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シャッケルフォード投手を育成契約で獲得

横浜DeNAベイスターズは21日、ケビン・シャッケルフォード投手と2021年、育成選手契約を結ぶと発表した。2018年にレッズからリリースされ、トミージョン手術を受けて2019、2020年はどの球団にも所属していなかった。チームとしては来春、早期の支配下登録を期待している。

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TJ手術前は高指標

ケビン・シャッケルフォード
1989年4月7日生まれ、2021年シーズンは32歳。
196cm、95kgで、身長はピープルズ、国吉と同じ。右投右打
大学卒業後、ブルワーズから指名され入団。2015年にレッズへ移籍し、2017年にメジャーデビュー。
26試合にリリーフとして登板し、防御率4.70も30回2/3で38三振を奪った。

2017年はメジャー昇格前の3Aでも47イニングで61三振を奪っており、奪三振率が非常に高かった。90マイルを超えるファストボールに、80マイル後半で鋭く落ちるスライダーを武器に、三振を奪える投手のようだ。

しかし、2018年はレッズで5試合登板に終わり、この後TJ手術を受けている。ベイスターズとしては、現在のシャッケルフォードの状態をチェックした上で、育成契約を結んでいるが、来季から1軍で投げられると見込んでの獲得ということのようだ。

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他の育成投手とは異なる立ち位置

ベイスターズには現在、育成契約の投手が2人在籍している。ドミニカ共和国のコルデロ、ベネズエラのディアス。彼らはプロでの経験が浅い、もしくはない状態で来日し、文字通りNPBで育成している投手たち。

しかし、シャッケルフォードの場合はTJ手術明けで実戦登板の実績がないということで、慎重を期した形で育成契約となった。26歳以上で契約初年度の外国人選手は、3月末までに支配下登録を行う必要があるため、来春のキャンプで問題がなければ、開幕までには支配下登録されることになる。

ここ数年、外国人選手の獲得は比較的うまく行っているが、こうしたケースは初めてなので注目したい。おそらく2017年の時点でもマークしていた投手で、今年の彼の肘を含めた状態を把握した上での獲得だと思うので、心配はしていない。メディカルチェックもできているようだし。

2017年の状態であれば、かなりの待遇を用意しないと獲得できないレベルにあった投手。故障を背景に少し年俸を抑えて獲得でき、期待通りに活躍してくれれば非常に良い獲得となる。TJ手術後は球速がアップするケースもあるので、期待も高まる。

ただ、大学時代はキャッチャーだったようだが、膝を故障して投手に転向したという情報もあり、肘だけではなく膝にも爆弾はあるのかも知れない。基本的にはパットンに代わるリリーバーとしての期待だろうが、パットンの穴がすぐに埋まるかどうかは様子を見る必要があるだろう。

早速、本人がTwitterでベイスターズ入団の報告と待ち切れないという思いを発信している。来春のキャンプでの投球を楽しみにしたいと思う。

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ソトはMLBのオファーを否定

早くも新外国人選手の獲得が発表されたが、ソトとピープルズはまだ去就が正式決定していない。ソトは、昨日も書いたように東スポでMLBからオファーという記事があったが、これを否定するコメントをしたようだ。ソトは知らないかも知れないが、東スポはそういう新聞なので、ちゃんと分かっている人は真に受けない。たまにホントのことが書いてあるが。

ただ、ベイスターズ以外からもオファーが来ているような内容で、残留の可能性はあるが、難しい状況なのかなという感じもある。日本シリーズに出場している両チームがオファーしていそうな感じだが、どうだろうか。推移を見守りたい。

彼らとの残留交渉と並行しながら、新外国人選手の獲得を進める形になって行くことになる。井納がFA宣言するようなら、ピープルズ意外に先発ができる投手を用意しておくべきと思うが、獲得はあるだろうか。

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