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ただ打つのを待つだけの采配がズバリ的中

10/04 横浜DeNA9-3中日@ハマスタ

初回、先頭の神里がヒットで出塁したが、特に動くことなくソトに打たせて連打。続くオースティンが3ランと、いつもの打つのを待つだけの采配が的中し3点を先制。その後もオースティンは止まらずに1試合3発。神里が2号3ランでトドメを刺し、監督が動くことのない攻撃で大量9点を叩き出すベイスターズらしい試合だった。

ポジ

このパターンでしか勝てない、という試合ができて、4連敗で止まった。接戦になると1点を取るバッティング、作戦が皆無の為に脆さを出して負け続けているが、打線が序盤からホームランで得点を重ねさえすれば、破壊力は最強クラス。これぞラミレス野球の痛快な勝利だった。

サイクルホームランはならず

オースティンは、脳震盪から復帰戦でも松葉から5号3ランを打っていたが、この日も初回から爆発。インサイドに攻め込む球が少し甘くなったところを完璧に捉え、レフトスタンドへ運んだ。

2本目も松葉から。2-2の6球目、アウトサイドの高めに浮いたストレートを完璧に捉えて、打った瞬間のホームラン。こちらはレフトのホーム外野指定席に飛び込み、Twitterによるとお客さんの飲み物の中にカップインしたようだ。

この日のオースティンは止められない。7回には、ヒットのソトを置いて、センターバックスクリーン右横へ2ラン。又吉の低めボールになるシュート回転のボールを、見事にすくい上げた。これを打てるようだと怖い打者だ。

ここまでで3ラン、ソロ、2ランの3ホームラン。あとはグランドスラムが出れば、「サイクルホームラン」。8回に満塁で回れば、というところで、倉本が歩き、この日1軍に復帰した大和がヒットで繋いだ。1アウト1、2塁で神里となり、四球で歩いてソトが三振するとオースティンということでにわかにザワついてきた。

ところが、神里は2球目のカットボールをジャストミート。打球はライトスタンドに飛び込む2号3ランとなった。いや、いいんだけどね。しっかりトドメを刺したのだが、そこまで打たなくても。1試合4本の期待もかかったオースティンは、冷静に見極めて四球を選んだ。チームの勝利こそが全てと語るTAには、端からどうでもいい話だったのかも知れない。

さとみ、半沢ロスを乗り越えた

野球名鑑などの理想のタイプに石原さとみを挙げていた大貫。結婚によるさとみロス、さらには半沢直樹のファンで、先週最終回を迎えて半沢ロスもあったはずだが、投球からは微塵も感じなかった。

最近の登板ではコントロールに苦しむ場面もあったが、この日は大貫本来のコントロールが冴えた。ストレートにも力があり、変化球は低めに決まった。DeNA戦で打率4割を大きく超える大島を初回から三振に取り、3回まではパーフェクトピッチング。4回にその大島にヒットを打たれ、ノーアウト1塁となったが、後続を簡単に打ち取った。これほど簡単に片付けるのかというほどに。

5回は先頭の高橋に唯一の四球を与え、続くシエラにもレフト前へ運ばれた。危なかったのはこの場面だけ。しかし、阿部が初球のカットボールを引っ掛けて併殺打。これは狙い通りだが、阿部も術中にハマってしまった。前日のヒーロー木下拓も打ち取って、無失点で切り抜けた。

こうなれば大貫のもの。6回、7回をノーヒットで切り抜けた。7回にアルモンテから三振を奪ったチェンジアップはストライクからボールへ、打者の手元で落ちる見事なボールだった。ソトのエラーも物ともせず、シエラをファウルフライに打ち取った。7回を終えて77球と完封ペース。

8回先頭は阿部。落ち切らないフォークをレフトスタンドまで運ばれた。先ほどの併殺打の仕返しをされてしまった。郡司を打ち取り、代打の渡辺が出たところでエスコバーに交代。81球と余力は残していたように思えたが、リリーフ投手の調整もあって早めに降板した。このあたり、投球数は全然違うが、上茶谷のことも影響しているだろう。

これで8勝目。2年目で初の2桁も視界に入って来た。防御率も2.26と言うことがない。リーグ3位を争うような数字だが、規定投球回数はちょっと難しいかも知れない。雨天中止などがあれば5回先発があるかも知れないが、36回1/3が必要なので平均で7イニング投げても届かない。

開幕前に、ベイスターズの勝ち頭は大貫と言って誰が信じるだろうか。大貫には悪いが、そのくらい名前も挙がっていない状況だった。甲子園の1イニング降板がありながら、ここまで上がって来たのは大貫の努力とコーチらの支えあってのもの。2桁勝利を挙げるチャンスはあるようで少ない。120試合制での達成ならより価値がある。ぜひチャレンジしてもらいたい。

ヤジ

9得点が全てホームラン。これがラミレス野球だから、これについては今さら言っても仕方ない。このように偶発的に良いところでホームランが出れば勝てるが、ソロ3本だと苦戦を強いられ、勝負どころではホームランは滅多に出ない。

キジ

大貫の交代、エスコバー、三嶋の登板に否定的な意見があるようだが、個人的には全く問題ない。球数が全然違うので比較にならないが、上茶谷の件もあるし、大貫にはあと4~5回きっちり先発で回ってもらいたいので、完封がなくなった時点で交代は良い判断だと思う。ラミレス監督も「本塁打を打たれて完封の可能性もなくなったので、彼にはけがなく最後までやってほしい、そのメンテナンスとして」と言っている。

エスコバーも2日に1度は投げたいタイプなので、この3連戦登板なしになると月曜も含めて空き過ぎてしまう。良いタイミングで投げられたのではないか。

三嶋も、9-1の場面なんかで投げさせるから打たれたという声もあるかも知れないが、彼の登板については、当然投げるかどうかを本人に委ねているはずだ。山崎はセーブシチュエーションがなければ、1週間以上投げないこともあったが、三嶋はまだクローザーに転向したてで、間隔が空くことに慣れていない。

9月3日の読売戦では、3-13という大量リードを許した場面でマウンドに上がっているが、これもこの3連戦で一度も登板がなかったために、調整で投げている。今週は一度も登板していないので、前回よりは我慢した方だと思う。木、金あたりは同点に追いついて延長10回で登板という可能性があったために登板できなかったのだと思う。この試合は仮に負けていても登板したのではないか。月曜が休みなので連投にもならず、ベストなタイミングでの登板になっただろう。

人によって調整方法は異なるし、感覚もさまざま。昨年71試合に投げた三嶋としては、試合で投げる間隔が空いてしまうと、調子が狂うのだろう。ブルペンでいくら全力投球しても、試合で投げるのとは緊張感も異なる。本人が一番分かっていることで、それをブルペンの川村コーチと共有した上で、監督が継投をしているのであって、こんな場面で三嶋を出してと何でも批判すれば良いものではない。

4連敗を止めて、1日で3位に戻った。ハマスタでの中日戦はこの日で終了。残り6試合は全てナゴヤドームとなっており、今年はナゴヤドームで全然勝てていないので、苦戦を強いられるだろう。Aクラスの争いは、CSはないものの最後まで続いて行きそうだ。

火曜は菅野との対戦が予想される。開幕から依然12連勝中。彼を止めるチームはどこなのか。勝利数は異なるが、楽天の田中のように無敗のまま走り切るか。DeNAは開幕から無傷の3連勝の坂本が予想される。毎回大量援護を得ている坂本が菅野相手にどんな結果をもたらすか。3月の東京ドームでは好投も見せていたので、胸を借りるつもりで勝負して欲しい。

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