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開幕惨敗の予感漂う敗戦 どこまで改善できるか

02/28 読売-横浜DeNA@沖縄セルラー那覇

DeNAは先発の濵口が、FA移籍の梶谷にいきなり二塁打を浴び、2番坂本のタイムリーで早くも失点。しかし、4回まで85球を投じながらこの1点で凌いだ。5回はノーアウト満塁で1点も取れず、その裏守りのミスから3点を失った。特別ルールの9回裏には平田が2発を浴びて3失点し、完敗。

スコア

デ 000 000 010 | 1
読 100 030 003 | 7
(練習試合特別ルールで9回裏まで実施)
勝:戸郷
敗:濵口
S:中川
盗塁:陽(5回)、桑原(8回)
盗塁死:丸(1回)
失策:戸柱(5回)、若林(6回)、石川(8回)

個人成績

横浜DeNA123456789
[8]神里210中飛四球左安
9宮本200投ゴロ空三振
[3]田中俊310一ゴロ中安左飛
3中井200一ゴロ見三振
[9]細川100四球空三振
98関根200空三振左飛
[7]佐野310遊安二ゴロ一ゴロ
7桑原000四球
[D]宮崎200中飛三ゴロ
HD伊藤光211見三振左安(1)
[5]倉本200空三振左飛
5伊藤裕200三ゴロ遊ゴロ
[4]大和200二飛遊ゴロ
4200三失三直
[2]戸柱210左飛中安
H2嶺井210右飛中安
[6]柴田410中飛右安遊直左飛
3571
読売123456789
[D]梶谷210右2遊ゴロ
HD中島110中安
HD小林110四球中安
[6]坂本211右安(1)右飛
6吉川尚300左飛遊ゴロ見三振
[8]100四球空三振
8212四球一ゴロ中本(2)
[7]ウィーラー200右飛中飛
7八百板200空三振空三振
7石川111左本(1)
[2]大城211空三振四球左安(1)
2炭谷200空三振遊飛
[4]北村400投ゴロ中飛三ゴロ遊ゴロ
[3]秋広310空三振四球左飛遊安
[5]若林300空三振空三振遊ゴロ
H5湯浅100遊ゴ併
[9]松原220右安右安四球
H岸田100空三振
35105
横浜DeNA
濵口4173531
武藤173113
池谷150020
国吉130200
笠井131000
平田163203
読売
戸郷3132220
桜井293100
高梨140100
大竹130000
ビエイラ151011
S中川141200

所感

オープン戦は調整で、基礎をやる時期ではないが

練習試合の結果で悲観してどうする、という声も多いだろうし、今はミスをしても許される時期で、開幕までに課題を修正して行けば良いはず。それでも、この試合を観たファンは、これはヤバいと思わざるを得ないのではないか。

濵口の相変わらずのリズムの悪さと球数の多さ、戸郷に力負けする打線もそうだが、分かりやすいくらいにコントラストが見えたのが5回。単打3本でノーアウト満塁、結局得点できず。昨年まで何度見たことか。「これも野球」という前監督ではないが、起こりうることなのだが、チームが一番のテーマとしているだけに、キャンプ締めの練習試合、ましてや開幕戦の相手との試合では見たくなかったし、見せてはいけないと思う。

さらにその裏、読売のきっちりした走塁とこちらのミスで失点を重ねたことが、余計にその思いを強くさせた。ノーアウト1、2塁から吉川尚のライン際へのレフトフライで、二塁ランナーの松原がタッチアップ。桑原もすぐに返球したが、中継にうまく返らずスルーしたボールは力なく三塁へ。桑原くらいの選手だったら、あの距離であれば直接強いボールを返して欲しかった。決して怠慢プレーではないが、本気で走ると思っていたか疑問だ。

2、3塁となって陽の2球目、戸柱がリードの大きい三塁ランナーへピックオフ。送球がランナーに当たり、三塁線を転々とする間に2者が還った。きっちりとランナーを警戒し、ランナーを刺すための積極的なトライ。三浦監督もそう評価したが、そのトライで逆に2点入ってしまったのでは本末転倒。刺せればベストだが、あくまでリードを小さくさせて、ゴロGOでのスタートを少しでも悪くさせれば良いプレー。悪送球を一番やってはいけないシーンではないか。

もちろん、練習試合では結果を恐れずに積極的にプレーすることが大事で、ここで出たミスを認識し、練習していくことは必要なことだろう。しかし、開幕まで1ヶ月を切ったところで、オープン戦は微調整をしていく場であり、基礎練習をやり直すための場ではないはず。キャンプ中盤に1.5軍の若手が犯すミスならまだしも、ミスは起こりうるとは言えレギュラーキャッチャーのプレーを肯定的に捉えるのは、緩すぎはしないか。この日が練習試合に変わっていたからこそ言えることかも知れないが。

試合後のコメントでやり玉に挙げる必要は全くないが、きっちりと対処していかなければ、意識改革など程遠く、いつまでも変わることができないだろう。

彼らしいが進歩は感じられない投球

昨年も「イラつかせる投球」と書いたが、一番応援している投手だけに、濵口にはどうしても厳しく言いたくなる。結果としては、いきなり2人で1点奪われたところから、彼なりに粘って4回までその1点で凌いだ。予定の4イニングを3安打1失点、5奪三振と書くと、良かったのではないかと思うくらい。

しかし、球数は85。濵口にとっては平常運転だが、この流れで行けば5回も投げていれば捕まった可能性が高いし、またも5回2/3で降板というパターンが容易に想像できる。昨年から進歩は感じられない。配球的に、ストレートとチェンジアップの比率が非常に高かったように思うので、開幕戦の相手ということで何か意図して試した可能性もあり、この日の投球だけでは言い切れないところはあるが、ちょっと残念だった。

あれだけ球数も多く、投げる間隔も長いと、リズムが悪くて野手も乗って行けない。開幕投手を目指すのであれば、自分の投球だけでなくチーム全体を考えられるようでないと。目指すのは悪いことではないが、まずはきっちりとローテーションを守ることを考えて欲しい。

状態上げてきた国吉、笠井も結果を重ねる

ピリッとしない投手陣の中で、国吉は素晴らしい投球を見せた。ストレートも150キロに乗って来て、状態が上がってきている。主力が代わった後の登板ではあるが、2三振を奪った。オープン戦で微調整し、開幕に合わせられれば頼りになる。

池谷は2アウトまでは良かったが、そこから少しコントロールを乱した。フォームのアドバンテージ、スピードガン表示以上の球威はあるが、まだ少し不安要素もある。オープン戦に入り、主力打者が状態を上げ、試合終盤まで出場するようになって対戦した時に、どんな結果になるか見てみたい。

キャンプ最後に昇格した笠井も、内野安打が1本あったが、併殺で切り抜けた。こちらも昨年からストレートのスピードは申し分ないので、あとは細かいコントロールや変化球とのコンビネーションになってくる。ひとまず彼の立場としては結果を出し続けるしかない。だが、今のまま行けば、結果が出ていない武藤、伊勢よりも評価は上がって来るだろう。開幕1軍に入り、定着への足掛かりを掴みたい。

オープン戦開幕、5日ハマスタで

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の影響で、沖縄でのオープン戦が全て練習試合に切り替わり、オープン戦は3月2日に開幕となる。ベイスターズは、5日のオリックス戦が初戦となるが、オープン戦の開幕戦がハマスタというのは初めてではないか。緊急事態による苦肉の策とは言え、沖縄でオープン戦が行われないこともなかったし、九州や下関といった南から順番に地方球場などで転戦してくるのが慣習だった。

冒頭にも書いたが、オープン戦は若手や新戦力を見極める時期、そして主力は開幕に向けた調整の時期であって、基礎や作戦を練習する場ではない。とは言え、今年から就任した新監督の考えや、やろうとしていることが、1ヶ月のキャンプで完成するはずもないので、これからも長い月日をかけてやっていく必要がある。ファンとしても長い目で見て行かなければならないだろう。

開幕までにどのくらい改善できるか。限られた時間だが、あの練習試合があったからこそと開幕戦、そしてシーズンで思えるようにしてもらいたいと願う。

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