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伊藤将にお手上げ完封負け バウアー8回2失点も実らず

08/20 横浜DeNA0-2阪神(ハマスタ)

先発のバウアーは、2回にノイジー、佐藤輝の連打で1アウト2、3塁のピンチを招くと、木浪のタイムリーで先制点を許す。さらに4回にも佐藤輝のヒットから2アウト2塁となり、伊藤将のタイムリーで2点目を奪われた。しかし、その後はヒットを許しながらも粘投。120球で8回を投げ切ったが、打線が振るわず。伊藤将に6安打で完封負けを喫した。

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ポジ [Good]

バウアーが中4日で先発し、8回2失点のHQSをマークした。しかし、援護がなくウィーランドに並ぶ球団外国人投手最多タイとなる1シーズン10勝はお預けとなり、7月17日以来の4敗目を喫する形になった。

初回は三者凡退だったが、2回に1アウトからノイジーにストレートをライト前に運ばれた。佐藤輝も初球のストレートを狙われ、完璧に捉えてはいなかったが打球が伸びてセンターオーバー。1アウト2、3塁から坂本は良い当たりのサードゴロで、ノイジーがホームでタッチアウト。しかし、木浪に低めのストレートを弾き返され、ファーストの横を抜くタイムリー二塁打。ここは伊藤将を三振に取って最少失点で切り抜けた。

3回はランナー二人を背負うもノイジーを押し込んでファウルフライに取った。しかし、4回に再び先頭の佐藤輝に、カットボールに詰まりながらセンターの前に落ちるヒットを許した。坂本が送って1アウト2塁。ここで木浪は高めのストレートで詰まったセカンドゴロに打ち取った。伊藤将も打ち取って1点のまま切り抜けたかったが、真ん中のストレートをセンターの右へ打ち返されてしまった。思わぬタイムリーで2点目を失い、この1点がチームに重くのしかかる。

それでも、5回以降はランナーを出しても粘り強い投球で追加点を与えなかった。ベンチに戻る際のバウアーコールに対して、チームも鼓舞するようなポーズも見せていた。110球だった8回にもマウンドに上がり、ファンから大きな声援が送られていた。120球の熱投も実らなかった。

次回は、中4日か5日でバンテリンドームでの中日戦となるか。ホームではないが、10勝目を挙げて欲しい。登板間隔的にもまだ5~6試合は先発できそうなので、15勝を目標にして欲しい。それにはまず、打線が打たないと。5点も6点も取れとは言わないので、3~4点しっかりとコンスタントに取って欲しい。

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ヤジ [Bad]

バウアーがいくら頑張っても、1点を取ることすらできずに完封負け。これではどうしようもない。ストレートに強さもあったし、抜群のコントロールでバッティングをさせてもらえなかった。

1~3番で出塁したのは、3回2アウトから佐野がヒットを打っただけ。比較的、内容の良かった牧、ソトにチャンスを回せなかったのが全て。伊藤将が抑えるべきポイントをしっかりと抑えたということだろう。21日に登録抹消となる宮崎の欠場も響いた。

7回、牧とソトの連打でチャンスを迎えた。反撃できるとしたらここだけだろうと思ったが、大和が2球続けて来た真ん中のカットボールを引っ掛けて、最悪のショートゴロ併殺打。思い切って引っ張ったわけでもなく、大和らしく右方向へ押っ付けたわけでもなく、非常に中途半端なバッティングになってしまった。得点圏でいつも打てるわけではないが、一番の打者を迎えていただけに落胆も大きかった。

バウアーは終盤、ピンチを断ってマウンドを降りる度に、球場を、チームを鼓舞するように吠え、観客を煽るような仕草を見せていた。それでもその勝ちたいという気持ちは通じなかった。

9回、2アウトから牧が2本目のヒットを放ち、ソトが初球のアウトサイドのツーシームを打ち返したが、打球は右中間のフェンス直前で失速し、森下のグラブに収まった。コースが悪くなかったので、芯で捉えることはできていなかったか。風も含めて、ほんの僅かの差だったと思うが、伊藤将が最後まで投げ切った。

前述の通り、宮崎が試合前の練習中に背中の痛みを訴え、左肋間筋の炎症と診断された。三浦監督は21日に宮崎の登録を抹消すること、代わって藤田が1軍へ合流することを明らかにした。現在.334で首位打者に立っているが、これまでも休みながらの起用が続いていた為、まだ年間の規定打席には83打席ほど不足しており、自身2度目の首位打者獲得も黄色信号が灯った。

チームとしても、ここから貯金を積み上げて行きたい中で、攻撃面においては非常に大きな存在を失ったことになる。サードは、この日スタメン起用された林や、京田、藤田らがカバーすることになるが、こういう時のために西浦を獲得したのではないか。ファームで結果を残しているとは言えないが、1軍で実績もある選手で、守備も含めたトータルで期待するしかないと思う。

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キジ [Other]

このカードは結局、初戦を獲りながら連敗して負け越し。前の広島戦で負け越していた阪神に、2カード連続の負け越しで僅かでも焦らせることすらできなかった。2戦目はリリーフの差を見せ付けられ、3戦目は打線が完全に封じられた。バウアーも好投したが、先発投手でも差を見せ付けられてしまった形だ。

これで8月の土日は6戦全敗。7月9日に勝ってから、土日は12連敗。昨年と同じような形になりつつある。7月2日までは、ハマスタでの土日祝のデーゲームは1つも負けずに連勝を続けたが、7月15日からナイターに変わってから、ハマスタでの土日祝は、9戦全敗。土日のナイターは残り9月2日、3日があるが、全敗になりそうな勢いだ。

横濱漢祭も、初戦はナイスゲームで好スタートを切ったが、2戦目に逆転負け、さらに試合終了が遅くなったため、「必勝祈願轟音横濱漢炎舞」も中止となった。この日は17時試合開始で、両先発の好投で試合展開も早かった。

負け試合になったが、応援総長の角田信朗氏がパフォーマンスで盛り上げてくれた。イベントよりも勝利を、と言っている人がいるが、野球の試合には基本的に勝ち負けはついてしまうものなので、それ以外の部分で楽しめるものを、と考えられている。

もちろん、チームも勝ちたいのは山々だと思うが、簡単ではない。個人的には試合は試合、イベントはイベントだと思っている。イベントをしなかったから勝てるようなら即刻中止にすべきと思うが、そんなことはありえない。勝ってイベントを楽しめるように、今後もチームを強くすることを第一に運営して欲しいのは当然の願いだ。

それでは、現地の写真を。

関内駅北口、セルテの隣にあるデイリーヤマザキの店頭に貼ってあるイラスト。店員さんが描いているのだろうが、ちょっとした名物に。

ベイビアガーデンのステージにあるイラスト。

9月に行われる湾星学園祭のイベントの仕込み。コーチは教師、各選手は部活が書かれている。ただし、上茶谷は応援団兼スピーチライター。バウアーは放送部。

試合前には、とんねるずの番組でお馴染みだった「漢気ジャンケン」のイベントで石橋貴明氏が登場。牛島監督時代に石橋EAだったのは懐かしい話だが、今回は山崎、今永、牧、山本とジャンケン勝負。

佐野に代わって参戦?の山本は、ジャンケンで勝った場合に買う商品が300万円で、石橋氏に払えるのか心配される。山崎も「何敗してるの?」「防御率4点台だから」とイジられる。

ジャンケンの結果は、山崎が3連勝で優勝。優勝した場合、ビッグフラッグの作成費用300万円を出すことに。

応援総長のコールで、選手が守備位置へ走って行く。

この日もポケモンのプリンをイメージした、ピンク色のSSKのグラブを使用するバウアー。

漢気ジャンケン優勝の山崎は9回を3者三振に抑え、史上106人目の500試合登板を達成。入団以来、ケガでブルペンに穴を開けることなく、投げ続けて来たことは非常に素晴らしいと思う。クローザーであり、6年契約で好待遇でもあるので、現状は満足できるものではないが、チームでの貢献度は大きいと思う。

残念ながら完封負け。

奨吾、奨吾、中村奨吾の「よっしゃあ漢唄」

この日も「攻めまくれ」の現曲である「武士ノ花」まで披露し、最後は上着を脱いで肉体美を披露。試合は残念だったけど、盛り上げてくれたと思う。

球団公式You Tubeチャンネルの動画はこちら。

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