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8月ハマスタ広島戦 ゲリラ豪雨も避けた86日ぶり勝利

08/31 横浜DeNA7-6広島東洋(ハマスタ)

8月のハマスタでの広島戦と言えば、馬鹿試合。オリンピックの会場となっていたハマスタで、6月6日以来86日ぶりの試合。初回にオースティンのタイムリーで先制するも、濵口が3回途中で降板。進藤が荒れ、櫻井が打たれて1-6の5点ビハインド。しかし、森下から牧の2ラン、佐野のソロで反撃。7回には3番手の島内から宮崎のタイムリーの後、ソトがライトへ逆転2ラン。8回を山崎が抑え、9回は三嶋が1アウト満塁のピンチを何とか併殺で切り抜け、久しぶりに帰って来たハマスタでの試合を勝利で飾った。

ポジ

3時間29分の試合、いろいろなことがあった。一番のポイントはやはり、ヒーローインタビューにも上がったソトの逆転2ラン。宮崎のタイムリーで1点差と迫り、いよいよ同点が見えて来たというところ。2球目の142キロのカットボールだろうか、少し甘く来たところ、ソトらしい右方向への長打。実に良い場面で出てくれた。その前のボールは154キロのストレートは遅れてファウルにしていただけに、カットボールは低めに投げたかったところだろう。

もちろん2ランは見事なのだが、4回の三塁打が大きかった。櫻井も失点を重ねて5点差となり、ゲームが壊れたかなというところで、先頭打者として放った打球は、ちょっと上がり過ぎかなという感じだったが、フェンス前で野間が捕れず、フェンスで跳ね返った打球が転々とする間に三塁まで行った。ソトにとってはNPB4年目で初の三塁打となった。ノーアウト3塁となったことで、牧が積極的に打ちに行けて、2ランで試合が分からなくなった。ソトの走塁がチームを盛り上げた。

その牧は、自らのエラーが絡んで濵口がKOされ、一挙3点を失う形になった。エラーは付かなかったが、4回の小園のタイムリー二塁打でも、桑原からの返球を捕れなかった。2塁ランナーは打球がフェンスに当たるのを確認してからスタートしていたので、しっかり中継していればクロスプレーになった可能性もあった。

そうした守備のミスをきっちり取り返せるのが、ルーキーらしからぬところ。森下にはヒットを打てておらず、1打席目も簡単に三振してしまっていたが、チャンスで初球に真ん中高めやや外寄りに甘くカットボールが入って来たところ、完璧に捉えた。こういう甘い球をミスショットせずに捉えられるのも素晴らしい。16号2ランでこの試合はまだ分からないという雰囲気になった。

明大の後輩との対戦となった佐野は、2打席打ち取られていたが、5回にレフトポール際ギリギリに飛び込むソロを放った。この4点目は森下にとっても痛かっただろう。オースティン、宮崎に連続四球を出し、ソトを併殺に打ち取ったものの球数が嵩んで5回で降板となった。

初回にタイムリーを放ったオースティンも存在感を見せた。7回は先頭でレフト線に二塁打。走塁で少し足を痛めた様子だが、そのまま最後まで出場を続けた。ほかの2打席も四球を選んでおり、この日は4出塁。打率、出塁率ともに大きく上げた。

6回に登板した砂田、勝利投手になったエスコバー、逆転した直後に登板した山崎のリリーフ陣も素晴らしい投球だった。特に砂田は、それまでの投手が四球を出して失点を重ねていただけに、試合を引き締めるような圧巻のマウンドだった。格が違うというか風格を漂わせるほどだった。エスコバーはスライダーで腕が緩んだような投げ方のところをヒットされたが、併殺を取って切り抜けた。

山崎は、下位打線ではあったが三者凡退。松山には3ボールにしてしまったが、そこからきっちりとアウトを取った。出してしまうと俊足のランナーが代走で出て、打順が1番に返るという嫌なところ。期待通りのマウンドだった。

ヤジ

先発が濵口ということで、また26番の旧ビジターユニフォームを着ていたのだが、いつも通りボールが先行するリズムの悪い投球。初回も先頭の野間を歩かせたが、西川のライナーが併殺となり、ラッキーな形で無失点で切り抜けた。

しかし、2回はまたも四球で出た鈴木誠が盗塁に成功し、菊池涼が還す良い形の攻撃をされてしまった。後半戦の伊藤光のフリーパス状態は気になるところ。山本が刺しているだけに目立つ。菊池涼は2ストライクを追い込んでいたのに、ストレートが高めに行ったところを弾き返された。勿体ない失点だった。

3回も森下を打ち取ってから再び野間を歩かせ、盗塁も決められた。西川のセカンドゴロは牧がファンブルし、1アウト1、3塁。小園にタイムリーを許して3点目が入ったところで交代となった。三浦監督は「今日は悪すぎた。修正の兆しがない」と判断したようだ。交代自体はやむを得ないところはある。

ただ、早いイニングだからといって、2試合目の登板の進藤をこのピンチで登板させるのは疑問。右の鈴木誠、坂倉を挟んで會澤、菊池涼の右打者を考慮してのものかも知れないが、こうした場面で火消しができるかどうかの判断は首を傾げたくなる。もう少し何試合かの登板を重ね、本人もベンチも自信が出て来ているのならいいが、単に3回だし右打者に回るから進藤という感じを受けた。

下手をするとゲームが壊れると思っていたが、死球、押し出し四球、押し出し死球というのは、その想像を超えるものだった。細かいコントロールよりも荒れ球を生かした方が良い投手ではあるが、ある程度打者と勝負できるコントロールがあってこそ。ここまで乱れてしまうとさすがに。ただ、なおも続く1アウト満塁はフライアウト2つで切り抜け、自分のランナーは還さなかった。それが後の逆転に繋がった。結果としては2/3回を無失点で防御率0.00を維持しているが、納得感はない。

結局、櫻井も4回に2失点しており、進藤と大差なかったのかも知れない。伊勢をスタンバイするには早過ぎた。ブルペンの準備も難しいだろうが、試合が壊れてから好投手を出しても手遅れ。失点を防ぎ、流れを食い止めるために濵口を降ろしたのだから、それができる投手が出て来なければ意味がない。

三嶋はこの日も良くなかった。オールスター前に甲子園で3点リードをひっくり返されてサヨナラ負けして以来、エキシビションマッチを含めても良いと感じたことがない。155キロ近いスピードが計時されるが、今一つ良い時のストレートと軌道が異なるように思う。浮き上がるかのような惚れ惚れする伸びを感じない。打者もストレートに困っていない様子。その為か変化球中心の投球になるのでボールが先行する。ちょっと苦しい。

ただ、フィールディングは見事だった。小園のバントは決まったかと思ったが、素早く前進して送球し、サードで封殺した。リクエストでの判定になったが、宮崎も良く捕ってくれたと思う。結果的に暴投でバントしたのと変わらない状況になってしまったのは要反省。鈴木誠を申告敬遠する形になり、坂倉の打球は高いバウンドで、打った瞬間に嫌な当たりだと思ったが、ちょうどセカンドベースの上に飛んで行き、大和がベースに入りながら捕って自分で踏み、ファーストへ投げられた。柴田へのトスがあるような位置だったら、併殺崩れで同点になっていた。運があったということだろう。

キジ

オリンピックの野球、ソフトボールの会場として開催前の準備や競技終了後の修復作業などで、6月6日以来、86日ぶりとなるハマスタでの試合。久々のホームでの試合を味わいたくチケットを取っていたが、数日前から雨予報。当日になっても夕方から雷を伴う強い雨という予報は変わらなかった。

しかし、思ったより雨雲は南下せず、東京や埼玉はかなりの雨量があったが、ハマスタ周辺は雨雲が避けたかのように、全く雨が落ちなかった。ハマスタの南側、横須賀との間には強い雨が降っている時間もあったが、ちょうどハマスタの周りだけ雨雲が通らないような感じだった。

天気は持ってくれたが、序盤で5点ビハインド。相手は金メダリストの森下ということもあり、諦めムードではあったが、すぐに2点を返して森下を乗せなかったのが良かった。今年は負け試合ばかり見ているが、5点差逆転という劇的勝利を現地観戦し、9回の大ピンチを含めて醍醐味を十分に味わった。

かなり長くなってしまったので、写真をいくつか紹介して締めたいと思う。

夏の終わりの夕暮れ、ボールパークが帰って来た
幸先良くオースティンのタイムリーで先制
しかし濵口の投球は冴えず3回1アウトで降板
反撃の狼煙となった2ランでホームインする牧
dianaにとっても久しぶりにこの場所でのパフォーマンス
7回に二塁打の際にオースティンが足を痛め、トレーナーが駆け寄った
逆転2ランでホームインするソト
その後雨が降ったことと9回緊迫の展開により、次は勝利のハイタッチ
試合終了が遅かった為、ヒーローインタビューのみで花火なし
オトコハダマッテナゲルダケを言わされていた

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