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前日の無援護から一転 5回にビッグイニング7点で逆転勝ち

10/13 広島東洋3-9横浜DeNA(マツダ)

なぜ前日の東が投げている時に打ってやれないのかと思う程、突然の猛攻。3点ビハインドの重い展開を一気に逆転した。大貫が小園の三塁打などで3点を先行され、4回までは床田に抑えられていた。5回、1アウトから戸柱、関根の連打と桑原の四球で満塁として、知野がタイムリー。佐野の犠飛に続いて、牧の打球はレフトが照明と重なって捕れず同点。宮崎が2点タイムリーで勝ち越し、戸柱がこの回2本目のヒットで一挙7点。6回には佐野と牧が連続ホームランでワンサイドゲームに。6連勝の広島を止めた。

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ポジ

15安打と打線が爆発した中、宮崎が4安打の固め打ち。得点に結び付いたのは5回だけだが、勝ち越しの2点タイムリーは殊勲打だった。3割に黄色信号が灯ったところ、固め打ちで.298に戻した。当然3割も狙っていると思うが、一番は全試合出場なのではないか。2018年は1試合だけ欠場して逃した。ケガも少なくない選手だが、今年はここまで全試合出場。残り8試合、完走してもらいたい。

戸柱も3安打で好調キープ。代打も含めてここ3試合はノーヒットだったが、猛打賞で10月は30-11で.367と数字を残している。伊藤光が脳震盪での離脱から右肩のクリーニング手術に踏み切った。今永だけでなく東、大貫もリードしている。山本が肩も含めた守備でアピールしているだけに、バットの方でも存在感を出して今季を締めたい。

牧がマルチヒットでまた記録を伸ばした。5回はアウトサイド低めのツーシームを引っ張り、ライナーがレフトの守備範囲に飛んで行ったが、西川の目に照明が入って捕れなかった。記録は二塁打。これでセ・リーグの新人としては単独3位の27本目。そして、6回には佐野に続いて2者連続ホームランとなる22号ソロ。プロ野球の新人として9位タイとなった。あと1本打てば佐藤輝にも並び、歴代7位タイに入って来る。村田修一現読売コーチの25本は微妙だが、狙えない数字ではないのでチャレンジして欲しい。

知野がスタメンのチャンスを生かして、5回にタイムリーを放った。1アウト満塁から積極的に真ん中のスライダーを打ちに行った。だいぶ1軍での出場にも慣れて来て、思い切りの良いバッティングができるようになって来た。ショートからファーストに移って守備もこなした。残り試合は少ないが、春先にアピールできなかった分、良い形でシーズンを締めたい。

関根が5回に大貫の代打でヒットを放ち、7点のビッグイニングを呼び込んだ。そのまま守備に入り、内野安打も放ってマルチヒット。出番は限られるが、その中で結果を出すしかない立場。楠本がスタメンで思うように結果が出せておらず、まだスタメンを奪い返すチャンスは残っている。

大貫が4回で降板したが、その後のリリーフが無失点で5イニングを投げ切った。5回から登板したピープルズが、鈴木誠、坂倉、菊池涼を三者凡退で抑え、完全にDeNAの流れにした。3勝目をマークしたが、相応しい活躍だった。2イニング目、林にヒットを打たれた後、會澤を歩かせて堂林にボールが先行したが、問題はそこだけ。結局、堂林を少し珍しい5-5-4の併殺打に取り、無失点で切り抜けた。この日、久しぶりに昇格したシャッケルフォードも、ピンチは招いたが無失点。まだ去就が未定の二人は最後まで契約延長に向けたアピールも続く。

ここ2試合、クローザーとして登板し悔しい思いをしている伊勢が9回を締めた。ストレートは思ったところに行っていないボールもあったが、球威はまずまず。鈴木誠はなかなか打ち取れずファウルで11球目まで粘られたが、最後はスライダーで空振り三振。坂倉は2ストライクからの3球目、真ん中の球を見逃して三振。140キロだったが、これは何か変化球が抜けてしまったのか。伊勢もゲームセットの直後、首を傾げていたので意図したボールではなかったのだろう。1試合無失点で抑え、少し落ち着いたと思うので、次回セーブシチュエーションでの登板があれば、初セーブをマークして欲しい。

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ヤジ

大貫はそれほど悪いというわけでもなく、普通の調子だったように思う。3回は先頭を打ち取れず、小園の打席でヒットエンドランがかかり、高いバウンドがちょうどファーストの頭の上を越える不運な当たりだった。一気にランナーが生還し、三塁打になってしまった。犠牲フライで2点目を与え、坂倉の打球をソトがファンブルしてエラー。坂倉に盗塁を決められた後、菊池涼にタイムリーを許した。不運が重なったとは言え、大貫であれば3点目は防いで欲しかったところ。

4回は1アウトから床田にヒットを打たれてしまったのも反省点。宇草に二塁打を浴びて大きなピンチだったが、ここは小園、西川を連続三振で追加点を与えず。これが逆転にも繋がった。5回表の打席はチャンスというわけでもなかったが、3点を先行されて早めの反撃が必要ということで代打が出された。ピープルズ、シャッケルフォードらが控えているというのもあっただろう。

15安打9得点の打線で、蚊帳の外だったのがソトと細川。ソトはなかなか状態が上がり切らない。このままシーズンを終えそうだ。バッティングのメカニズムが崩れていると思うのだが、なかなか修正できない。

そして、残念だったのは細川。楠本が少し結果を出せず、左腕ということでスタメンのチャンスを得た。最初の打席は低めを攻められて、打てるボールがなく三振。2打席目はスライダーが高めに浮いて来て、中途半端なスイングで三振。7点の猛攻でこの回2度目の打席が回って来たが、甘いボールをファウルにしてしまい、四球を選ぶのがやっと。結果を欲しがっているのもあるが、フォームにまだ無駄な動きが多いように思う。ファームのレベルでは打てても、1軍の投手を打つのは難しいのではないか。

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キジ

ここ最近の床田は好成績だったとは言え、最多勝を狙う九里よりはランクが下がる。とは言え、前日が僅か2安打だっただけに、ここまで打つと東の時にもっと打ってやってくれという気持ちがどうしても出て来てしまう。大貫は中6日で固定しているので、東は火曜に先発するしかなかったのだが、巡り合わせが悪すぎる。

急降下の読売を捉えて大逆転のCSもあるのではないかという広島を6連勝で止めた。連勝のあとは連敗がある。14日は4連勝中のロメロで連勝を狙いたい。広島は大瀬良だが、前回の先発で紹介したように、マツダでのDeNA戦は、プロ8年目でまだ勝利がない。マツダでは1試合だけ先発し、5失点(自責2)だったロメロ、あるいは大瀬良、どちらが「マツダの広島-DeNA戦」の初勝利を挙げるか。

そのロメロも含め、外国人選手の残留が濃厚になった。球団がオプションを持っているオースティン、ロメロに加え、今年で契約が切れるエスコバーも延長の見込み。これが一番大きい。今年も遅れて来日したのにも関わらず、獅子奮迅の活躍を見せているが、オフにはケアしてもらって、来年はキャンプから姿を見せてもらいたい。ソトは3年契約の2年目になるが、バッティングを見直して復活してもらいたい。

前述の通りピープルズとシャッケルフォードはまだ未定。ピープルズは先発、中継ぎとどちらもある程度こなしてくれるので、条件次第では残留してもらいたい。クローザー問題があるので、できれば1人クローザーができるくらいのクラスが欲しいところではある。そういったところはオフの補強を注視したいと思うが、今は目の前の試合に集中して欲しい。

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