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優勝に向かうヤクルトをアシスト DB海賊団、力負け3連敗

09/23 横浜DeNA2-4東京ヤクルト(ハマスタ)

3連勝で意気揚々と迎えたヤクルト3連戦。DB海賊団は力負けで3連敗し、沈没した。3度目の対戦となったサイスニードをまたも攻略できず。6回まで2安打無得点と抑えられた。一方、今季初先発となった石田は、力のあるストレートと緩急で3回まで無失点だったが、4回に西浦に3ランを浴びて降板。山田のソロで追加点を奪われ、牧の2本のタイムリーで追撃したが及ばなかった。

ポジ

牧が、前日の悔しさをぶつけ、3安打の活躍。タイムリーを2本放つのは6月1日ソフトバンク戦以来、64試合ぶりだそうだ。今季の安打数も112として、球団新人新記録が秒読みになって来た。

4回までノーヒットに封じられたサイスニードから、当たり損ねの三塁線へのゴロで内野安打。前日のようにヘッドスライディングすることはなかったが、全力疾走で突破口を開いた。そして、6回は二塁打のオースティンを置いて、初球のチェンジアップが浮いてきたところを捉えた。積極性が奏功して左中間を破るタイムリー二塁打。

9回は2アウトと追い込まれたところで、星の高めのストレートをライト前へ運び、2点目のタイムリー。一発同点と見せ場は作った。チーム6安打の中、半分を叩き出して一人気を吐いた。前日のようなミスがあっても、しっかりと切り替えて結果を出せることはレギュラーになる資質を備えていると言える。最後までシーズンを完走し切ってもらいたい。

2番手でピープルズが登板。6月19日に東京ドームでの広島戦に先発し、投球中に腰を痛めて離脱して以来の復帰登板となった。現地で観ていて、投球後にグラウンドへ倒れ込んだので驚いた。

6月19日の投球中に腰を痛めたピープルズ

腰は投球に限らず体を動かすのに根幹となる部位だけに、かなり時間はかかってしまった。ロメロが先発として定着していることもあり、本来の先発ではなくリリーフとしての昇格になった。2イニングを投げて2三振を奪い、パーフェクトリリーフとなった。

ストレートが150キロをマークするなど力があり、変化球も有効だった。一度の登板だけでは何とも言えないが、この投球を見る限りだとシャッケルフォードよりも安心して見ていられる感じがある。初先発の石田が早めに崩れれば2番手で出すつもりでいたと思うが、ポジティブな要素になった。

3番手の田中健は復帰後2試合目の登板。ストレートが145キロ前後をマークし、以前よりも速いように思えた。カーブは少なめだったが、スライダー、フォークもまずまずの精度。塩見にポテンヒットを打たれたが、伊藤光が盗塁を刺した。登板が増えて来た時にどうかというのはあるが、今後も出番は増えそうだ。

櫻井もこの日はボールの走りが良く、変化球が非常に効いていた。西浦にはホームランを意識していまい、歩かせたことは反省材料だが、それ以外は良かったと思う。こういった投球を続けて欲しい。

ヤジ

サイスニードと3度目の対戦となったが、全く攻略できず。三浦監督は「対策は立てている」とコメントしたが、全くそれを感じない内容だった。投球割合としてストレートが多い投手だが、そのストレートを捉えられないので、突破口がない。150キロ前後というところだが、160キロ出ているのかと思う程押されている。この日は変化球のコントロールが良かったので、余計に苦労していた。

3回まではパーフェクトに抑えられ、3点を先制された4回、先頭の桑原が9球粘って四球。ここから攻めて行きたいところだったが、柴田の打席でランエンドヒットを試みるもフライを上げてしまい、進めず。佐野、オースティンも凡退で反撃できなかった。

6回も同じく先頭の伊藤光が粘って四球を選んだが、代打の知野が三振でランナーを進められず、唯一サイスニードの投球に合っていた桑原が、詰まりながらもヒットを放ったが後続が断たれた。3点ビハインドなのでバントは選択しづらいにしても、もう少し作戦が合ったように思う。

序盤だから楠本は温存するのは分かるが、関根や森もいるわけで、右打者が打つには難しい相手だったのではないか。代走要員と決めて起用も疑問だし、6回あたりで反撃して行かないと温存したところで追い付かない展開になってしまう。勝負どころをつかめないベンチワークも、首位との差になっている。

清水、マクガフが連投しているヤクルトは、8回を田口、9回を星という継投で来た。残りのスパートの為に無理せずに起用できている。そして、星は1点を失ったものの、それできっちりと逃げ切れている。それを許してしまったDeNAも情けないが、田口は昨年以前も読売でこういう立場の経験があり、それを生かせているし、初戦でも書いたように星が非常に良くなっている。こういった継投ができるような陣容をしっかりと作れており、投手を立て直したことが今の位置に繋がっている。

シーズン途中で先発に転向し、この日が今季初先発となった石田が、立ち上がりは145キロを超えるストレートに勢いがあり、変化球とのコンビネーションも良く、強力なヤクルト打線を抑えた。しかし、2巡目に入り、相手打者も傾向を掴んで対応してきており、ボールが先行してしまった。

村上に打たれてしまうことは仕方がないとしても、現状あまり良くないオスナを歩かせてしまったことが響いた。2アウトに漕ぎ着けたが、西浦にもボールが先行し、3球目のストレートが失投になった。高めならインサイドでなければならないし、アウトサイドなら低めに投げなければいけなかった。両方を間違えた為にホームランになってしまった。ランナーを2人溜めての一発はあまりにも痛すぎた。

投球自体は悪くなかったので、4回のボール先行は悔やまれる。次回については他の投手との比較になるだろう。

ヤクルトに同一カード3連敗を喫したが、初戦の初回に村上のグランドスラムを浴び、そこから全ての流れがヤクルトにあるような、そんな雰囲気で終始進んでしまった。リードしたのも2戦目の1点だけ。ヤクルト戦の対戦成績が示す通り、打線がヤクルトの投手陣に力でねじ伏せられ、投手は塩見、村上らの打線の餌食になる。それを象徴するかのような3連戦になってしまった。ベンチワーク、投打ともに力負けだった。

キジ

秋分の日だったが最高気温は30度を超え、暑い一日だった。他球場は全てデーゲームで、本来はハマスタもこの時期はデーゲームのはずだが、この日ばかりはナイターで正解だった。当初からナイターで17:45開始として組まれていたので、おそらくブルーライトシリーズを開催する予定だったのだと思う。スタンドを青い光で埋めることは難しい状況なので、スポンサーのnojimaは変わらずにDB海賊団に企画変更となったと予想される。

そのDB海賊団だが、ツバメ組にボコボコにされて3連敗。前日のファームのように初回17点を取られたというわけではないが、3連戦を通してほとんど手が出なかったというような印象。点差以上の完敗だった。対戦成績も4勝14敗2分と、ヤクルト首位の立役者となってしまった。

マツダ、ハマスタと3連勝で貯金を1桁に戻し、Aクラスへ一縷の望みを繋ぎたかったが、同じく3連勝で来たヤクルトに跳ね返された。前日、首位に立った勢いはDeNAのそれとは一味違う。意外にもDeNAの同一カード3連敗は4月以来の3度目。4月9~11日の阪神戦(ハマスタ)、4月13~15日のヤクルト戦(神宮)で、10連敗中だったために2カード連続でスイープされている。

数字的にはまだ可能性は残るものの、この3連敗でCS進出は極めて厳しくなった。一つでも上位を目指す戦いは続いて行くが、来季も視野に入れた起用を考える時期に来ている。そうした意味で契約延長を考慮してピープルズの可能性を見るのも良いし、調子の上がらないソトは3年契約で先のことが決まっているので外し、ファースト牧、セカンド知野というような起用もあっていいだろう。

24日に2度目の先発となる宮國も来季の支配下契約を取るためにアピールが必要。前回は打線の援護に恵まれて勝ち星を手にしたが、今度はハマスタを得意とする大瀬良との投げ合い。試合を作る為にも最少失点での投球が求められるだろう。それぞれの立場で、秋風の中の戦いは残り25試合、続いて行く。

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