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敗れたが投球の方向性としては良かった

08/26 横浜DeNA2-4広島東洋@ハマスタ

DeNAは先発の濵口が、10試合目の先発にして今季最初の登板以来、2度目のQSをマークした。勝ち越し点を奪われて降板したため、負け投手にはなったが6回を94球と壁をひとつ破った。打線が野村の前に梶谷の2ランのみに抑えられた。

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ポジ

濵口は初回こそ先頭の野間にヒットを打たれ、堂林を歩かせてランナーを溜めるといういつも通りの立ち上がりになった。しかし、鈴木に対しては早めに追い込み、最後は甘い変化球だったが打ち損じでショートゴロ併殺打。17球で1回を終えると、2回、3回はストライクが先行する投球で、合わせて4つの三振を奪った。球数も12球、15球と良いペースで投げていた。

この日はブルペンからストレートの走りが良かったということで、ストレートを中心に押して行けた。やはり早めに追い込むことで、チェンジアップの緩急が生きて来る。4回は相性が悪い堂林にヒットを許した後、鈴木に3-1とカウントを悪くして高めに入ったストレートをレフト線へ運ばれた。このパターンが濵口の負けパターンになる。松山にも3-1としてしまい、ストライクを取りに行ったスライダーを痛打された。

同点に追いついてもらった直後の6回も、堂林に投げづらそうにして、歩かせてしまった。二盗の後、再び松山に真ん中の変化球を打たれて勝ち越しを許してしまった。約2か月ぶりに6回を投げ切ったが、この失点は勿体なかった。堂林を意識し過ぎてしまったと思う。

濵口が先発の時は、四球も多く、毎イニング20球前後を投げるので時間がかかるが、相手の野村も素晴らしい投球だったこともあり、試合時間が2時間半で終わった。この試合は勝利に結びつかなかったが、このテンポは良い結果に繋がると思うので、持続して行きたい。ただ、それほど驚くようなボールを持っているわけではないので、荒れ球という部分は失うべきではないし、投げ急いだりストライクを揃えすぎると痛打されるので、そこは注意が必要だ。

梶谷が、野村の1球を見逃さずに捉え、10号同点2ランを放った。前日は左方向へ4安打したが、この打席は高めに浮いたカットボールを強振してライトスタンドへ放り込んだ。コントロールが良かった野村の数少ない失投を逃さなかった点は、梶谷の調子が上がってきていることを示す。3年ぶりに2桁ホームランということだが、年間を通して出場できれば20本打てることは分かっている。今年はより一層、出塁を意識しているようだが、場面によってはこういった梶谷の魅力を発揮してもらえればと思う。

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ヤジ

前日は1番梶谷が4安打、4番佐野も3安打だったにも関わらず、今一つ繋がりに欠けた打線。この試合では宮崎とソトを入れ替えたが、今度は宮崎がノーヒット。佐野もヒットが出ず、ソトが2安打するという逆の目が出てしまった。2番大和も最後にいい場面で打っただけで、繋がりとしては上手く行った訳ではなかったが、前日の流れのまま変えなかった。

なかなかうまく行かないが、この試合に限っては、野村がコースを丹念に突いていたので、攻略は難しかった。梶谷が失投を逃さずに同点には持ち込めたが、その先が出なかった。7回、100球に差し掛かるところで三者連続三振は見事だった。

フランスアは他のチームだと危ない場面があるようだが、DeNA戦では完璧な投球をするような気がする。

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キジ

数週間、ずっと昇格を推していた細川がやっと1軍に呼ばれた。この試合は出番がなかったが、K.ジョンソンが投げる27日の試合はスタメンで使ってくれると嬉しいのだが。代わってファームへ行ったのはロペスだった。ここまで不調が続いていたが、1軍で試合に出ることにより復調を図って来たが、このタイミングでリフレッシュすることになった。開幕直後の不振から、一時はかなり打っていたのだが、好調が持続せずに不振の波が大きく、長過ぎた。

ロペスが抜けてファーストには中井が入ったが、ソトを回すのが守備力的にもベストだろう。こんなスタメンができればいいのだが、ちょっと妄想が過ぎるだろうか。

9 梶谷
8 細川
3 ソト
7 佐野
5 宮崎
4 柴田
6 大和
2 嶺井
1 井納

細川はまだまだ粗さは残るが、ボールを見極める力は付いてきたように思う。足が速いので、出塁できれば梶谷とともにプレッシャーをかけられるし、3番以降の強打者の速い当たりのヒットでもセカンドから還れる。ヒットエンドランなどの細かいプレーをするのは難しいかもしれないが、2番オースティンと近いイメージになるかも知れない。

首のむち打ちで離脱しているオースティンもまだ実戦復帰していないことから、戻るのは9月半ばになるかも知れない。その分、ピープルズにはチャンスとなる。広島戦ではなく、以前ハマスタで打ち込まれたヤクルト戦に回るようだが、ここで結果を残せれば、オースティンやロペスが復帰してもチャンスを得られる。こうしたケガや不振による離脱も想定した上で、6人の外国人選手が在籍しているわけだから、そこを生かして行きたい。

井納は中8日で広島戦での登板となる。このところずっと安定した投球をしているので、期待は大きい。未だ未勝利のジョンソンに対して、先制点を与えずにいつも通りテンポの良い投球を見せてもらいたい。

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