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離脱者ゼロでハマスタへ帰還 練習試合成績まとめ

横浜DeNAベイスターズは2月28日に春季キャンプを打ち上げ、横浜へ戻った。3月1日は休養日とし、2日からハマスタで練習を開始した。5日から開始するオープン戦に向けて、各選手が調整を行った。ファームは春季教育リーグの初戦が雨天中止となった。

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全員無事にキャンプを終了

主要都市、そして沖縄県、宮崎県にも独自の緊急事態宣言が出される中、感染者を出さずにキャンプを無事に終えられたことに、まずは一安心。われわれファンがキャンプの様子を見ることができたのも、関係各位多くの人の尽力があったからこそ。制限された生活の中、数少ない楽しみとして過ごせたことに感謝したい。

三浦監督は就任以来、特定の選手を挙げて期待したり、評価したりすることを避けてきた。ラミレス監督であれば、クールごとに自ら進んでMVPを挙げていたが、三浦監督は常に全員ということを強調してきた。キャンプの総括でも、感染者を出さず、ケガにもなく終えられたことを一番大きなポイントとし、MVPも言及しなかった。

キャンプの練習メニューでも「ケースバッティング」ということで、様々なケースでの守備を中心とした確認を繰り返した。練習試合では積極的に盗塁を企画し、エンドランも見られた。三浦監督は「スモールベースボールをするとは一言も言っていない。昨年までの攻撃にプラスして、得点力を向上させるのであれば何かが必要で、そのうちのひとつが足を使うこと」と言っているように、急にチームの攻撃を大きく変えようというものではない。

オースティン、ソトの来日にメドが立たないのは苦しいところだが、彼らに佐野、宮崎を加えた中軸の強力な打線に、守備力を重視しながら得点を効率良く取るための貢献ができる選手を織り交ぜて行きたいという考えだろう。それが出塁率であり、進塁打であり、足を使った攻撃であり、ということだろう。

練習試合で数多くの失敗をした。そこから学び、どれだけ改善して行けるか。開幕までに全て揃うものでもないので、長い時間をかけて完成させていく必要があるだろう。

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ファームの教育リーグは中止

1軍は、ハマスタで練習を行った。午前中から昼過ぎまでは、風は強いものの雨はまだ降っておらず、各選手はキャッチボールやエクササイズなど、全体練習を行った。

久しぶりのハマスタは、どんよりとした曇り空だった。でも、やはり番長はハマスタが似合う。ここから開幕に向けてオープン戦での1軍絞り込みが行われる。この日、武藤がファームに合流することが発表された。前回の投稿で書いた通り、笠井の状態が良かったので、現状では妥当だと思う。武藤は状態を上げ、呼ばれるための準備をして欲しい。

5日にオープン戦初戦を迎える。開幕投手についてはまだ決まっていない。5日、6日で候補を先発させて決める感じになるだろうか。出来が悪くなければ大貫になるんじゃないかなと思っている。

一足先にキャンプを打ち上げて横須賀へ戻ったファームは、2日から春季教育リーグが開幕する予定だったが、雨天の為中止となった。次の試合は9日に予定されているが、5日に法政大学と無観客の練習試合をするようだ。さすがにこれはイレブンスポーツでも中継はないだろうか。結果も気になるところだ。

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春季キャンプ練習試合の成績

ファームの教育リーグの結果を記載するつもりだったのだが、中止だったため春季キャンプの練習試合の結果をまとめた。1軍の対外試合、全9試合の成績。

選手打率
細川9237332001.304
伊藤裕9214131011.190
神里9214053100.190
柴田9203203100.150
倉本9203121000.150
関根9184233000.222
佐野8184532000.222
田中俊9185024021.278
9163036101.188
中井9155231000.333
戸柱7134110001.308
大和6121001001.083
山本7104300001.400
宮本993021010.333
嶺井794013000.444
桑原582011010.250
伊藤光572222000.286
宮崎362000000.333
乙坂240010000.000
蝦名240020000.000
山下130010000.000
131000001.333
知野220001000.000
楠本110011000.000
28165223936358.231

打撃部門では打数が一番多かった細川が、ヒット数も7で打率.304をマークしてトップ。ホームランが出なかったのは寂しいが、結果を残したと言えるだろう。競争が続く伊藤裕、牧はともに2割を切ったが、牧は6四死球がチームトップと選球眼の良さが目を引いた。

捕手陣は軒並みバッティングが好調だった。戸柱、山本、嶺井に加え伊藤光も.286とまずまず。宮本は代走中心で打席は少なかったが、3安打をマークしてバッティングでもアピールができた。移籍の田中俊はなかなか成功しなかった盗塁を2つマークし、バッティングでも評価を得た。レギュラー獲りに向けて好スタートを切っている。

ファームから参加したメンバーは、森が1安打しただけで苦しい結果。教育リーグで結果を残し、オープン戦で出番をもらえるようにするしかない。そうした中、桑原がキャンプ最後に昇格した。神里が今年もまたスロースタートなので、生き残りを懸けた競争になりそうだ。

選手失点率
濵口31145811854.09
上茶谷31041113254.50
阪口272661211.29
京山272623222.57
大貫2632104334.50
国吉451829200.00
砂田452483235.40
入江251944135.40
平良2524861610.80
武藤44.124724612.46
平田441957149.00
伊勢33.21654137.36
笠井33922000.00
池谷331212300.00
三嶋11512119.00
石田11420000.00
4381344826333424.67

自責点は記録していないので、失点からの失点率で表記している。3試合に登板した先発投手の濵口、上茶谷は良かったとは言えないが、まずまずの結果。2試合目で炎上した平良は、オープン戦での次回登板で見極めとなるだろう。大貫も開幕投手を任せた、という内容ではなかったので、次回登板に期待したい。阪口、京山はイニング数は少ないものの結果を残した。ただ、奪三振が若干少ないのは気掛かりな点。タイプ的にも球威と落ちる変化球で三振が取れそうな投手なのだが。

リリーフでは国吉が好成績。フリー打撃での登板ではコントロールが荒れていたが、投げる度に良くなっている印象。パットンが抜け、エスコバーが不在なブルペンは彼が頼りか。キャンプ最後に昇格した笠井も順当。池谷は今後の主力打者との対戦を見てみたいところ。

上記のメンバーで16人なので、2~3人が開幕1軍を外れることになる。既に武藤がファーム落ちとなっている。笠井が良ければ、伊勢、平田、砂田がボーダーライン。先発では阪口、京山に対し入江が生き残りを懸ける。投手は野手に比べてメンバーが固定的だった。山崎はどうやらファームスタートになりそうな気配。他の投手にどれだけチャンスがあるか。教育リーグの結果も見て行きたい。

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