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ロペス!三嶋!2度の土壇場で起死回生

10/30 横浜DeNA3-3阪神@ハマスタ

最初の土壇場は9回裏2アウト。あと1人という場面から、ロペスがスアレスの低めの変化球を見事にすくって同点2ラン。延長戦に持ち込んだが、三嶋が四球から2アウト満塁のピンチ。植田へのインサイドのボールが死球と判定され、勝ち越し点が入ったかに思われたが、リクエストの結果ファウルに覆り、空振り三振に仕留めた。8回まで1安打という負け試合を引き分けに持ち込んだ。

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ポジ

ロペスのNPB999本目のヒットは、値千金の起死回生2ランだった。

ガンケルに封じ込まれ、8回まで神里のホームランのヒット1本に抑え込まれ、敗色濃厚という展開。9回に先頭の神里が2本目のヒットで出塁し、ソトが初球の高めに入ったスライダーを捉えたが、行ったかなという当たりがバックスクリーンの手前で失速した。どうも今年はソトのポイントで捉えられない。

オースティンはスアレスの158キロストレートに振り遅れて空振り三振。2アウトと追い込まれたところでロペス。3球の低いスライダーをすくい上げるようにして打った当たりは、レフトスタンドに飛び込んだ。得意の高めのボールではなく、たまに見せる低めを打つバッティング。それほど甘い球でもなく、あれをスタンドに運ばれては投手もお手上げだろう。土壇場で出た、最初の起死回生。試合は延長戦に入った。

ギリギリのところで追いついたので、三嶋の準備ができているか気になったが、それも影響したのか先頭の木浪を歩かせた。前日も先頭を出しており、少し疲れが出てきているのかも知れない。

梅野の打席で代走の熊谷を牽制で刺し、梅野はコントロールミスのストレートを振ってくれて三振。2アウトランナーなしとなるが、小幡の内野安打と盗塁で得点圏に走者を背負い、近本にはレフト前へ運ばれた。ここは前進守備でホーム突入は防いだが、島田に3ボールとなってから申告敬遠して満塁。

初球ストライクで2球目のストレートがインサイドへ行き、植田に当たった。球審が確認して死球の判定。阪神に勝ち越し点が入った。しかし、ラミレス監督がリクエストし、VTRを確認したところ投球は植田に当たっておらず、バットのグリップエンドに当たっていた。

この判定に救われ、起死回生となった三嶋。結局、植田をストレートで見逃し三振に取り、ピンチを切り抜けた。

三嶋は自分で招いたピンチではあるが、2度の土壇場で起死回生が起こり完全な負け試合を引き分けに持ち込むことができた。逆転してサヨナラ勝ちできればベストだったが、この引き分けは勝ちに等しい引き分けと言ってもいいだろう。ただ、読売の優勝が決まってしまったが、これはさすがにもういつになるかというだけの問題だった。やむを得ないだろう。

先発の京山は良かったとは言えないが、5回も連続四球はいただけないが、よく1点で凌いだと思う。良い時ばかりではないから、こういう時に最少失点で踏みとどまれるのは良いこと。次回があれば、繋げてもらいたい。

その後は、国吉が先頭の木浪に死球を与えて1失点したが、武藤が何とかピンチを切り抜け、砂田、伊勢と得点を許さずに繋いだことが、ロペスの同点弾を呼んだ。

乙坂を外して細川を使って欲しかったが、この日に関しては神里の起用が大当たりだった。全員がガンケルに苦しむ中、甘く入って来た変化球を捉え、完璧なホームランだった。9回も粘ってストレートをセンターへ運び、同点劇を呼んだ。

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ヤジ

読売戦で見せた攻撃を影を潜め、8回までわずか1安打。これでは勝てない。4連勝で2位も見える状況になったためか、若手主体への切り替えは行われず、レギュラーメンバーのスタメンになった。それでもここまで封じられるのは、ガンケルが非常に良かったということか。

さすがに今日は出番がなかった乙坂だが、ツイートしたように、現状で判断するなら楠本を下げるのではなく彼にするべきだろう。打率という意味では楠本の方が下ではあるが、貰っているチャンスの多さと現時点での調子を考えれば自ずと答えは出そうだが、ラミレス監督もお気に入りの選手と最後を戦いたいということか。

楠本もファームでは簡単に打つのに、1軍の壁が非常に高い。一番は速い球に負けていることだろう。ファームにも速球投手はいるだろうが、精度の低い変化球をバットコントロールで捉えれば、打率は上がって行く。代打という立場から結果を残して行くには、1軍のセットアッパークラスの速球を捉えなくてはならない。関根も1軍の壁にはね返され続けている印象だが、同じ感じになりつつある。

前日までの読売の状態が悪かったので、阪神相手だと簡単にはいかないなという感じ。この試合の内容だと負けなくて良かったと思った方が良さそうだ。

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キジ

ロペスの勝負強さで追いつき、三嶋が苦しんだものの、引き分けに持ち込んだ。お互いの連勝はそのままで、2戦目で勝負となる。中日が敗れたため、3チームが2ゲーム差の中にいる状態は変わらず。しかし、ここに来て再び貯金生活に戻れたことは評価できる。

この日は、技術実証として最大8割の観客を入れる準備をしていたが、実際は16,954人と5割程度の観客だった。それはそうだろう。10月末の気温の中、CSもない2位争いという消化試合。感染リスクも考えると足は遠のく。データはある程度取れたというような話だが、コンコースや駅周辺の込み具合は、人数的にもこれまでと大きく変わるものでもない。土曜は2万人くらいは行きそうだが8割は難しいかも知れない。

最近の登板では好投している井納が先発。いずれも勝利投手が付いていないので、打線は早めに援護点を奪いたい。秋山は2桁勝利に王手をかけているので、モチベーション高く投げて来るだろう。調子の出ていない主軸よりもフレッシュな顔も見たいが、どうだろうか。

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