スポンサーリンク

楠本の豪快な3ランで逆転

11/09 フェニックスリーグ@SOKKEN

先発の宮城が初回先頭打者の小野寺にソロを浴びたが、5回まで1失点で乗り切る。前日に続き打線が低調で阪神・齋藤に抑えられたが、7回に代わった望月から、楠本が3ランを放って逆転し、そのまま逃げ切った。フェニックスリーグ今季初勝利。

DeNA 000 000 030 | 3
阪神 100 001 000 | 2
[DeNA]宮城(5回)-ディアス(1回)-コルデロ(1回)-○笠井(2回)
[阪神]齋藤(7回)-●望月(1回)-小林(1回)
スポンサーリンク

ポジ

楠本が、望月が逆転3ラン。2ボールからインサイドのストレートを狙い打ったような、鋭い当たりを放った。弾丸ライナーで打球はライトポール付近でフェンスオーバーした。球場のスピードガンは108キロとなっていたが、ストレート系だったと思う。若干狙ったよりは中に入ったのかも知れないが、インサイド低めをあれだけ見事に打ったのは流石。

今シーズンも再三、書いている気がするけど、楠本はもう1軍で結果を残すのみという状況。ファームで結果を残すことは重要ではない。1軍の代打という難しい立場で、結果を出して行かなければならない。そこに足りないものは、精神的なものか、技術的なものか。1軍の代打で試合の後半に出て来た時に、セットアッパークラスの速球に負けている印象がある。速球に意識をかなり傾けるので、持ち前のバットコントロールで変化球も捌けない。それによって精神的に余裕がないように見える。

ファームでは4打席立って結果を出せるが、1軍では初対戦の力のある投手に対し、一発で結果が求められる。速球への対応と、一撃で仕留められる集中力を、環境の違うファームでどう養えるか。普通に打つだけでは身につかないのではないか。自ら縛りを課して打つなどの工夫が求められる。

6人が並んだ5勝ではあるが、イースタンの最多勝となった宮城。支配下登録に向けて、重要な時期になる。初回は先頭打者ホームランを打たれ、さらにコントロールを乱して満塁のピンチを作ったが、何とか切り抜けた。

その後は、角度のあるストレートを低めに配し、カーブによって緩急をつけた投球で5回まで1失点で乗り切った。良かったとは言いづらいが、これくらい投げられるようであれば、支配下登録も見えて来る。引き続き宮城の持ち味が出るように、意識して投球を続けてもらいたい。

スポンサーリンク

ヤジ

前日が1安打に終わった打線。この試合も齋藤のスライダーに苦しみ、7回までゼロ行進。8回になってやっと望月の四球をきっかけに3ランで得点したが、それ以外はチャンスも乏しかった。

ディアスは相変わらずの制球難。高山が3ボールからミスショットで捕邪飛に倒れ、1点失ってなおも1、3塁という場面で盗塁を仕掛けたがうまく行かず、ディアスとしては助かった。よく1点で済んだなという内容。

春に見た時はディアスの方が良いかなと思ったが、この日はコルデロが153キロをマークし、三者凡退。ただ、ストレートも空振りを取れるような威力が感じられなかった。エスコバーのようになっていくには、もう少しストレートの力が欲しい。イースタンの公式戦でも、どうにもストライクが入らなくなったコルデロを見かけた。コントロールがないなら、もっと球威がないと1軍では苦しい。支配下登録されるには、もう少しレベルアップが欲しいが、来季も育成で契約となるのだろうか。

笠井は、当初のフェニックスリーグのメンバーに名前はなかったが、1軍の名古屋遠征後に登録抹消されて宮崎に移動。いきなりの連投で、この日はイニングを跨いだ。1点差を守り切ったが、コントロールに不安は残った。1軍で投げた時にも書いたが、武器になるボールを磨き上げたい。

スポンサーリンク

キジ

6回の守備シフト。レフトにデラロサが入り、桑原がセカンド?先発はサイトウ ユキヤ、ベイスターズの3番はイトウ ユキヤ。先頭打者ホームランは小野寺、実況は小野塚氏。うーん。

混乱するような試合だったが、セカンド桑原はちょっと驚いた。入団時は内野をやっていたが、すぐに外野専任になっていたので、ここで内野をやるとは。センターの守備が素晴らしいことは分かっているが、外野だけで競争に勝つのは難しいので、複数ポジションでユーティリティー化する狙いか?ソトよりは上手いかもしれないが、この日はフライとかライナーが飛んで行ったのでよく分からなかった。

イレブンスポーツの実況は小野塚康之氏。元NHKのアナウンサーがここで実況しているとは。高校野球やNHKのプロ野球中継でおなじみの声。イレブンスポーツではウエスタンリーグの中継を担当しているそうだ。だからこれまで見ることがなかったのかも知れない。

超ベテランアナウンサーだが、途中で阪神の先発、齋藤友貴哉と伊藤裕季也がごっちゃになっていた時があった。まあ、確かに紛らわしい。伊藤は二人いるからイトウユキヤという呼び方になるが、齋藤はひとりなのだが。

本当はスコアを用意しようと思ったのだが、2021年の日程が発表されたため、試合を観るだけにしておいた。今後の試合は、場合によってはボックススコアを付けようかと思う。イレブンスポーツだと1ヶ月1000円でフェニックスリーグの中継が見られるので、1軍の試合が終わってしまうこの時期、ファームの選手の動向がチェックできるのは良い。無料だと1試合だけで、ベイスターズの試合に当たるどうかは分からない。6試合中2試合生中継、2試合は録画で夜に配信されるようだ。全試合中継とはいかないが、多くの試合が観られそう。観られた試合は当ブログでも投稿していくので、こちらも読んでいただければと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました