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坂本KOで大敗、結局負け越し オースティン復帰弾

08/26 阪神9-3横浜DeNA(京セラ)

前日の大勝がウソのように、やり返されてしまった。阪神戦で3勝を挙げていた坂本が、同点で迎えた3回にサンズの2ランなどで一気に4点を奪われた。4回5失点で6月10日以来の3敗目。打線はこの日、5試合ぶりにスタメン復帰したオースティンが、最初の打席でホームランを放った。しかし、序盤の大量失点が重く9安打で3点を返すに留まった。終盤、平田と伊勢が失点し大敗で京セラ3連戦は負け越し。

ポジ

オースティンが復帰したというのは、それだけでとてつもなく大きなポジ要素。そして、復帰戦での活躍が多いという中、期待に違わず最初の打席で22号ソロ。素晴らしい立ち上がりだったガンケルのインスラをセンターバックスクリーンまで運んだ。決して甘いボールではない。8回の打席は併殺打に倒れたものの、マルチヒットで四球も1つ選び、打率.321で再びトップに浮上。出塁率も.426に伸ばした。ケガの影響は大きくなさそうで、まずは一安心。

宮崎も同じマルチヒットで3出塁。後半戦の出だしはかなり躓く形になったが、8月の打率も.256に戻してきており、シーズン通算も.297と3割復帰間近。佐野、オースティンの出塁率が高いだけに宮崎のバッティングが得点力に影響する。状態を上げて来ているのは心強い。

前日、偉業を達成した牧は、5回にセンターへ抜けようかというゴロを放ったが、木浪の好プレーに阻まれた。ベンチからどう見えたか分からないが、完全にアウトというタイミングでリクエストを要求した。ベースから離れたと見たのか、ワンバウンドをすくい上げた時に完全捕球でないと見たのか。

しかし、9回の最後の打席で高めのストレートをきっちりセンター前ヒット。大敗の展開ではあるが、この1本が大きい。これで打率は大きく下がることなく.292を維持した。7月は11試合で.194と苦しんだが、8月はここまで.478。彼にとっては中断が良い休養になっているようだ。3割に望みを繋いで行きたい。

9回に代打で出場した楠本もヒットを放った。試合展開に関係なく結果が欲しいところで、集中してよく打ったと思う。楠本はエキシビションマッチも含めて京セラドームとは好相性だった。途中出場の倉本もタイムリー。機を見て使いたいところ。

ヤジ

坂本が踏ん張り切れず、一方的な展開を許した。1回の初球、ストレートを真ん中に投じたところ、完璧に打ち返され、近本の先頭打者ホームラン。初球狙っていたところに、あまり意識せずに投げてしまった。これは打った方が上手だったか。

同点に追い付いてもらい、2回は下位打線を三者凡退で片付け、乗って行けるかに思えた。しかし、3回投手のガンケルからの打順で、1アウトを取って近本を迎えたいところだったが、ガンケルに高めのストレートをセンター前へ運ばれて出塁を許してしまった。

ガンケルに対してはボールが高めに浮いていて、投球のバランスも計算も狂って来てしまった感じだった。近本には初球ストレートが高めに外れ、続くスライダーも肩口から高めに入り、2打席連続ホームランかなという当たりだったが、フェンスの最上部に当たり二塁打。

これで命拾いとなれば良かったが、中野のセカンドゴロで1点入って近本が三塁へ進む形になった。何とか1点でというところで、サンズには初球のスライダーがまたも高めに入り、レフトスタンドへの2ラン。これはあまりにも痛い失投だった。

続く大山のセンターへのライナーは、桑原が目測を誤って後逸、三塁打となり犠牲フライでさらに1点を追加されてしまった。真正面に飛んで来る打球が一番難しいという。最初、前に出てしまったが思いのほか打球が伸びて来て、ジャンプするも届かなかった。これはやむを得ないだろう。

オリンピックの中断期間に手ごたえを得たスライダーが、この日は高めに浮き、キレも今一つだった。もちろん毎回良いボールが投げられるわけではない。ただ、ローテーションの柱になっていくのであれば、悪い時も悪いなりのピッチングが求められる。近本に甘く入ったスライダーをサンズの初球に持ってくるのはいいが、細心の注意を払いボールにして振ってもらう、ファウルにしかならないようなコースに投げるといった部分が必要だった。

坂本は6月10日以来の黒星となる。その間、自身に勝利がつかなくてもチームに勝利をもたらして来た。投球も次第に良くなり、本人も手応えを感じていたはず。だが、その分慎重さに少し欠けていたかも知れない。この敗戦でもう一度振り返り、次回はハマスタで冷静な投球を見せてもらいたい。

打線は、オースティンが復帰して早速ホームランが出たが、繋がりに欠いて追撃とまでは行かなかった。4回は2アウトから連打が出たが、ソトが凡退して続かず。5回は大山のエラーも絡んで2アウト満塁のチャンスを得たが、佐野が凡退して無得点。このあたりで得点が詰められれば、終盤勝負に持ち込めたかも知れない。

6回も今度は宮崎のヒットでロハスJr.が後逸。1点返してノーアウト2塁という場面になったが、後続が進塁打さえ打てずに凡退。7、8回はさらに点差が開いてしまい、打つしかないというところで、相手の思惑通り併殺打を打たされている。9回は7点差というところでタイムリーが出たが、一塁ランナーの楠本が三塁で刺された。点差を考えれば100%セーフでないと行ってはいけない場面。俊足ではあるが、ファーストのカットプレーで刺されるのはよろしくない。

こうした細かい部分のもう1点取るということができないから、今の得点力であり、順位になっている。打てる時はどんどん打って勝つ、競り合いは取れないという攻撃では、傍から見たら協力打線だとしても意味がない。ずっと続いているこの課題に進歩が見られない。

キジ

前日、DeNAが3敗と相性が悪い伊藤将を序盤に打ち崩したが、今度は坂本が阪神に攻略されてしまった。前日と真逆の展開で大敗。初戦も濵口が前半で大量失点しており、先発の出来により試合が大きく動く3連戦になった。2012年以来勝っていなかった、京セラドームでの阪神でひとつ勝てただけでもプラスに捉えるべきなのか。

これで阪神戦は、ビジター12試合が全て終了。既に甲子園の試合はオールスター前最後のカードで終了している。例年、甲子園の試合はいくつか雨天中止となり、シーズン終盤に入っているものなのだが、今年は高校野球が異例の順延となった中、DeNA戦は中止にならなかった。阪神との対戦も残り4つ。全てハマスタとなるわけで、相性は悪いが五分に持って行くくらいの気持ちで戦ってもらいたい。

ファームでは東が先発し、エラーが絡んで3失点したものの74球で5回を投げ切った。また一つステップが進んだ。先週は投げなかったので心配はあったが、問題なさそうだ。6回からの4イニングは有吉が登板。こちらも球数を徐々に増やしている段階。ファームでの成績はそれほど気にすることはないが、最後は連打を浴びて辛うじて逃げ切った。状態はまだまだといったところか。

24日にパラリンピックが開幕したが、その影響で神宮も使えない状況で、27日からは今度はヤクルト主催で東京ドームの試合。4カード連続ドームの最後となる。初戦は、前回好投した京山が中6日で登板。母校の近江高校は準決勝まで進出し、土曜の第1試合を戦う。先輩として良い姿を見せたいところ。

ヤクルトは新潟で抑え込まれた奥川。松山、静岡では2連戦が組まれていた為、ローテーションにゆとりがあり、一度登録抹消され、DeNA戦に合わせて上がって来る。最初の対戦であれだけ抑えられてしまうと、良いイメージで投げられてしまう。新たな苦手を作ることは避けたいので、何とか攻略したい。

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