スポンサーリンク

ライブBPで石上が柵越え 小園は6人を抑える

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプは、6日から第2クールに入った。この日は午前中に室内練習場でサインプレーを確認。ランチ打を挟み、午後から今キャンプ初のライブBPを実施。石上が柵越えを放って観客を沸かせたほか、3年目の小園が6人と対戦してヒット性の当たりを許さなかった。

スポンサーリンク

左腕の石川からレフトへの柵越え

休養日明けの第2クール初日、野手は室内練習場でウォームアップし、短距離走のタイム計測。投手は多目的広場でウォームアップ。その間に前日の雨による影響を受けたグラウンドを整えた。

キャッチボールの後、森唯斗、佐々木千隼、上茶谷、平良、深沢、坂本が参加しPFPを実施。その後、外野手以外は室内練習場でサインプレーを確認した。外野手はメイングラウンドで、野手の間に落ちる中間飛球のノックを行っていた。

ランチタイムのバッティング練習には、桑原、オースティン、佐野、西浦に加えて柴田と関根も加わった。午後からは今キャンプ初の実戦形式となるライブBPが行われた。

投手は小園、中川颯、石川、中川虎、徳山、宮城、マルセリーノ、ディアスが登板した。中でも良かったのは小園。この時期は打者の目がまだ速球に慣れていないので投手優位になりがちだが、それにしてもしっかりと球威で押し込むことができた。

先頭の松尾は振り遅れさせて空振り三振、梶原は詰まらせてレフトフライ。山本にも速球で押し、ファウルを打たせた後、最後は押されてライトフライ。石上も押されてセンターフライ。そして、牧も球威に押されてファウルを打った後、グシャという音がしてセカンドゴロ(ボールボーイが後逸)。最後は林が当てただけのサードゴロ。

日刊スポーツの記事によると最速は144キロだったようだが、ストレートの回転数はまずまずだったのではないか。今後、打者も目が慣れて来ると思うが、小園自身も仕上げて行けば、球威で打者を押す投球ができると思う。次は10日の紅白戦になるかと思うが、実戦での投球を楽しみにしたい。

中川颯もサブマリンの投球を披露。打者がタイミングを合わせるのに苦労していた。セ・リーグでは希少なフォームだけに、うまくそこを利用したい。梶原には甘く入ったところをライト線へ運ばれた。追い込んでからのコントロールの精度を上げて行きたい。

打者では、ルーキーの石上がスタンドを沸かせた。左腕の石川から、高めのストレートに合わせ、レフトへの柵越え。フォローの強風が吹いていたとは言え、見事なバッティングだった。ショートを守る選手だがパンチ力もあるという触れ込みだったので、その通りの実力を見せてくれた。その次の打席では、タイミングを外されながらもライト線へ持って行くしぶとさも見せた。守備には課題がありそうだが、林と争うライバルとして大きな存在になるか。

今年は減量してキャンプに臨んだ京田もヒット性の当たりを複数放った。攻守にキレのあるプレーを期待したいと思う。

石川はコントロールにバラつきがあった。今年は期待の若手というよりも、リリーフ左腕でやってもらわなければならない存在。今後、精度を上げて行ってもらいたい。松尾も3打席連続三振でのスタート。現状タイミングが合っていないが、こちらも今後調整し、実戦段階での競争に備えたい。

スポンサーリンク

新外国人投手ケイがブルペン入り

2月2日に来日して宜野湾入りしたケイが、第2クール初日にブルペン入り。変化球も交えて31球を投じた。三浦監督が以前、リリーフとして期待しているとコメントしていた気がするが、本人コメントでは先発候補のようだ。

遅れての合流となったが、山崎が「世界一楽しいピッチャー陣のロッカールームへようこそ」というウェルカムボードで迎えてくれたようだ。他の新外国人選手とともに、少しずつチームに馴染んでくれているだろうか。

バウアーのYou Tubeを観て予習していたことが報じられていたが、オリックスのワゲスパックからも日本について聞いていたという。日本のボールも既に確認済で、好感触を持っているようだ。

まだ最初のブルペンなので内容どうこうではないが、今後先発候補としてどのような投球を見せてくれるか。コントロールは良くない方なので、球威でどれくらい押し込めるかがポイントになりそうだ。

スポンサーリンク

三浦監督は奄美へ移動

この日の午後、三浦監督は奄美で行われているB班の視察へ移動した。B班は2軍ということではなく、ベテランの調整も行われているので、そこも見て、コミュニケーションを取っておこうということだろう。

メンバーを振り分けた時点で決まっていることだと思うが、21日の最終クールから宮崎、大和を始めとしたベテランが宜野湾に合流することを明言した。

ベテラン、リハビリ以外でB班にいるメンバーは、限られた時間だが、少しでもアピールしたいところだ。B班はまだライブBPなどの実戦的練習に入る段階ではないが、仕上がりの良さを見せたい。

この日、初めて新ビジターユニフォームを着用しての練習となったが、実際に選手が着てプレーしているのを見ると、より良いイメージになった。背番号などの見にくさもそれほど感じなかった。ハマスタで見るとまた違うかも知れない。

7日は、ライブBPに深沢、佐々木、坂本が登板予定。ランチタイムに実施するので、佐野やオースティンらとの対戦になる。特に深沢がどのくらい投げられるのか楽しみだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました