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今年もヤスアキがクローザー 気迫十分のBP登板

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ第4クール3日目は、一日練習日。ランチ特打では、エスコバー、山崎、伊勢、入江が登板。午後の野手のトレーニングでは、トロピカルビーチで綱引きが行われた。アンバギーは足の張りで別メニューとなった。

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9回はヤスアキJUMPで!

昨日、球団から応援ルール緩和情報第2弾として、ハイタッチやヤスアキJUMPなどの身体を動かしたり集団での動きを伴う応援が解禁となることが発表された。ヤスアキJUMPと具体的に明記されているところに、ハマスタの名物であることを再認識した。

そのヤスアキJUMPを心待ちにしている山崎が、この日のBPで登板。いきなり森からツーシームで空振りを取るなど、ガチの投球を見せた。25球でヒット性の打球は3本だったとのこと。BPで打者に打たれるのではなく、しっかりと敬意を払って勝負することを選んだ。

ストレートの走りにも手応えを得た山崎。三浦監督も「その予定でいます」とクローザーの起用を想定している。もちろん、オープン戦でしっかりとした姿を見せてくれることが前提だが、ハマスタの9回にヤスアキJUMPが帰って来るか。

2022年を終えた段階で207セーブ。今年43セーブを挙げて名球会入りを決めてしまうことが、一つの区切りになる。大魔神・佐々木氏も、優勝した1998年にNPB自己最多の45セーブをマークした。優勝するには接戦を取っていかなければならず、クローザーの役割は大きい。昨年も含めて3度の37セーブが自己最多だが、40セーブの壁を破り「新しい夢」というベイスターズでの優勝に導けるか。

エスコバー、伊勢、入江の勝ちパターンも揃い踏み。伊勢は、まずは打者相手に登板できたことを収穫とし、入江は高めのボールで空振りを取ることをテーマとして、全球ストレートを投げ込んだ。実戦に向けて各自、ステップを踏んでいる。

午後は、野手はトロピカルビーチで綱引きなどをして強化トレーニングを行い、ロングティーで調整した。投手陣は石田、東、平良、ウェンデルケン、森原がブルペン入りし、午後はサブグラウンドで特守を行った。

16日の練習試合で、1打席だけで変わったアンバギーは、足の張りで別メニューとなった。MLBよりも早い2月1日からのキャンプイン、慣れない環境で比較的長い練習。真面目な性格とのことで、少しオーバーペースで来てしまったのだろう。ケガをする前に張りの段階でペースを落とすことは悪くない。この週末は様子を見て、来週のオープン戦あたりから出場できれば良いと思う。

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上茶谷が先発、小園も登板予定

第4クールは残り2日。18日は宜野座で阪神、19日は宜野湾で広島との練習試合が予定されている。天気予報は晴れになっているので、しっかりと実戦を積むことができそうだ。

18日のスタメンは以下の通り。

6 森
7 関根
9 楠本
D 戸柱
8 神里
5 京田
3 知野
2 山本
4 林
P 上茶谷(3)-阪口(3)-小園(1)-京山(2)

今回も大田、佐野、伊藤、ソトは帯同しない。オースティンとアンバギーは別メニューでの調整予定。1軍を争う選手にとっては、少し出番が増えるので、何としてもアピールしたいところ。

前の試合で勝又が長打を見せただけに、同じ左打者の関根、神里は食らい付いて行きたいところだろう。内野でも知野、林は1軍生き残りを懸ける。

投手陣は、上茶谷と坂口が3イニングに予定。開幕ローテーション争いに残るためにも、内容を見せて行きたい。3番手として小園が登板予定。前回は11日の紅白戦だったので、対外試合は初登板となる。このタイミングでベンチスタートの松尾が登場するだろうか。

B班は18日が休養日。宮崎ら5選手が21日から練習に合流する予定だが、18日に宜野湾へ移動して来ることが発表された。19日は自主練習という形で、宜野湾で姿が見られそうだ。いよいよ春季キャンプ最終週に向けて、1軍枠を巡る競争が一層激しくなる。

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