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平良が888日ぶりハマスタ勝利 開幕4連敗で止める

04/05 横浜DeNA2-0読売(ハマスタ)

先発の平良は2回に2アウト2、3塁のピンチを切り抜けると、6回まで85球、7奪三振で無失点の投球を見せた。打線は3回に宮崎のタイムリー二塁打で先制。6回に宮崎が2号ソロを放って追加点を奪うと、入江、伊勢、山崎と繋いで完封リレー。平良はハマスタで888日ぶりの勝利。

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ポジ [Good]

何と言っても平良のピッチング。2021年4月8日以来の1軍登板となったが、先頭の梶谷はアウトサイド低めのシンカーでショートゴロ。吉川は歩かせたが、丸には初球のインサイドへ食い込むカットでバットを折り、ファーストゴロ。岡本和にアウトサイド一杯に決まる146キロのストレートで見逃し三振に取った。

2回は門脇の二塁打で2アウトながら2、3塁とされたが、落ち着いて投手のメンデスを打ち取って切り抜けた。3回にテンポ良く2三振を奪って三者凡退で片付け、味方の先制点を呼び込んだ。点をもらった後の4回も、岡本和から三振を奪うなど三者凡退。流れをチームに呼び込んだ。

6回85球だったが、7回からは勝ちパターンの継投に入るため降板。7奪三振という素晴らしい投球だった。読売は前日に大量点を取っている反動があるだろうが、それにしても見事な投球を見せた平良は、ハマスタでは2020年10月29日以来、888日ぶりの勝利となった。

復活の一歩は記した。ここからローテーションに定着し、チームの中心的な存在になってもらいたい。

打線は、宮崎が2打点でチームの全得点を挙げた。3回は高めのチェンジアップが2球続けて甘く来たところを逃さず、中越えのタイムリー二塁打。6回には低めのスライダーをレフトスタンドへ運ぶ2号ソロで、貴重な追加点をもたらした。

開幕戦は、青柳対策もあってスタメンから外れたが、途中出場でヒットを放っており、チームで唯一、全5試合でヒットを放っている。打率.444、2本塁打、7打点は、僅かに5試合ではあるが三冠王。非常に良いスタートが切れたのではないか。

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ヤジ [Bad]

宮崎と佐野がマルチヒットをマークしたが、それ以外は関根のセンター前ヒットだけで5安打。2点は取ったが、投手陣に頼った連敗脱出だった。

6回は宮崎のソロで追加点を取った後、1アウト満塁のチャンスだったが、伊藤が併殺打。一塁にヘッドスライディングする気持ちは見せていたが、ここは何としてももう1点欲しいところだった。直後の7回に入江が連打でピンチを迎え、ここは何とか断ったが、危うく逆転負けに繋がりかねないところだった。

7回も宮崎が敬遠気味に歩かされて2アウト1、2塁だったが牧が三振。8回は再び1アウト満塁としたが、代打の大和が浅いライトフライ、佐野もセカンドゴロで無得点。11残塁の拙攻だった。まず1つ勝てたことは良しとしたいが、攻撃はまだ不安だ。

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キジ [Other]

やはりベイスターズは、投手力のチーム。5試合目でやっと先発が結果を出し、6回無失点でQSをマーク。7回は入江が連打されて肝を冷やしたが、伊勢から最後は山崎に繋ぎ、2023年初勝利は、完封リレーの投手陣がもたらしてくれた。

打線は前述の通り、11残塁。1番佐野は変えなかったが、2番に林を入れ、宮崎を3番に移した。3回の先制点は、佐野がヒットで出塁し、林が送って宮崎が還す形になったが、全体としては打順変更が奏功したとも言えない。

この日、ファームでは今永がWBCの決勝以来の実戦マウンド。5回を67球、3安打4三振で2失点(自責0)だった。3回に小深田の悪送球で1点を失い、中島の詰まったフライが、ライト線にポトリと落ちるラッキーヒットで、エラーで出塁したランナーが還った。

内容的には問題なさそうで、次の登板をどのように判断するか。一度、100球を投げるのか、このまま1軍で先発するのか。現在の先発投手の窮状を見ると次は1軍で投げて欲しいところ。

6日は開幕ローテーション最後の6枚目、東が先発する。平良に続いて欲しいが、今永がスタンバイしており、結果が残せなければ入れ替えもありうる。自分の投球をして欲しい。横川にはオープン戦で二度やられているので、しっかりと対策をして欲しい。

1つ勝ったので、乗って行きたい。

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