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平良が4回自責0の好投 石田も開幕投手へ前進

03/04 横浜DeNA1-4埼玉西武(ハマスタ)

先発の石田は、3回にランナー2人を置いて外崎にセンター左へ運ばれ、蝦名が後逸する間に2点を失ったが、5奪三振で4回57球とまずまずの投球。2番手の平良は、最初のイニングに林のエラーで1点は奪われたが、彼らしい多彩なボールを駆使する投球で凡打の山を築いた。2回にアンバギーの二塁打と大和のタイムリーで1点を先制したが、その後は僅か2安打に終わった。

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ポジ [Good]

大貫が肉離れで離脱してしまい、開幕は阪神戦ということを考えると、石田と濵口が開幕投手に近いと思う。そうした中、今季初のハマスタでの試合、土曜日の先発を任された石田は、かなり近い位置にいるはず。

その石田は、初回にマキノン、外崎から連続三振を奪う素晴らしい立ち上がり。2回も先頭の渡部には浮いたストレートをレフト前に運ばれたが、中村、蛭間を連続三振に取った。ストレートの走りが良かったので、チェンジアップも効いた。

3回は2アウト1塁からマキノンに力でセンター前に持って行かれ、外崎には高めのストレートを弾き返された。センターの左前へ鋭いライナーが飛び、蝦名が飛び込んだが後逸し、ボールはフェンスまで転がった。難しい打球だったが、2アウトだったので回り込んで1点で止めたいところではあった。ただ、オープン戦なのでトライした姿勢は悪くないと思う。

最初の打席でヒットを打たれている渡部をチェンジアップで5つ目の三振に取り、後続をきっちり断ったことも評価できる。4回は2アウトからヒットを許したが、3つのゴロで無失点。4回57球2失点はまずまずの投球で、開幕投手へ一歩前進したかなという印象。次回の投球次第で17日(金)の先発を任させるかもしれない。この日に投げる投手が開幕投手になるだろう。

3月4日なのでまだ少し早いが、個人的には石田が開幕投手になってくれるのがベストと思っている。週末に中日、阪神が偏っており、マツダでも好相性なので、開幕カードに石田を置きたい。そして、2戦目か3戦目に来て欲しいのが、2番手で登板した平良。

沖縄での練習試合では、コントロールの精度が今一つという印象だった平良だが、トミージョン手術以来、久しぶりの登板となるハマスタで、彼らしさを見せられたのではないかと思う。個人的にイメージしていたよりも数段良い内容だったので、次回以降に期待が膨らんだ。

5回は、川野にストレートがやや浮いてしまったところをライト線に運ばれた。続く外崎の当たりは、スライダーをバットの先で引っ掛けたような打球がセカンドへ飛び、やや強い当たりで不規則なバウンドになって難しかった。林がグラブを弾かれてしまい、その間に川野が還った。

6回以降は、ストライクとボールの出し入れ、緩急を使って打者を翻弄する投球が見られた。5回からの4イニングで、主力は交代してしまうタイミングになったが、これだけのボールが今の時期に投げられていれば問題ない。次は先発で投げて、主力打者と対戦してもらいたい。

打者では、足の張りで別メニューが続いていたアンバギーが実戦復帰。ハマスタ初打席で低めのボールを拾ってレフト線に入れ、二塁打を放った。石井コーチとのティーバッティングが奏功したか。大田も良い当たりを放ったが、ライトの昼間がダイビングキャッチ。見事なプレーにライト、一塁側からも拍手が送られた。

1アウト2塁となって大和が今度は右中間に落とす先制タイムリー二塁打。オープン戦とは言え、得点圏の鬼が健在をアピールした。

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ヤジ [Bad]

大和の先制打の後、戸柱も歩いたところで浜屋がアクシデントで降板。代わった田村に蝦名が3球三振で打ち取られ、攻撃の勢いは萎んでしまった。それ以降の投手には、森の内野安打と蝦名のセンター前ヒットの2安打のみ。三浦監督も攻撃面で若手のアピールがなかったことを嘆いた。

打球としても良かったのは知野くらいで、結果が出ていないせいか振りも鈍い印象だった。そんなに簡単にポンポンと打てないとは思うが、対戦する投手もこの時期は1軍を争うレベルなので、もう少し捉えて欲しかったかなと思う。

3盗塁を許したが、そのうち2度は捕手の送球が大きく高めに逸れ、ベースカバーに入ったセカンドが捕る形になった。バッテリーの作業であり、捕手だけを責めるのは違うと思うが、フリーパスにならないためにも、オープン戦からきっちりと刺しておきたいところ。

9回に登板した宮國は2安打2四球で1点を失ったが、結果よりもチーム方針である3球で2ストライクを取るということが全くできていなかった。146キロはマークしていたが、近年のリリーバーは150キロ前後が普通と考えると、しっかりとコースに投げ分けができないと厳しい。もう少し調整して精度を高めて欲しいところ。

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キジ [Other]

この日は、2023年のハマスタでの最初の試合。コロナ2019の影響による規制が大幅に緩和され、この試合から応援での声出しが解禁となった。まだマスク着用ではあるが、応援団が外野席で鳴り物で応援をリードし、ファンが声援を送るという日常がかなり戻って来た。

ハマスタのオープン戦は全て13時開始なのだが、何故か14時のイメージとなっており、かなり早く着くつもりが試合開始から少し遅れてしまった。

試合前にはこのようなセレモニーも行われ、いよいよ声を使った応援が再開されるということで、開幕が楽しみだ。

画質があまり良くないのだが、1回裏の先頭打者、森が打席に入る部分の応援の現地映像。勝利の輝きから森の応援歌という流れで、やはりリモート応援に手拍子というよりも迫力がある。

好天に恵まれたハマスタ。声出し再開の影響は大きいようで、週末とは言えオープン戦でライト外野席は満席に近かった。両ウィングは神奈川県民の招待だと思うが、それなりの入りとなった。観衆は23,468人で、けっこう多いなと思った。

最初の打席で左中間への二塁打を放った佐野。

3月5日のオープン戦の後、チームを離れてWBCプエルトリコ代表チームへ合流するソト。この日は2打席凡退となった。

アンバギーはハマスタデビューの打席で、レフト線へ落ちる二塁打。

松尾が攻撃中の投手とのキャッチボールに登場。

4イニングで自責0と好投した平良。

9回2アウトから代打の松尾が登場し、どよめきと共に大きな拍手が送られた。

逆光で写真がうまく行かないこともあり、動画で撮影。ファウルで粘り、よく振れていたが、最後はボール球に引っかかって試合終了。

試合終了後の整列。

スターマンのお見送り。

今季初のハマスタということで、試合以外の様子をお届け。

コンコースの様子。

STAR SIDEの内野コンコースにオープンした大阪焼肉ホルモンふたご。

この日はベイカラのパルミジャーノチーズ味のみ。

ポケットスケジュールも準備万端。

試合終了後のBAYSTORE HOMEはかなりの行列。試合中が一番すいているので、グッズを買いたい方はそこを狙うと良さそう。

デモが予定されているということで、ハマスタ周辺にも警察車両がいて、警備の警察官も多かった。伊勢佐木モールを通りかかったら、デモ活動のような拡声器の声が聞こえた。

今年はどの選手がこの部分に登場するか。次に来るのは4月4日のホーム開幕戦になりそう。

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