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桃太郎電鉄スペシャルデーはべいすた社長が圧勝

05/01 横浜DeNA10-2東京ヤクルト(ハマスタ)

途中、雷雨により38分間の中断があったが、中盤に大量点を奪ったDeNAが4月4日以来となる27日ぶりのハマスタ今季2勝目を挙げた。先発の中川が3回途中2失点で降板も、リリーフ陣がパーフェクトリリーフ。代打倉本の2点タイムリーで勝ち越した打線は、7回に一挙6点を奪って試合を決めた。

ポジ

桃鉄作者の天覧試合で快勝

桃鉄をご存じない方はググっていただくとして、個人的にも子供の頃から遊んでいるゲーム。この日がタイアップのゲームとは知らなかったが、Switchの最新作も発売日に買って遊んでいるので、嬉しい演出だった。

このゲームの作者であるさくまあきら氏は、熱烈なベイスターズファンということでも知られる。ゲーム中に出て来る物件は、12球団全てのプロ野球チームがあるし、球場がやたらリアルだったりする。過去、名前を「べいすた」社長にして、横浜にあるプロ野球チームを買うと、優勝しやすくなるという裏技も入っていたほどだ。最新作では、ベイスターズが横浜駅ではなく中華街駅の物件になっている。

始球式などには登場しなかったが、さくま氏もバックネット裏の超VIP席から観戦されていた。天覧試合で見事な勝利となって、良かった。桃鉄を開発していたハドソンは現在、コナミに吸収されていて、そのコナミがNPBオフィシャルスポンサーかつ「パワプロ」でeスポーツという繋がりがあり、さくま氏がベイスターズファンということで実現したのだろうか。

先制点を取るも逆転され、雷雨で中断の後、打線が爆発という、桃鉄での逆転に次ぐ逆転という面白さを表すかのような試合になった。多くの人が思ったように、桃鉄の徳政令カードが欲しい。少なくとも5月は1勝0敗からスタート。キングボンビー直撃で50億くらい借金した状態だが、ここから逆転と行きたい。

先発の中川が映るスコアボードの両サイドに桃鉄が

倉本が156キロのシュートを弾き返し殊勲打

6回、先頭のオースティンがヒットで出塁した後、佐野のレフトフライを青木が落球。牧のバントを高梨がジャッグルしてノーアウト満塁。ここでヤクルトは近藤にスイッチ。この日も150キロ台中盤の高速シュートが冴えた。宮崎、ソトが連続三振。

戸柱のところで代打倉本が送られたが、前日は三振に終わっている。ノーアウト満塁は最初の打者で得点できないと無得点に終わりやすいこともあり、ここは150%三振で終わるだろうと思い、選手名鑑に目を落としていた。詰まったようなバットの音で視線を戻すと、打球が二遊間を転がっていた。

初球から積極的に打ちに行って、156キロの高速シュートにきっちり合わせてセンターへ運んだ。少し真ん中寄りに甘く来たところ、詰まったのが幸いして佐野も還れる2点タイムリー。前日に三振を喫しているからこそ、初球を狙って行けたのだと思う。球筋も見ることができていた。

ノーアウト満塁を逸していたら流れがヤクルトに行ってしまうところだった。ホントによく打ってくれたと思う。この2点が、7回のビッグイニングに繋がったし、砂田以降のリリーフも勇気を持って投げることができた。

ヒーローインタビューの待ち時間には、倉本の登場曲になっているサザンオールスターズの勝手にシンドバッドがずっと流れていたが、桃鉄の作曲はサザンオールスターズの関口氏が担当している(最新作はヒャダイン氏)。その倉本がこの試合でヒーローインタビューに立つというのも縁なのかなと思う。

5人のパーフェクトリリーフで繋ぐ

昨日の投稿で、ヤクルトのリリーフは全員が150キロ超を投げ、DeNAよりも上回っていると書いた。その投球を見ていたDeNAのリリーフ陣も感じるところはあったのだと思う。この試合は、中川が3回途中でピンチを残した後、5人のリリーフが1人のランナーも出さない完璧な投球を見せてくれた。

まずは国吉が逆転された後の2アウト満塁という大ピンチで登板し、オスナを打ち取って切り抜けた。交代が1人遅かったようにも思うが、このタイミングで中川を諦めた継投も良い采配だったし、それに応えた国吉も素晴らしかった。村上の打席では3ランで1-5になるイメージしかなかったが、安易に甘い球を投げなかったことは良かった。

国吉は3回もマウンドに上がり、2アウトを取ったところで雷雨が激しくなり中断。38分のインターバルがあった中で西浦も三振に取った。4回も高梨、塩見を連続三振で、合計4者連続三振。非常に素晴らしい内容で2回1/3を完璧に抑えた。勝利投手はエスコバーに付いたが、同点、逆転の流れを作ったのは国吉の完璧な投球だった。

さらにこの試合のキーポイントになったのは6回。3番の山田からという中軸に対して、エスコバーを投入した。普通ならシャッケルフォードか、砂田、平田あたりになるのだろうが、このイニングを無失点で抑えることでベイスターズの流れに持って行けるという判断で、エスコバーを早めにマウンドに上げた。その狙いが的中し、エスコバーが2三振を奪ってねじ伏せた。

倉本の殊勲打で2点を勝ち越した後の7回は、砂田が青木から始まる下位打線をきっちりと抑えた。ピンチを迎えれば平田を投入する準備もしていたかも知れないが、今年安定している砂田の投球だった。

7回に6点を奪い8点差となった為、8回は山崎ではなくシャッケルフォードに変更した。前日、サンタナに悔しい2ランを打たれたが、この日は3人できっちりと打ち取った。少し高めのボールが目に付いたが、力で押し切った。中軸のパワーヒッターには持って行かれる可能性があるので、ファームの登板で見せていたような低めへの角度あるボールを投げて行きたいところだ。

最後は前日緊急登板で2イニングを投げた三上が3人で締めた。本来であれば月曜に試合がないので、この日に投げても2連投にしかならないが、9連戦中のため、山崎も三嶋も温存する形になった。三上は明日はベンチを外れることになりそうだ。

ヤジ

中川はとにかく腕を思い切り振って、後先考えずに一人ずつ投球できたと思う。正直、併殺打を2つ取れた幸運もあったが、現状だとやむを得ないだろう。もう少しフォークで空振りを取りたかったが、読まれているのか、フォームにクセがでているのか、手を出してもらえなかった。

3回は守備の乱れにも足を引っ張られた。2アウト1塁で塩見の三遊間へのゴロを大和が追い付き、一塁へ送球したがワンバウンドになり、これをソトが捕れなかった。エラーは大和に付いたが、これはソトが止めないといけない。ミットだけで雑に捕りに行った結果で、ファーストとしての資質に関わる。ロペスと比較しては酷だが、彼なら場面と打者走者を考え、体を使って止めに行くだろう。

これで2アウト2、3塁となって、中村に初球をレフト前に運ばれた。これもスライダーが少し甘くなったが、狙われていたかなという感じ。できればこの2点で投げ切って欲しかったが、山田、村上には勝負し切れなかった。このあたりは今後の課題だろう。

攻撃では同点となった4回に、なおも2アウト1、2塁で戸柱という場面があったが、代打を出すべきと思った。5回先頭で乙坂を使ったが、もう一つ前で使い、一気に逆転を狙うべき場面だったように思う。しかし、6回にも2アウト満塁で8番に回り、代打の倉本が殊勲打。既に捕手を代えていたら代打を出せなかったかも知れないので、結果的には奏功した。

キジ

ハマスタで実に27日ぶりの2勝目

やっとハマスタでベイスターズが勝った。4月4日に今季初勝利、阪口と三浦監督の初勝利を挙げてから、10試合勝てず。その間、打線が得点を取れていなかった。それだけに3、4点目となった倉本のタイムリーは非常に大きかった。

近藤を投入してきたところで勝ち越し点を挙げられたので、ヤクルトにとってはビハインドという形になった為、7回は今野が登板となった。彼らには悪いが、少し落ちる投手であれば普通に打てる状態には戻っている。これまでの鬱憤を晴らすかのようなビッグイニング。もう少しコンスタントに得点して欲しいところだが、この日ばかりはいいだろう。

全試合あるいは毎週末は皆勤という方を除いては、この勝利が今季初の現地勝利という方も多いだろう。4月4日は5,000人の制限だったが、この日は既に販売していた15,743人が入った。東京都は緊急事態宣言、神奈川県もまん延防止等重点措置という中、違和感はあるが、自治体と相談の上で万全の対策を取って開催されたと思う。後述するが、中断時のコンコースやYデッキは昨年から引き続いて課題がありそうだ。

5月のスタートで、ハマスタで終わってみれば快勝という良い形になった。遅れて来日した外国人選手も状態が上がって来たし、今永も近いうちに戻って来そうな気配。体勢が整って来たので、反撃と行きたい。まずはこのヤクルト戦で勝ち越し、ハマスタで勝てるという手応えを掴んでおきたい。

カッパを持たず買わずで大勝利

一時的な雨が降るという予報になっていたので、コンコースで凌げば良いかなと思っていたが、思ったよりも雨が強くなり、雷も鳴るような荒天になった。

中断前にYデッキへ退避したところ、ベイスターズのグッズ売り場には長い列ができていた。ほとんどの人がポンチョを買い求めて並んでいたようだ。急な強い雨による特需で、飛ぶように売れた。

自分も買おうかと思ったが、この雷雨でノーゲームにならずに続行できるとすれば、再び晴れて来ると予想して買わずに、試合再開を待った。

BAY SIDEのYデッキではポンチョ購入に長い列
中断中はYデッキや階段がやや密な状況に

中断の目安となる30分が近づいたところで雷は聞こえなくなり、空も明るくなって来た。雨はなかなか止まなかったが、無事に試合が再開された。

試合再開後は晴れ間も覗き眩しいくらい

時折弱い雨は降って来たので、全く無駄にはならなかったが、あの行列のタイミングで買った人はこの日はあまり使わなかったのではないかと思う。今後使ってもらえれば。

残りは、このまま写真でこの日を振り返り。

やっとウィング席で見ることができた。この眺めと開放感が好き
オースティンのHRは打った瞬間分かったが、どこに当たったのかまで追えなかった
三上が締めてハイタッチ
前日と違い、この日は勝利の一礼。ブルペン組も遅れて加わる
倉本と国吉。この日のヒーローはこの2人で文句なし
やっとヴィクトリーセレブレーション
また次も良い試合が見たい

3月30日のホーム開幕戦で、勝てるだろうというところから逆転負けし、勝つことって本当に大変なんだなと感じる1ヶ月だった。子供の頃、ハマスタに来ても滅多に勝てなかった。たまに勝った時は、チームの順位とか関係なく嬉しかった。そんな気持ちを思い出させる帰り道だった。

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