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平良が5回無失点、細川2安打2盗塁!

前日の3月14日は、首都圏でも季節外れの雪が降り、雨天中止となった。本来ならイースタンの開幕戦。1軍は札幌ドームへ遠征していることもあり、満員になったはずだった。

1軍同様、公式戦の開幕は見送られており、当分の間、練習試合として行われる。イースタン公式戦でないせいか、NPB、ベイスターズ、ニッカンスポーツとどのサイトにも成績が見当たらず。イレブンスポーツで見て作っておいた。

03/15 ファーム練習試合@スカスタ

ヤ 000 000 010 | 1
デ 020 000 40X | 6

盗塁:細川(2回)、細川(3回) 暴投:金久保(2回)、田川(7回)

前回のオープン戦での好投で、開幕ローテーション入りが見えている平良が、ファームで登板。球威もあり、低めに集めたナイスピッチングだった。この投球ならファームでは寄せ付けないだろう。このまま調子を維持して開幕に入ってもらいたい。

細川が2点タイムリーを含む2安打。いずれもセンターから右へミートした打球だった。四球もひとつ選んでおり、確実性が高まった打席だった。そして、2度の出塁で盗塁を2度決めた。細川に期待できるところは、人並外れたパワーの持ち主でありながら、足も速いこと。それこそ広島のセイヤのような選手になれる素質がある。あとはバッティングをどこまで向上させられるか。開幕までまだ時間があるので、諦めず1軍を狙ってほしい。

そして、飛雄馬も3安打の活躍。先制タイムリーは詰まったような当たりだったが、9回は他の打者を完璧に抑え込んだ、1軍経験もある大下からクリーンヒットだった。立ち位置的にもラストチャンスな今季、まずは1軍に呼んでもらえる状態を作らなければならない。今から1打席も無駄にすることなく、アピールが必要だ。

キャンプではケガをしていた選手が実戦に復帰している。9回守備に就いた蝦名、代打で出場の東妻、そして2ランホームランの宮本。彼も足があって、パンチ力を秘めているから、面白い存在なんだけど。外野は細川、宮本、関根も使ってみたい選手なので、1軍の梶谷、桑原、楠本あたりがもたついているなら、すぐに取って代わるくらいの状況を作りたい。神里さえも安心できないようであればハイレベルな争いになる。

森は初回、強烈なピッチャーへのライナーが原樹理の足に当たってしまった。打球がちょうどファーストのところへ転がったため、凡退となったが良い当たりだった。原樹理はこれで大事を取って交代となった。ソトの打球が当たった上沢ほど強烈な当たりではなかったが、少し心配だ。

森は最後の打席でレフト前へしぶとく運んだが、三振した2打席は内容が良くなかった。まだまだこれから。守備は、難しい当たりはなく無難に捌いていた。

2番手の中川虎は150キロのストレートを連発して、球威を感じさせた。パワーピッチで抑え込む場面もあった。ただ、全体的にボールが高く、このコントロールだと1軍では痛打されるだろう。意識して高めに投げる球、しっかり低めに決める球のメリハリが欲しいし、ストレートの球威をより生かすための武器となる変化球にもっと精度が欲しい。ただ、高卒で育成入団から3年目としては順調に来ている。今年もどこかで1軍登板の機会がありそうだ。

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