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今永が左肩のクリーニング手術

DeNAは、今永が左肩のクリーニング手術を受け、成功したと発表した。同時に、球団公式Twitter上で今永本人のコメントを公開。悩んだ末の決断であることを報告し、再びハマスタのマウンドに立つことを誓っている。さすがに「パワー!」はなかった。

クリーニング手術とは?

当然、素人なので詳しくは分からない。一口にクリーニング手術と言っても、いろいろあるのだろうと想像するが、Webで見てみると部分的に損傷している状態を修復するような手術が一例としてある。

投げているうちに、肩の関節が損傷してきて骨棘(トゲ)ができることにより、投球動作でひっかかったり、違和感が気になって全力で投げられなかったりするのだろうと思う。損傷が軽度なのか、重度なのかはもちろん分からないが、損傷部分をクリーニング、つまり除去することで、引っかかりや違和感が取れるというもののようだ。

一般的な場合、1ヶ月程度で投球が再開でき、3~4ヶ月で投球練習開始となるようだ。試合への復帰は半年がメドだという。田中健二朗や東が受けたトミージョン手術よりは早く復帰できる傾向にはある。

最近、手術を受けた選手

手術の内容は人や状態によって異なると思うが、肩のクリーニング手術ということだと、DeNAでは齋藤が2018年7月に右肩のクリーニング手術をしている。声出しの「開花宣言」での「肘を痛めて肩を手術」というネタになったものだが、翌年には1軍に昇格して活躍している。

野手では梶谷も2018年8月末に右肩のクリーニング手術を受けている。翌年はスロー調整だったが、自身のバッティングの調子も戻らず、本格的な復帰に1年以上かかった。

井納は右肘のクリーニング手術を2018年10月1日に受け、翌年は球数を制限されながらも開幕から投げていた。今年の活躍に繋がっているかも知れない。

そして、右肩、右肘ともにクリーニング手術を受けたのが2016年ドラフト2位の水野。入団直後から度重なるケガに泣かされ、2017年オフには育成契約に変更となった。結局、ケガから復帰することはかなわず、昨年末で戦力外となった。

肘に比べると肩の方が時間がかかる印象がある。

アマチュア時代にも肩に故障

駒沢大3年の頃は、ドラフトにあまり詳しくない人にもその存在が知れ渡るほどの投手だった。大学球界ナンバーワン左腕で、翌年のドラフト1巡間違いなしと言われていた。

しかし、4年になると肩を痛めて春季リーグを欠場。棘下筋(きょくかきん)の肉離れと腱板の炎症を起こしていたという。秋季リーグでは復帰したが、本来の投球ができずに駒沢大も二部に転落。ドラフト前に急速に評価を下げてしまった。

それでも、DeNAは故障を承知の上で1巡目入札に踏み切った。他球団は外れ1巡または2巡で考えていたかも知れないが、一本釣りに成功した。肩の故障がなければ、複数球団が競合したのは間違いない。

今回の肩の故障はこの時とは違うものだが、長年投手として左肩を使って来て、蓄積されたものが損傷という形になってしまったのかも知れない。

万全な形で復帰を

今の時点で、試合で投げることができていない以上、もともと今季は1軍で投げることは困難だった。よって、手術を決断したのであれば、この時期に受けることは来季に向けて早くスタートを切ったと言えるだろう。

肩にメスを入れるかどうか、非常に悩んだと思う。人によってはなかなか決断できず、何とか自然な回復に望みを託して、そのまま時間が過ぎて行くというケースもありうる。苦渋の決断だろうが、今永本来のボールを投げるために、このタイミングで手術をして不安を取り除くことを選択した。残念なニュースではあるが、その決断と覚悟は尊重し、応援したい。

来年は延期したオリンピックが予定されてはいるが、まだどうなるか分からない。ただ、タイミング的にそこへの出場は微妙なところだ。この冬、リハビリに励み来年の春には今永のピッチングを見せてもらいたい。実戦復帰まで6か月と言われているが、開幕は少し厳しいかも知れない。焦らずに万全の状態で戻ってきてもらいたい。

来年、ベイスターズはラミレス監督なのか、別の監督に代わるかは分からないが、今永については当面は100球前後で交代していくような形になると思う。これまでは完投能力がある先発として130球を超えることも珍しくはなかったが、しばらくそういうことは難しいだろう。

それでも先発の柱として今永の存在は大きい。この経験も彼の引き出しのひとつに加えて、また大きくなって戻ってくることを期待している。

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