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ロメロ契約合意間近も、補強への不安尽きず

ツインズのフェルナンド・ロメロ投手が、横浜DeNAベイスターズと契約合意という報道がアメリカで出た。25歳でMLBのプロスペクトの速球投手だが、今年はビザが取得できずにMLBではプレーしていないようだが、ツインズへ移籍金を払っての獲得となるようだ。

マリファナ所持、ビザ下りず

まだ獲得は正式発表ではないが、アメリカ側の報道で情報が伝わってきている。かつてプロスペクトのトップ100にも名前が挙がったロメロだが、2018年に先発でデビューも、2019年はリリーフで15試合の登板、防御率7.07だった。

飛躍が期待された今年は、マリファナ所持でスプリングキャンプに参加できず、延期して始まったMLBの公式戦もビザが下りずに出場することができなかった。

平均156キロという剛速球投手で、日本に来る選手としては高いスペックを誇るが、物件としてかなり曰く付きという感じか。ここ数年のベイスターズの外国人獲得は、かなりリサーチして多角的に判断しているから、それらの問題はクリアできると踏んでいるのか。

マリファナは地域によっては合法というところもあるし、そういう認識が薄かったのかも知れないが、銃の所持などでシーズン中に逮捕されたという選手もいたので、その点はよく注意したいところだ。コンプライアンスの意識が高いDeNAとしては、獲得するのであればそこは対策済ということなのだろうが。

実際に獲得となるかは今週中の正式発表を見守るとして、能力的には右のエスコバーが加わるといったイメージだろうか。パットンの代わりはシャッケルフォードだけとは考えていないのか、あるいはロメロを先発として考えているのか。

獲得になれば、同じカリブのソトやスペイン語圏ということではエスコバーも歳が近く、日本での生活などをサポートできそうだ。

他球団の補強と比べると不安が残る

DeNAからFAで2人を獲得した読売は、形としては補強を進めている。この後、外国人選手の獲得も予定している。

阪神は、中日の大野が残留したが、韓国球界からロハスを獲得し、アルカンタラも合意。さらに今年ロッテに復帰したチェン・ウェインも獲得している。その他、読売からトレードで山本も獲得し、来季の戦力補強に積極的に取り組んでいるように見える。

最下位に終わったヤクルトも、ソフトバンクを退団した内川の他、サイスニード、オスナ、サンタナの3選手を獲得。戦力外組からは、宮台らを獲得。FAの小川はまだ結論が出ていないが、巻き返しに向けて戦力を強化している。

中日は投打で新外国人を2人獲得し、阪神を退団した福留も復帰が決まったが、大きく補強したという印象はない。広島は例年通り独自路線。MLBでの実績が十分とは言えないが、若くて将来性のある選手を3人獲得している。

DeNAは、戦力外の風張と、育成契約の外国人2人という状態が続いていたので、今年去った選手に対して補強がほとんどされておらず、不安が続いた。FAの人的補償は田中俊太に決まり、ある程度即戦力としての期待が高まる。そして、ロメロ獲得の報道。やっと補強らしい情報が出て来たというところだ。

今年はMLBもウィンターミーティングが例年通りの形ではなく、大物の移籍がなかなか決まらず、日本へ渡る可能性のある選手の契約は遅れている。MLBは来季も開幕が5月になるのではないかという話もあり、マイナーリーグもまだ開催可能なのかはっきりしていない。

今年120試合を開催し、来季も今のところ通常通りの開催が見込まれている日本へ例年なら来ないような選手が来る可能性がある状況になっている。来週で球団は仕事納めになるだろうが、ロメロを獲得したとしても、もう1人くらいはレベルの高い選手をうまく獲得したいところだ。

今年は6人いて、5人登録できる状況だったが、ケガや不振で生かし切れなかった。FAで主力が流出している以上、外国人選手は常に5人登録しているような状況でないと厳しいシーズンになりそうだ。

DeNAファンにとっては、補強があまり進まず、他球団に置いて行かれているような感覚があったが、ここから来季への希望を与える陣容を作ってもらいたいと思う。ただ、支配下の枠は、シャッケルフォード、育成の石川あるいは宮城あたりの昇格を想定するとそれほど空いていない。あと一人、近年の外国人選手獲得の成功例を生かした獲得をしてもらえたらと思う。

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