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ビッグイニングが止まらない 大貫も7失点

04/27 広島東洋10-1横浜DeNA(マツダ)

先発の大貫は、立ち上がりからコントロールに苦しみ、球威も感じられなかった。2回まではピンチを招きながら何とか踏ん張ったが、3回は1アウト1、2塁から坂倉のタイムリーで先制点を奪われた。安部の犠牲フライで2アウトとなるが、ここから投手の森下を含めて3連打。さらに満塁から羽月に走者一掃の三塁打で一気に7失点。ビッグイニングを許す悪い流れを断ち切れなかった。打線は佐野のソロの1点のみで大敗。

ポジ

ファームでは4試合で防御率7.50だった中川が3番手で登板し、2イニングをパーフェクトリリーフ。坂倉、安部、クロンと3者連続を含む4三振を奪った。

イースタンの開幕戦で5回途中、自責点8という登板が尾を引いているところはあるが、なかなか結果が出ておらず、ここ最近はファームの試合が少なく、最後に投げたのが17日に今永の後に勝又の2/3回を挟んで4イニング投げて3失点だった。

あまり良い印象もなかったので、日曜に急遽、甲子園に呼ばれてリリーフとしてベンチ入りしたことに違和感もあったが、久しぶりの実戦登板で7点ビハインドという場面。良い意味で開き直れたか。ストレートに力があって、フォーク、スライダーが良いコースに投げられた。だからと言って先発となると、また話が違ってきてしまうのだろう。しばらくはこのような形で登板して行くのが良さそうだ。あまり先発が早いイニングで降りることを想定したくないが、9連戦と言うこともあり割り切って投げさせるのが良いだろう。

佐野が後輩の森下から2号ソロ。久々のホームランがこういう場面で喜びづらいが、調子が戻って来ている手応えはあるだろう。宮崎のマルチヒットはポジって良いのか分からない。

ヤジ

この日の大貫は、昨年、今年と見たことがないくらい悪かった。多くの人が、ルーキーイヤーの楽天戦を思い出したのではないか。初回6失点でのKO。昨年も甲子園で初回3失点での降板があったが、それよりも悪かった。

昨年はマツダで勝利投手になっているし、マウンドと合わないということも考えにくいが、調整がうまく行かなかったのか。とにかく彼の特長であるコントロールがどうにもならないという感じだった。ストレートにも力がなく、打者が球威を感じていないから変化球にも対応できる状態。

できれば安部の犠牲フライの2点で止めたいところだったが、小園へのストレートの完全に高めに浮いてしまった。ビッグイニングになったのは、投手の森下にタイムリーを許してしまったこと。2ボール2ストライクから、戸柱がインサイドに構えている。実際は失投で真ん中に入って来たのだが、配球として本当にインサイドを要求したのなら、バッテリーとして問題がある。

投手が打席に入っていると、インサイドには非常に投げづらいと聞く。特に、この日のようにコントロールできていない状況だと、どうしてもインサイドに投げ切れない。要求する方も考えが浅いが、それに頷いたのなら大貫も投げ切らないと。無理と思ったらアウトサイドで勝負すべきだ。前の打席では落ちないスプリットを打たれているが、それが今シーズン初ヒットだったわけで昨年を見てもそこまでバッティングが良いわけではない。

投手に打たれたところで代えなかったのは、大貫のプライドに配慮してなのか。せめて菊池涼を歩かせた時点で交代だろう。羽月が左だったし、2安打と言ってもバントヒットと強襲の内野安打だったから打ち取れると判断したのか。普通の状態の大貫ではないのだから、勝負に徹するなら交代すべきだった。9連戦の初戦だから、多少失点しても代えない気なのかと思っていたら、次の鈴木のところで国吉に交代した。準備できているなら交代すべきだっただろう。中途半端な継投だった。

この日の森下の出来と、DeNAの打線を見る限り4点目が入ったところで厳しいことは明らかだったが、このような惨めなビッグイニングは防ぐべきだった。大貫の立ち上がりが良く、2回パーフェクトだったのに急に崩れたというわけではない。大貫がこんなに打たれるのは確かに想定外だが、監督としてリスクマネジメントはしておかなければならないし、冷静に交代を判断すべき。ポンポン投手を代えていては持たないとは思うが、それでも代えていたのがラミレス監督。もう少し続投させても良いのではというくらいなこともあった。継投は難しいが、こうも極端にならなくても。

3回で7点もらえば、森下も気持ちを楽に投げられる。佐野のホームランで一矢は報いたが、他に宮崎の2本だけで3安打。投打の噛み合わせということで、次の試合に期待する。

キジ

広島の放送局の実況、解説でも何か気を遣って話をされており、哀れみすら感じる。両リーグ最速の20敗は、かつては当たり前のように起こっていたことだが、4勝しかしていないというのは、半世紀に一度レベルの事態になりつつある。

もはやこの類のことを書いてもどうしようもないので、日々何とか勝利を掴むために全力プレーをしてもらうしかない。28日、29日と広島地方は天気予報が良くない。京山の先発が予告されているが、土曜日の先発投手も空席状態なので、中止があればスライドするような形になるか。

この日、ファームでは新外国人投手のロメロが先発し、4回65球を投げた。空港検疫で新型コロナの陽性反応が出たということで、もう少しかかるかと思っていたが、最初の登板である程度の球数を投げたので、順調に進めば1軍への昇格は早くなるかも知れない。

ストレートは153キロをマークしていたし、スライダーも大きく曲がるタイプで、ファームの打者では合わせるのが難しそうだった。速球系でも微妙にボールを動かしていたし、思ったより力みがなくて低めへコントロールされていた。山本がひとつ盗塁を刺しており、クイックが全然ダメという感じもしなかったし、牽制も無難にこなしていたので、少し安心した。

来週は80球程度の投球になるだろうか。読売のテームズがデビュー戦でいきなりアキレス腱断裂の重傷を負った。人工芝の球場で慣れていない外野守備に就いたということもあるが、しっかりと準備ができていないとケガのリスクも高まる。壊滅的な先発ローテという台所事情はあるが、今さら焦ってもどうにもならないくらいまで来てしまっているので、今後も見据えてロメロはしっかりと100球くらいを投げられる状態まで上げてから、1軍デビューさせて欲しい。若い投手だし、良い形で日本でのキャリアを積ませてあげたい。

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