。若干、狙ったよりは中へ入ってきているはずだが、一発はない打者に詰まらせようとしたのだが、地元の力が打たせたのか、見事なバッティングだった。

場面的にホームランは避けなければならないので、インサイド高めはベストとは言えない。高めで空振りを取れるストレートでもないし、その前のボールも高めに行ってしまっていたので、目付が高くなっていた。1ボール2ストライクから、ボール球でというサインだったのかもしれないが、そこまでのコントロールは中川にはない。インサイドを使わないと打ち取るのは難しいが、現状できない投手に無理な配球をしても、とは思うが、リードに正解はないし、結果論でしかないだろう。

伊藤光が、6回の守備で痛そうな様子を見せ、ベンチに下がったが、そのまま山本に交代した。腰に違和感が発生したということだ。牧、ピープルズに続く腰のアクシデント。1軍復帰後、フル出場に近い状態で心配はされたが、交流戦を乗り切り4日の休みを経ての3連戦、2連戦という日程の最中だが、違和感が強くなってしまったということか。

どの程度の状況なのか分からないが、登録抹消に至るとなると、チームにとっては痛手だ。投手陣が壊滅的なだけに、捕手としてはフリーパスにならなければ十分だが、2番打者として打てる捕手は正義という活躍だったので、代わりに山本や戸柱を挙げて使うとなれば、そのまま2番に入るには厳しい。

この日、代打で4試合ぶりに出場した牧の状況次第でもあるが、柴田を2番に入れて、捕手は8番という感じになるか。ここで大和を2番に戻すのは得策ではないように思う。オールスターまであと20試合弱というところで離脱となれば苦しいところ。この試合に負けたということよりも、そちらの方が重くのしかかる。

キジ

これでリーグ戦再開後、4戦続けて先発投手が5回持たず。中川については、ある程度想定の範囲内ではあるが、非常に苦しい。2連戦の後、移動日があることはせめてもの救いだが、先発が試合を作れないうちに、打線も低調になって行く恐れもある。本来なら好調打線で連勝を続けて行きたいところ、あまり勝てておらず、交流戦でやっと作った貯金3も吐き出しそうだ。

壊滅的な先発の救世主として期待がかかるのが、国吉とトレードで移籍した有吉。この日はイースタンで登板し、7回97球3失点。結果としては先発として期待する長いイニングを投げられており、チーム事情から近いうちに1軍での先発になりそうだ。四球は1つと評判通りのコントロールは、ストライク先行の投球で、球数も少なくて済む。一方で、ゾーン内での逆球、特にインサイド要求に対して、逆球で中へ入って来るケースが散見され、コントロールが身上の投手の割にはインサイドに投げ込めない。

四球を出さず、ストライク先行の副作用として、ストライクを揃えすぎる感があり、1軍だとそこで連打を浴びてしまうというのが、定着できない要因か。インサイドを狙った球が中へ入れば、長打を浴びてしまう。この日の3失点もソロ3本。清宮には低めを持って行かれたが、揃えすぎた。1軍の打者であれば、ボールを捉える精度が高いので、安易にストライクを揃えれば、捉えられてしまう可能性も高まる。

とは言え、現状の先発投手ではこういうタイプは大貫くらいしかおらず、彼が不振である以上は、球数を少なく、イニングを投げられる先発投手として貴重だ。6回まで3~4点という期待で投げさせて行くしかないだろう。

これで読売戦は、0勝6敗3分。このまま全部負けることはないにせよ、酷過ぎる対戦成績だ。去年も前半で3勝9敗というところから、後半勝って12勝12敗に持ち込んだのだが、それにしてもこのカードでは投打ともに奮わない。サンチェス、畠にしても、他球団はいとも簡単に攻略している。MLBに行った筒香を代表するように、このチームは伝統的にストレートに弱い。変化球打ちが巧い選手が多く、パワーピッチャーには歯が立たない。せめてストレートを徹底的にカットで逃げて、甘い変化球を引き出せれば良いのだが、それもできない。

2戦目は、マイナーリーグから復帰した山口が先発となる。現状、どのような状態なのか分からないので、探りながらの対戦となるだろう。どうやら地方球場では無敵の存在なので、苦労しそうだ。確かに、ベイスターズ時代も地方球場には強かったかも知れない。中9日と休養を設けて先発する今永が、先発投手陣の意地にかけても6回まで投げて欲しいところだが、まだまだ病み上がりなので、必要以上に気負う必要はない。可能な限り飛ばして行って、6回から継投というくらいでもいい。とにかく5回までは最少失点で切り抜けて欲しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました