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大貫が粘投6回1失点 打線は一発なしで効果的に加点

09/01 横浜DeNA7-2広島東洋(ハマスタ)

大貫は6回まで毎回の8安打を許したが、4回の菊池涼のタイムリーによる1点だけに抑えた。再三のピンチも粘り強く投げ、要所で2併殺を取った。これで5勝目を挙げ、個人の勝敗もタイに持ち込んだ。打線は初回から佐野のタイムリー、オースティンの三塁打で先制。その後もホームランはなくとも連打で得点を重ね、12安打7得点。佐野、オースティンが猛打賞、宮崎がマルチと中軸がしっかり働いての快勝だった。

ポジ

中軸がしっかり機能し、効果的に得点を重ねた。佐野、オースティン、宮崎で8安打4打点。その中心であるオースティンは3本のタイムリーで3打点。サイクルヒットまであとホームランだけを残したが、二塁打を放った7回に代走を送られた。三塁打が出ていただけに惜しまれるが、大きくリードしている7回の交代。8回に打席が回って来る可能性はゼロではないが、オリンピックにも出場し満身創痍の彼には、それよりも僅かであっても休養を取ってもらいたい。

佐野は8月は苦しんだ。7月のオールスター前までは.405と絶好調だったが、中断を挟んだ8月は.167。ただ、打点は7月の8よりも多い10をマークしていた。それでも、ハマスタでのヒーローインタビューはこの日が今年初だったように、ここぞで打てないことも目立った。初回のタイムリーでチームを勢い付け、9月は良いスタートを切った。オースティンとは数字が開いたがまだ40試合以上あるので、2年連続首位打者に向けて9月は数字を稼ぎたい。

宮崎は序盤は凡退が続いたが、6、7回のダメ押し点に貢献するヒットを放った。打率を.302まで戻し、5位のウィーラーに肉薄。いよいよベスト5に4人という状況も見えて来た。これは1998年前後のような感じだ。鈴木尚、ローズ、石井琢、波留、駒田とアベレージを稼げる打者が揃っていた。あとはこの日のように得点にどう繋げるか。

2アウトから佐野の二塁打、オースティンのタイムリーで追加点を奪った3回の攻撃も良かったし、7回は佐野に代走の森を送って盗塁、再びオースティンのタイムリーで還すという場面も可能性を感じるものだった。

大貫は苦しみながらも最少失点で切り抜けた。初回に2点をもらったが、すぐに1アウト1、3塁のピンチを招いたが、林を引っ掛けさせてファーストゴロ。ソトからセカンドへ、戻って来たボールを大貫がベースに入って併殺を完成させた。このあたりの内野ゴロを打たせる配球、自らの守備が大貫の真骨頂。

毎回ヒットを打たれてしまったのは反省点でもあるが、先頭打者を全て打ち取っているからこその最少失点。西川に3打席ともヒットを打たれたが、小園、鈴木誠を完璧に抑え、チャンスを拡大させなかった。6回80球と余力を残していたが、チャンスで打席が回って代打を送られた。これで自身4連勝となり5勝5敗の五分に戻した。

4月、5月にあまりにも失点してしまった為、防御率は4.70とまだまだ。昨年は0勝2敗から6連勝したが、その時の感じが出てきた。この日の交代は、来週のスターナイト3連戦で、中5日で初戦を任せることも考えているだろうか。今の先発陣では一番頼りになる存在に戻って来た。

砂田がこの日も1イニングを抑えた。ヒットと四球で22球を投げてしまったのは少し誤算だが、勝ちパターンを温存出来たのはチームにとってプラス。本当に大きな存在になっている。最後を締めた伊勢も素晴らしい投球だった。左打者への対応が課題として残るが、シャッケルフォード<伊勢だろう。伊勢と蝦名が並んでイセエビが完成したが、今後の伊勢の活躍に期待がかかる。

ヤジ

文句なし。

キジ

ヒットの数は広島が11、DeNAが12とほぼ同じだが、得点は5点差が付いた。大抵は逆のパターンで負けるのだが、前日の3発から打って変わってホームランなしで7得点は価値がある。広島も2番西川が4安打、5番坂倉が3安打したが、両者が同じイニングに打席に立つことがなかった。先頭打者を取り、小園、鈴木誠を封じたことで、好調の2人を打線として繋げなかったことが勝因だろう。小園も調子は悪くないし、良いバッティングをしているが、3番西川だったら展開は変わっていただろう。

順位どうこうのポジションでもないが、中日と同率の4位に浮上。4位は今季、開幕戦で敗れた時点で3チームが0勝1敗で並んで4位だっただけで、実質初の4位ということになる。4月の最下位独走から4位ですら上がるのは難しいように感じられたが、そこからは5割以上のペースで勝つことができている。

上を目指す以外にないが、現実はなかなか厳しい。3強のどこかが落ちて来るとしても、せいぜい5割前後だろう。今ある13の借金を返すくらいでないとCSは見えて来ない。3ヶ月ほどで2、3しか減っていない借金を残り42試合で還すのは至難の業。だが、先発投手もある程度落ち着き、打線も得点力が付いて来れば、そこに近づく。良いスタートを切った9月を大きく勝ち越す月間にできるか。

ポイントになるのは来週、スターナイトの読売3連戦だろう。この日、前日に先発した濵口が登録抹消となった。その為、現時点で来週火曜の先発は空席になっている。前述した通り80球で交代した大貫を中5日で詰めるのか、別の投手を昇格させるのか。初戦だけに一番安定している大貫に任せたい。

この日、ファームでは先発再転向で調整中の石田が、8回までノーヒットノーランに抑えた。9回、先頭打者に初球のストレートを狙われてレフトスタンドへのホームラン。それでも8回2/3を106球、12三振でヒット1本に抑えた。ファームではあるが、イースタンの首位に立ち得点力も悪くないロッテ戦での好投はプラスに捉えたい。

ただ、立ち上がりは140キロを超えていたストレートが、8回には135キロ強になっており、スピードではなくキレで勝負するタイプとは言え、投球のスタミナという面ではまだ不安もある。石田を来週の先発に持ってくるか。大貫が火曜にずれれば中6日で水曜に先発できる。支配下契約に変わった宮國を古巣相手に初先発させるというようなことを三浦監督がやるかどうか。上茶谷も候補になって来る。このあたり、週末はファームの試合が組まれていないので非常に読みづらい。近くなれば報道されてくるだろう。

まずは広島を相手に連勝を大きくできるか。坂本は先週の序盤KOのリベンジを狙う。DeNAにとっては苦手イメージの九里だが、今年は読売に4勝、中日に3勝と偏っている。DeNAには2試合で1勝しているが、内容は良くない。坂本が失点を堪えてロースコアに持ち込めれば勝機が見えて来そうだが。久しぶりのハマスタで、今季初のスイープはなるかどうか。

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