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終盤に中川らリリーフが崩れて大敗 函館は3連敗

08/06 エキシビションマッチ 北海道日本ハム8-4横浜DeNA(函館)

先発の今永は2回に先頭を歩かせてから2失点。しかし、3回以降は先頭を取り、ヒットを打たれながらも粘り強い投球。6回まで84球で投げ切った。打線は牧、伊藤光のタイムリーで同点とし、7回に宮本のタイムリーで勝ち越したが、その裏マウンドに上がった櫻井が森のエラーなどでピンチを招くと、代わった中川が郡に走者一掃の三塁打を浴びるなど、この回4失点。8回にシャッケルフォードも2点を奪われ、大敗。函館での3連戦は3連敗となった。

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ポジ

伊藤光が2番に入り、マルチヒット。5回には軽打でライト前へ落ちる同点タイムリー。後半戦でも2番伊藤光で考えているのだろうか。彼の疲労度や代わりに使う捕手などによっては、オプションがいくつか存在するだろうが、有力候補のオーダーといったところか。守備でも今永とのバッテリーで6回2失点。要として後半戦も期待したい。

控えが想定される外野手3人が揃ってマルチヒットの結果を出した。スタメン出場した細川は、5回に秋吉の甘く入った変化球を右方向に強く弾き返して二塁打。同点のホームを踏んだ。7回は一転して引っ張って三塁線を抜いた。打球が速い分、サードがバウンドを合わせ切れなかった。

そして、関根もアピールが続く。途中出場で3打数2安打。2本のヒットは繋ぎの役割で、いずれも得点に結び付いた。宮本も佐野に代わってレフトに入り、マルチヒット。2本ともタイムリーとなった。最初のタイムリーは詰まった当たりがセンター前に落ちた。9回は三塁線への鋭い当たりに郡が飛び付くも弾き、強襲ヒットとなった。左腕の堀から打ったという点で価値がある。バットでアピールが必要な立場なので結果が出たことは大きい。残り2試合となったエキシビションマッチで生き残りを懸ける。

今永が6回2失点と及第点の投球。2回は、先頭の渡邊に対し、フルカウントからのカーブが微妙な判定で四球になった。確かに少し高かったが、ストライクと言われてもおかしくはないところ。続く大田の初球が不用意で、アウトサイド高めの少し抜けたスライダーを左中間に運ばれてノーアウト2、3塁。R.ロドリゲスにもスライダーを打たれ、三遊間を破られた。このあたり、変化球の精度が悪かった。

しかし、3回以降は修正し、伊藤光とのバッテリーの呼吸も合って、アウトを積み重ねた。6回は代打の西川のセカンドゴロを牧がファンブルしてエラー。しかし、渡邊をストレートで詰まらせてショートゴロ。森がエラーをカバーするような素晴らしいトスを見せ、牧も後ろから来るトスから体を上手く回転しながらファーストへ送球し、併殺に取った。

おそらく後半戦再開までとしては最後の登板となるだろう。前半戦は手術明けの復帰ということで、本人もある程度我慢しながら抑え目にしていたところはあるだろう。後半戦はエースとしてチームを引っ張るような投球を期待したいし、それができるコンディションに近づいているのではないか。

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ヤジ

14安打も4点止まり。日本ハムの投手陣は無四球だった。4得点にはいずれも3安打を費やしており、長打や進塁打を上手く絡めることができなかった。得点効率は引き続き課題になって行く。個々の状態は悪くないが、結局は得点が少なければ勝つ可能性も減って行くので、対策したい。

今永が2失点でとどめ、打線も逆転。エキシビションマッチということで、この日のリレーは櫻井、中川といったところになったが、先頭のR.ロドリゲスのショートゴロを森がエラー。前に出るか待って獲るか迷ったところ、バウンドが少し変わって対応し切れなかった。

万波にクロスファイアを狙ったが中に入って、三遊間を破られた。バントの構えをしていた鶴岡に3ボール。バスターがファウルになるなど、結局ライトフライでランナーは進まなかった。ここで中川に交代。

中川はボールが暴れており、谷内を歩かせて満塁。郡に初球のストレートが外れた後、もう1球ストレートを続けたが、低めのボールを右中間に弾き返され、走者一掃のタイムリー三塁打。ストレートを狙われたと思うが、甘くはないストレートをあれだけ打たれるのは気になる。王柏融も続き、この回4点を失った。

シャッケルフォードもストライク、ボールがはっきりしていて、少し甘くなったボールを捉えられた。7回の逆転で勢いが付いていたにせよ、ちょっと気になる失点だった。

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キジ

函館での久々の試合だったが、3連戦3連敗。エキシビションマッチもこれで1勝6敗1分。練習試合だから勝敗は関係ないとは言え、少し気になる数字ではある。ある程度、先発投手も投げられているし、打線も主軸、控えとヒットも出ているのだが、結果として勝てていない。

取るべき得点を取る、要所で抑え切るといったことが、本番モードになってできれば良いが、急に変わるわけでもない。4番にオースティンが入り、リードした試合で勝ちパターンが投げれば違ってくるとは思うが、残り2試合の京セラドームではもう少し手応えを掴みたい。

7月末から今月に入って、全国的に新型コロナウィルスの感染が爆発的に広がっている。プロ野球選手はワクチンの接種を行っているが、この状態だといつどこで感染してもおかしくない。そうした場合にバックアップとして出場する選手も重要になって来る。その意味でも外野手の3人が結果を出したことはポジティブに考えられる。内野も柴田が戻って来ているので、不測の事態にある程度は対応できそうだが、デルタ株の感染力を考えると、チームの大半を入れ替えという事態も考えられる。

ファームでは、前日に神里がサヨナラホームランを放った。この日は乙坂がソロを含む3安打。マルチヒットの蝦名も含めて外野手は一時の人手不足が解消され、良い状態になっている。投手陣では火曜の先発予定がずれた坂本が5回途中77球で自責点0の投球。一方、先発に転向する石田が2回2/3で7失点と気になる結果。先発としての調整はそう簡単には行かないようだ。この1試合で是非を語るのは早いので、しばらく見て行きたいと思う。

7日はオリンピック野球の決勝。日本とアメリカの対決になるが、台風が近づく横浜は雨になりそう。オースティンはDHでの出場になっているが、ケガなく最後の試合を戦い抜いてもらいたい。エキシビションマッチは組まれておらず、8、9日に2試合を行い、公式戦再開を迎える。

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