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8月は白星発進 先発全員安打で広島戦6連敗で止める

08/01 広島東洋3-5横浜DeNA(マツダ)

先発の今永は、初回に先頭の菊池にソロを浴びて先制を許す。5回に桑原のタイムリーで追い付き、その裏に1アウトを取ったところで緊急降板。6回に山崎が堂林のタイムリーで勝ち越されたが、7回に代打楠本、宮崎、牧のタイムリーで3点を奪って逆転。伊勢が小園の三塁打で1点差に詰め寄られたが、宮崎のタイムリーで突き放して逃げ切った。

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ポジ [Good]

宮崎が8月に入って復活を予感させる3安打。7回は、同点とした後の2アウト1、2塁から、栗林のカットボールを一二塁間へ持って行った。ヒーローインタビューでは振り遅れて右方向へと謙遜したが、2ボールから甘いストレートを仕留められるタイミングで待ち、カットボールにうまくタイミングを合わせて一二塁間へ持って行く技術で打った一打。

6回には梶原のヒットで佐野がホームでタッチアウトになっていたが、ゴロで一二塁間を抜けて行く当たりで、楠本が還ることができた。こういう状況では良い当たりよりも緩い打球の方がいい。

梶原の守備のミスで1点差に詰め寄られた9回も、高めのストレートを右方向へ打ち返し、打球はどんどん伸びてフェン直。宮崎らしさ全開のバッティングで貴重な追加点をもたらした。6月までの異常な打率でチームを牽引したが、7月は.214と不振に陥った。適度に休養を取る形にはなるだろうが、勝負の8月に宮崎の技術は欠かせない。

7回は、牧もタイムリーで続いた。栗林のカーブを強く弾き返し、レフト線へ僅かにファウルという強烈な打球。栗林がフォークに変えて来たところ、レフトへのタイムリーヒット。7月は同点止まり、勝ち越しても1点というケースが多かった。ここで連続タイムリーで2点を奪ったのは、展開としても大きかった。

7回の逆転劇を呼んだのは、仕事人の活躍だった。代打の切り札、楠本が栗林から同点タイムリー。ストレートを鮮やかにセンターへライナーで弾き返した。秋山のすぐ手前でバウンドした打球から、すぐには返球できなかった。知野のスタートも良く同点タイムリー。失点した直後に追い付き、流れをチームに引き込んだ。

梶原も、得点には至らなかったがマルチヒットをマーク。守備ではミスがあったが、そこは反省しつつもバッティングでは徐々に結果が出始めているので、自信にして欲しい。9回は自ら打って返して欲しかった。あとはストレートへの対応が必要だが、1軍のストレートを打つためには場数を踏むことも重要。試合で成長して欲しい。

今永の緊急降板の後、リリーフ陣が踏ん張り、逆転勝利へ繋げた。突然の登板となった石川は3ボールにしてしまったが、秋山へ低めのカットボールを投げ込んだ。良い当たりだったが、しっかりと低めに行った分ライナーとなり、幸運なことにランナーが飛び出して併殺となった。

山崎は失点してしまったが、逆転した後の7回、ウェンデルケンがヒット1本は許したが無失点で切り抜け、流れを渡さなかった。伊勢も、梶原のミスで1点を失い、なおも2アウト3塁で代打の切り札、松山というピンチだったが、1ボール2ストライクから、インサイドにストレートを投げ切り、空振り三振に取った。

Point: 8回裏、伊勢が松山を空振り三振に取る

最後はフォークかなと思ったが、インサイドへズバッとストレート。伊藤の配球と、それに応えた伊勢の勝利だった。オールスター前の3連戦は、守備ミスから相手に流れが行き3連敗に繋がった。この場面も同点に追いつかれてしまえば苦しい試合になったはず。1点であってもリードを守ったことが、逃げ切りに繋がったと思う。梶原のミスをカバーする、素晴らしい1球だった。

再び2点差となり、森原が三者凡退で抑えて3セーブ目。菊池のレフトへの大きな打球は、2本目かと思ったが、フェンス前で関根がナイスキャッチ。非常に難しい位置、打球だったが、良い守備で8回裏の嫌な雰囲気を払拭するプレーだった。

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ヤジ [Bad]

今永は、初回の初球、低めのカットを菊池にレフトスタンドへ運ばれた。先制点が重要というところで、まさか1球で献上してしまうとは。その後も野間を歩かせ、上本にもヒットを打たれた。ここは坂倉、堂林を打ち取って最少失点で切り抜けた。

だが、2回も先頭の小園にライト線への二塁打を許すなど、ピンチが続いて球数も嵩んだ。ストレートの球威が今一つで打者を押し込めないため、変化球の効果も十分ではなかった。調子としては良くない方で、体調としても万全ではなかったのかも知れない。それでも、何とかホームランの1点で抑え、4回には下位打線を3者連続三振に抑えた。

さすがエース今永と思った5回、菊池の詰まった当たりがショートの頭を越えるヒットを許した後、野間を三振に取った。ここで、今永が球審に何かを告げ、ベンチに戻ることを認められた。ベンチに戻ると置いてあったドリンクを持ってベンチ裏へ下がった。齋藤隆コーチもそれを追いかける。

球場にはケガの治療中なのでお待ちくださいというアナウンス。状況が分からないまましばらく時間が過ぎた後、三浦監督が出て石川への交代を告げた。土山球審も苦笑いしながら少し三浦監督と話してから石川への交代のアナウンスを依頼した。

試合後に、左ふくらはぎがつりそうだったためベンチ裏に下がったことが明らかになった。ベンチ裏に行ってからつってしまった為、投げられない状態となり交代したようだ。「次の試合は完投します」と今永らしいコメントを出していたので、問題ないだろう。この日は尻上がりに良くなる傾向はあったが既に90球。行けても6回という感じだったので仕方ない。次回登板にどれくらい影響があるか分からないが、大きなケガにならなくて良かった。

リリーフが前倒しとなり、山崎は6回に登板することになった。準備の時間は十分あったはずだが、上本を3球三振に取った後、坂倉に浮いたスプリットをライト線へ二塁打。堂林の初球はカットだっただろうか、これも浮いてライト前タイムリー。打線がやっと1点を取って追い付いたところで、苦手の広島を相手にまた失点してしまった。

マツダでは今季初失点だが、これで広島戦は防御率12.71。4セーブは挙げているものの、バウアーの時といい広島は何らかの山崎攻略法を持っていそうな気がする。そもそも投げたボールが甘いので打たれるべくして打たれているところはあるが、それにしても。今後の広島戦の対策は必要だろう。

8回、伊勢が2アウトから堂林にヒットを打たれ、小園にストレートを打ち返された。良い当たりだったが、ライトが取れそうだと思った瞬間、前進して来た梶原の頭を打球が越えて行った。目測を誤り、いわゆるバンザイの状態で、堂林が還ってなおも3塁となった。

球場、打球の速度や軌道などファームとは違う部分が多々あるし、難しい打球だったかも知れない。これは経験を重ねて行かないといけない部分。他の選手がカバーしてくれて試合には勝てたので、反省はしつつも次に向かって切り替えて欲しい。

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キジ [Other]

この日から8月。勝負の月が始まったが、先週から1日挟んでいきなりすぐに変わるとは思えない。だが、今永のアクシデント降板がありながら、7回に5安打を集め3本のタイムリーで逆転した。7月にはあまり見られなかった打線の繋がりだった。

2桁安打もほとんどなく、7月は月間のチーム打率が.208だったが、いきなり先発全員の15安打。打線は水物とは言うが、いきなりこれだけ打ってくれるとは思わなかった。しかし、6回まではヒットは出るが得点が遠い展開だった。終盤に仕事人の代打の切り札と中軸が役割を果たしてくれたことが大きい。

今年は好成績の九里には何故か相性が良く、マツダでもヒットを連ねることができた。栗林に代わったところで、楠本がストレートを弾き返したのが大きかった。この日の栗林はフォークが低めへ行っていなかったが、ストレートにも良いイメージを持てなかった。結果、宮崎はカットボールをタイムリー。牧にはカーブで行ったがレフト線ギリギリのファウルで、フォークを投げざるを得なくなった。

中軸がちゃんと打てれば、そこまで貧打に泣く打線ではない。ほとんどの選手がまとめて不振に陥っていたが、一斉に戻って来れば心強い。あとは佐野だけ。

2戦目は、事前に報道されていた通り濵口が先発する。彼の場合は立ち上がりがポイント。そこを越えれば、のらりくらりと球数を使いながらも抑えて行ける。ストライクを集め過ぎても良くないので、歩かせたとしても得点を与えなければいい。デビッドソンや坂倉、菊池あたりの一発に注意したい。

この日、15安打5点と久しぶりに活況だった打線は、広島の森にもプレッシャーは与えられるだろう。ここ4試合は3勝1敗とチームの上昇ムードに乗っている。イニングはほとんどが5回なので、甘いボールをしっかりと捕まえて行きたい。栗林は攻略したが、リリーフ強力なので森から早めに得点を奪って行きたい。3戦目はバウアーが予想されているが、5戦全敗の床田が相手になりそうなので、先にカード勝ち越しを決めておきたいところだ。

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