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雨の影響で室内トレーニング いよいよ紅白戦へ

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプは8日、第2クール最終日。前日からの雨でメイングラウンドはシートが敷かれたまま使えず。選手たちは室内練習場で汗を流し、全体練習は早めに切り上げた。第3クール初日の10日は紅白戦が行われる予定で、実戦段階へ入って行く。

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中川颯が実戦に向けてブルペン

雨の影響でメイングラウンドには選手は姿を現さず、終始室内練習場での練習となった。ニコ生では録画で室内練習場の様子が流れたが、限られたスペースで雨Ver.のメニュー通り打撃、守備、走塁をそれぞれローテーションで取り組んだ。

投手陣は室内練習場でのウォームアップの後、伊勢、山崎、森唯斗らがブルペン入り。雨で気温が低めのコンディションではあったが、気合の入ったボールを投げ込んでいた。

10日の紅白戦で紅組の先発を務めることになった中川颯がブルペン入り。特別コーチのメンドーサコーチからアドバイスももらい、少し多めの62球を投げた。中1日置いて2イニングの登板なので、それに向けた調整ということになる。

本人も戦力外から支配下での獲得で、立場を理解しつつ意気込んでいる様子。持ち味を発揮して、結果を残して行きたいところだろう。

森唯斗は今キャンプ最多となる81球の投げ込み。先発投手としての調整は順調に進んでいるようだ。リリーフとしての実績は十分の投手だが、戦力外からの入団で、先発投手としての実績はない。早めに仕上げて練習試合でアピールして行かなければならない立場。

本人も良い感じで来ていると手応えを掴んでいる。捕手を務めた山本とは試合を意識した話をしたという。最終的には分からないが、森唯斗の登板時にはまずは山本がマスクを被るようになりそうだ。森唯斗がしっかりと競争を勝ち抜き、ローテーションに入って来てくれると助かるのだが、どうだろうか。

もともと投手陣は全体練習が12時までで、野手も含めて午後は個別に練習を行った。第2クール最終日でそろそろ疲れも出て来るというタイミングなので、選手によっては休養に充て、室内練習場やトレーニングルームで体を動かした選手もいただろう。

報道としてもこの日の練習の様子は非常に少なく、10日の紅白戦の話題が中心。当ブログもそちらの話題に移ることにする。

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10日の紅白戦のスタメン

第2クールが終わり、9日は2度目の休養日。既に球団公式サイトで10日の練習メニューが公開されており、紅白戦のスタメンも記載されている。当然、当日のコンディション等で変更はありうるが、現状は以下の通り。

紅組
9 度会
4 石上
5 井上
7 東妻
8 梶原
3 西巻
2 益子
6 京田
D 山本

継投:
中川颯(2)
宮城(2)
マルセリーノ(2)
石川(1)

白組
D 佐野
6 林
7 勝又
8 蝦名
3 知野
2 松尾
9 関根
5 西浦
4 柴田

継投:
小園(2)
徳山(2)
ディアス(2)
中川虎(1)

オースティン、桑原、牧は出場しないが、佐野はDHで出場するようだ。通常なら試合に出る時期ではないが、有鉤骨骨折からの復帰で、早めに投手との対戦する感覚を戻したいのだろう。1番に入ったが、これは打席を回す為なのか、今年も1番の構想なのか。

紅組は、ルーキー3人が上位に並ぶ。注目の度会が1番、ライブBPで柵越えの石上は2番、フルスイングに注目の井上が3番を務める。そして、4番には今キャンプは外野手として練習している東妻が入る。バッティングが評価されていることが分かる。

その打線と対する白組の先発は小園。6日のライブBPでは球威で押して6人を凡退させた。同じようにパーフェクトピッチングと行けるかどうか。松尾とのバッテリーも注目される。度会とのドライチ対決にも「人は人」とクールに応えた小園の本気の投球が楽しみだ。

2番手は同期の徳山。こちらもフェニックスリーグ、オーストラリアでの投球から、今年の飛躍が期待される投手。キャンプで注目度が爆上げのディアスも3番手で2イニングを予定。最後は中川虎が1イニングを投げる。

白組は、佐野が1番に入り、2番で林。1、2番が課題のチームで、林がどのような内容を見せるか。4番は蝦名が務める。関根はあえて7番に置いたのだろうか。ベテラン西浦がサード、柴田もセカンドでスタメン出場。白組が1軍ということではないが、若干経験の多いメンバー構成になったか。

紅組の先発は中川颯。既にブルペンやライブBPでも話題となっているが、サブマリンからの投球でどのように打者を抑えて行くか。先発ローテーション争いに入る上で、最初の実戦から結果を出して行きたい。2番手は宮城が2イニング。リリーフでの開幕1軍を狙って行くことになりそうだが、ロングの期待もかかる。その後、マルセリーノ、石川とリレーする。ライブBPでは今一つだった二人が、どのような投球をするか。

10日は通常よりも早く始動し、ゲーム前練習を行った後、ランチに入る。オースティン、桑原、牧のランチ打を挟み、12:30頃から試合開始。7イニングの特別ルールで行われる。紅白戦のスタメン発表と言えば豊島マネージャーなのだが、今年もファーム担当だとすると奄美にいるので、ないかも知れない。

今年初の実戦で、ルーキーや新戦力など注目の要素も多い。非常に楽しみだ。

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